昭和30年代、女子大生の母に、5つ上の父が独逸語を教えるの図。
私が生まれるずっと前、若かりし頃の父母の写真。なんだかとても微笑ましい。
当時、父が母に、これを読んであれを読んでと次から次へ本を貸してくれたのだとか。
父ならさもありなん(笑)
本日、古希を迎えた母。心から母の長寿に感謝したい。
つじつまの 合わぬ夢つなぐ この暗示 いずこより来しや 過去をたどりぬ
一昨年、母が詠んだ歌。母は真夏の夜明けの夢うつつに、一体どんな記憶の船を漕いだのか―
母は70に手が届いたとは思えないほど若々しく しゃんとしており、
短歌に素描に読書に旅行に…、と枚挙に暇がないほど好きな世界を溌剌と謳歌している。
古希の記念に、お祝いのお菓子と一緒に 旅行に持っていくのにおすすめのデジカメを贈った。
母はふと目に留まったものを、スケッチブックにさらさら素描する癖があるが、
同じように、デジカメでも好きな山野草や自然の風景を素描してもらえれば、と。

母@ザ・フジヤ・ダイニング。
一昨秋、母と一緒に箱根宮ノ下の富士屋ホテルに泊まった朝、少し早めに眼覚めた母と私は
観光客で混雑していた昼間とはうってかわって 静寂に包まれた館内や庭園を気ままに散策した。
至る所に散見される創業者好みの凝った意匠は、乱歩小説に出てきそうな風情で実にわくわく。
私たち母娘は、完全に修学旅行であちこち探検している女学生さながらだった(笑)

母はいつもさまざまなことに関心を示し、時には少女のように無邪気に驚いたりする。
古希とはいえ、本質は女学生のままみたいな人なのだ。
中学教師を経て、塾を開き、我儘放題な娘たち&息子を育て、さらにもっと我儘な父をアシストし、
弟に「千手観音だよね(笑)」と感心されるほど八面六臂の働きをしてきた母。
これからもますます母らしい毎日をたのしんでほしいと願ってやまない。
約半世紀前の母。
あるいみ、かわらないのかも。
私が生まれるずっと前、若かりし頃の父母の写真。なんだかとても微笑ましい。
当時、父が母に、これを読んであれを読んでと次から次へ本を貸してくれたのだとか。
父ならさもありなん(笑)
本日、古希を迎えた母。心から母の長寿に感謝したい。
つじつまの 合わぬ夢つなぐ この暗示 いずこより来しや 過去をたどりぬ
一昨年、母が詠んだ歌。母は真夏の夜明けの夢うつつに、一体どんな記憶の船を漕いだのか―
母は70に手が届いたとは思えないほど若々しく しゃんとしており、
短歌に素描に読書に旅行に…、と枚挙に暇がないほど好きな世界を溌剌と謳歌している。
古希の記念に、お祝いのお菓子と一緒に 旅行に持っていくのにおすすめのデジカメを贈った。
母はふと目に留まったものを、スケッチブックにさらさら素描する癖があるが、
同じように、デジカメでも好きな山野草や自然の風景を素描してもらえれば、と。

母@ザ・フジヤ・ダイニング。
一昨秋、母と一緒に箱根宮ノ下の富士屋ホテルに泊まった朝、少し早めに眼覚めた母と私は
観光客で混雑していた昼間とはうってかわって 静寂に包まれた館内や庭園を気ままに散策した。
至る所に散見される創業者好みの凝った意匠は、乱歩小説に出てきそうな風情で実にわくわく。
私たち母娘は、完全に修学旅行であちこち探検している女学生さながらだった(笑)

母はいつもさまざまなことに関心を示し、時には少女のように無邪気に驚いたりする。
古希とはいえ、本質は女学生のままみたいな人なのだ。
中学教師を経て、塾を開き、我儘放題な娘たち&息子を育て、さらにもっと我儘な父をアシストし、
弟に「千手観音だよね(笑)」と感心されるほど八面六臂の働きをしてきた母。
これからもますます母らしい毎日をたのしんでほしいと願ってやまない。

あるいみ、かわらないのかも。