goo

旅する写真

2009-11-28 09:43:51 | Art
いつか南イタリアのマテーラで逢ったバンビーナ。カリーナだったか、はたまたナタリーナだったか。
彼女は風に向かって何か語りかけていた。歳を訊いたら、かわいい指を4本立ててみせた。
今ごろは美しいシニョリーナになっているだろうな。

これはうちに飾ってある写真のひとつだが、
思いがけず撮った旅の写真って、何年経って見ても 心ときめく。
絵葉書みたいなただただきれいなショットより、旅先で出逢った心震わす存在に向かって、
夢中でシャッターを切ったショットに惹かれる。それが自分の写真であれ、誰の写真であれ。


日曜、「旅」をテーマにした写真展の第3部「異邦へ」を見に、写美(東京都写真美術館)へ。
(夏に第2部を見た感想はこちらをお読みください)
ポスターになっていたのは、渡辺義雄が1956年に撮った[イタリア]シリーズのひとつ、
フィレンツェのウッフィツィ美術館にあるミケランジェロのダビテ像ショット。

日本人写真家が海外で撮った写真を集めた今展は、世界中の観光客がカメラを向ける
エキゾチズムの対象を、名匠たちがどう料理してきたのかが私的見どころだった。


これは理屈抜きで好きだった作品のひとつ。
木村伊兵衛の「パリ・霧のメニール モンタン」1954年

初の海外旅行で、しかもブレッソンやドアノーの洗礼を受けたとはいえ、
人物を決定的に活写した木村伊兵衛の天才ぶりを垣間見るに十分なショットではないかと思う。


奈良原一高の[静止した時間]シリーズは、非常にシュルレアリスティック。
特に左は、フォトジェニックゆえに審美的敷居も高いヴェネツィアを切り撮った
アートとして、恐ろしく切れ味鋭い。



先ほどの渡辺義雄の[イタリア]シリーズの中で、最も惹かれたのがこの作品「サルデーニア」。
白と黒にくっきり分断された南イタリアの光と陰。こちらに注がれた女性の眼差しに射抜かれる。


同[イタリア]より。サン・ピエトロ寺院前の大通りを行く修道女3人の黒い衣のバランスが絶妙。


これも渡辺義雄の[イタリア]シリーズなのだが、こちらは図らずも典型的なローマ絵葉書的ショット。
ローマの名所でカメラを向けると、フォトジェニックゆえに誰しも撮ってしまう絵柄というか。
右はサン・ピエトロ寺院の中のバロックな螺旋階段。左はエウルの四角いコロッセオこと労働文明館。



↑ちなみに、右は うちの本棚に長らくたてかけてある自分で撮ったサン・ピエトロ寺院 の螺旋。
左は姉に撮ってもらったスナップ(下方に豆粒のような私..)。
オムニバス映画『ボッカチオ’70』で、フェリーニはこの四角いコロッセオに
ゴジラみたいに巨大化した妖艶なアニタ・エクバーグを絡めていたっけ。。


展示の最後にあった、港千尋の「バスク海岸、ビアリッツ」1986年

海はそもそもフォトジェニックな存在だけれど、凡百の海ショット以上の圧倒的な海の存在感を
焼きつけることは、実はとてつもなく難しいと思う。撮る側が小さいと、確実に負けてしまうから。
自称トラヴェリング・フォトグラファーこと港千尋のノルマンディー上陸作戦の海岸を撮ったこの1枚は
見る者を吸い込むような力がある。商業的な海写真に毒されていると、よけいに新鮮。

(と、毎度 終了してしまった企画展の話ばかりで恐縮です。。)


写美を出ると、ガーデンプレイスの一角に植えられたオリーブの樹にどっさり実がなっていた。
いいなあ&おいしそう。。うちのオリーブは、ぼうぼう枝が伸びるばかりで今年は結実しなかった。。


とはいえ うちのベランダの枇杷の木が、10年目にして初開花! 秋冬に咲く珍しい花。
枇杷に絡んだ季節外れの朝顔に触発されたのかな。来年こそ枇杷の実がなるとうれしいな。




先週末、弟の竜が研究会のついでにうちに来ていたので、中国通の竜おすすめの
西池袋ディープチャイナエリアにある中国東北地方の家庭料理店に足を延ばした。
竜から聞いていた通り、客もメニューも雰囲気も完全に中国。しかも身体に優しい味。
かつて北京留学中の竜と方々を巡ったことを懐かしく思い出した。
あれから約10年、中国は劇的に変わっている。

これは今年9月に竜が北京旅行中に撮影したスナップ。

右はレム・コールハースがデザインした中国中央電視台の新社屋。左はマンダリン・オリエンタル
…といいたいところだけど、今年2月に炎上してしまった後の残骸(高さ160m!)。
火災原因は花火だったらしいが、国慶節には懲りずに花火をばんばん打ち上げていたよう。
昔もいまも、かの国の人たちは、面くらうほどいきものとしてたくましい。

国慶節の練習用に打ち上げられた花火を 竜が激写。よく見ると、逆さスマイル!



火曜、乃木坂の仏料理店で対談取材後、ミッドタウンに寄り道。クリスマスデコレーションの
華やかさに比して、平日だからか人影もまばら。サンタの方がいっぱいいたかも。。
右下は写美の帰りに通ったガーデンプレイス。どこもLEDはきらきらだけど、不況の影は深い。





木曜、レイちゃんのお誘いで木彫刻師 岩崎努さんの個展を見に銀座の『サロン・ド・バーグレー』へ。
ここはオーダーメイドでお洋服を作ってくれるサロンなのだが、今回は期間ギャラリーとして開放。
作家さん自らが作業する姿も見られて面白かった。いろんな木を使っているそうで、サロン内にも
ほんのり心地よい木の香りが。私が特に気に入ったのは、この兎の彫刻。作家の岩崎さんいわく、
こんな風にむくむくの毛の量感や質感を表現する方法を「毛彫り」というそう。恐るべし、けぼり!


帰りにレイちゃん&山川さんとゴハン。VMDのプロ山川さんは最近靴作りも学んでいるそうで、
靴の皮革で手帖カバーも手作りしているのだとか。受注販売もするそうなので、
愛用のクオ・ヴァディスのレザーカバーを早速お願いしてみた。

↑山川さん手作りの上質レザーでできた手帖カバー。彼女のネイルもシックでした。



先週、ニキの1年半目の月命日にと挿していた白い百合が、10日も経つのにみずみずしく、
しかも1本から6輪も開花。残り2つの蕾も着実に膨らんでいる。濃く澄んだ香りに記憶がそよめく。
7年前の11月、父が逝ったときにも濃密に香っていた百合の芳香。


漱石の「夢十夜」の第一夜には、白百合の印象的な夢のラストシーンがある。
女の墓の側で百年待った男の鼻先に「骨にこたえるほど」匂う真っ白な百合が咲くのだ。

金井田英津子 画のパロル舎刊「夢十夜」より
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

大乱歩、大佛次郎、ゴリラ、MJ

2009-11-20 09:42:17 | Book 積読 濫読 耽読
「あれは夢だったのかしら、それとも、
だれかのいたづらに、うまく一杯かかったのかしら。」

――江戸川乱歩『人間椅子』の草稿冒頭より



ここのところずっと、原稿を書いてはソファーでうたた寝し、また起きては原稿に向かうという
日々だったので、朝も昼も夜も、寸断されたゆめとゆめの間に間に漂っているような感覚だった。
先週はとうとう一歩も外に出ず、書き続けていた。おかげで、あれやこれやの入稿や校正は
無事済んだけど、ブログは随分間があいちゃったなぁ。。

日曜、まる一週間ぶりに小休止して外出。どうしても観たい催しが2つばかり、
この日が最終日だったので、見逃すわけにはいかなかったのだ。

まず向かったのは、横浜元町。ちょうど去年の今頃、横浜レトロ散歩取材を楽しんでいたので
懐かしい。あっという間の1年。今年はいろいろ考えさせられる深い1年だった<既に回顧モード。
と、これは山手 港の見える丘公園で目に留まった薔薇。その名も、「カトリーヌ・ドヌーヴ」!


公園の奥の神奈川近代文学館の前には、サンザシの実がぷりぷり鈴なりになっていた。


どうしても観たかったというのは、こちら。


しかし「大乱歩」とは、よくいったもの。
展示物にあった『三角館の恐怖』の新連載開始告知にも、「大乱歩遂に沈黙を破る!」とある。
他にも「大快報」「熱賛驚嘆」「大反響」と、まあ 煽る煽る(笑)
ちなみにこれは1951年に面白倶楽部に連載していたよう。
私は小学時代にポプラ社版の『三角館の恐怖』を所蔵していた。

↑これは小説名からがして『大暗室』ですからね。しかも「大長編大探偵小説」「大確信」と
やはり「大」の大連発。この作品は1936~1938年「キング」に連載していたよう。
私はやはり小学時代にポプラ社の『大暗室』を愛読していた(今も本棚にある)。
『大暗室』というインファンテリズムあふれる造語の響きには、当時からうっとりだった。


「大乱歩展」は最終日とあって予想外に混んでいたけど、同時代に乱歩作品と親しんだと思しき
往年のファンらしき姿もちらほら。たとえ白髪で腰が折れていても、
食い入るように展示物に見入るまなざしは、少年のそれだった。

↑ベレー帽で相好崩す乱歩先生を囲む 同時代ファンの少年少女たち。


乱歩という人は恐ろしく几帳面だったらしく、都内を転々とした足跡を解説付きの詳細地図に
したためていたり、自身の手書き年表(鳥瞰図と乱歩は云っている)をこと細かに残していたり、
とにかく偏執的記録魔だったようだ。そんなマニア垂涎の資料の中には、こんな嬉しいものも。

左は『人間椅子』の生草稿!(1925年に連載された発表稿とは設定などがかなり異なっている模様)
右は『押絵と旅する男』の橘小夢によるオリジナル挿画(丸尾末広風味ですが..)


乱歩の全集は春陽堂をはじめ、さまざまな出版社からが出ており、どれも装幀が凝っている。
1931~1932年に出た平凡社版の全集には『探偵趣味』なる付録小冊子が付いていたよう。
竹中英太郎が手がけた挿画(2号以降)は、どこかアールデコの匂いもして洒落ている。
ただ、最終号の『犯罪図鑑』は生々しい図版が多く、風俗壊乱のかどで発禁になったのだとか。。



大乱歩展を大満喫した後、すぐ側に「大佛次郎記念館」があったので、ついでに立ち寄ってみた。
大佛次郎といえば、自分の棺に自著ではなく猫を入れてほしいとのたまったほど大の猫好き。
記念館のエントランスや館内にも彼が収集した麗しい猫オブジェが何匹も。


正直、鞍馬天狗など大佛次郎の時代小説は未読ながら、エッセイ集『猫のいる日々』や
そこに入っている童話『スイッチョ猫』のような猫モノは、愛猫家にはたまらない快作かと。
しかし、生涯500匹もの猫たちと暮らしたり餌付けしたりしてきたという大佛次郎大先生の
まなじりの下がりきった猫愛で顔は、どうにもひとごととは思えないものがある。。

平凡社『作家の猫』より


閉館時刻の17時には、すっかりとっぷり陽も落ち、ヨコハマタソガレ。

この後、元町通りの老舗 喜久屋洋菓子舖の2F喫茶室に立ち寄り、コーヒー&レモンパイで一寸休憩。
すぐ背後の初老のご婦人が、まるで秘密の恋話でも打ち明ける女子高生みたいな調子で
小娘時代の奇妙な心中未遂の顛末を朗らかに話していて、ついつい耳ダンボに。。
大乱歩先生、大佛先生、事実は小説より奇なり、ですねえ?


その後、横浜から新宿に出て、大学時代の先輩、芝田文乃さんの写真展
「TOKYO-KRAKOW,COME AND GO vol.10 いったりきたり日記/2008年版」へ。
こちらも最終日滑り込みだったけど、無事に観られて ほっ。

東京とクラクフを往復しつつ、過去1年に撮ったスナップショットの中から約30枚を選び、
時系列に展示するという毎年恒例のこの写真展、今年でなんと10年目だそう!
継続は力なり。気負わず、どこかユーモラスでシュールな文乃ワールド、
クセになる面白さがあり、今年も興味深い傑作が多々あった。
これはそのひとつ、今回の案内葉書などに文乃さんが使用した写真。

私はてっきり森の中でマントのような衣をまとってしゃがんでいるお婆さんかと思っていたのだが、
上野動物園のゴリラだったよう!! いわれてみれば、確かにゴリラなのだが。。
文乃さんいわく「お婆さんと思っていた人、これで4人目です」(笑)
でもってこのゴリラ、本を読んだり携帯メールを打っているようにも見えるという。。


文乃さんも会場(サードディストリクトギャラリー)でゴリラと同じ読書ポーズを
してくれたので、パチリ。 来年もまた楽しみにしています!



そして今週半ば、オーリエさんリスペクトの全世界同時公開映画「This is It」を
まいかさんと3人で観てきた。もっともシンプルな感想をいうと
「どんな先入観があっても構わないから、とにかく一度体験してみるべき映画」
私もオーリエさんもまいかさんも決してMJ信者ではないが、観終わった後しばし放心――

稀代のエンターテナーMJの天才っぷりを、ことさらに大仰な演出をすることなくリアルに描き出した
この傑作ドキュメンタリー、本来はロンドン公演の圧倒的熱狂のフィナーレがクライマックスとなる
予定だったのかもしれない。が、その本公演は もはや永遠に実現しない。
リハーサルやオーディションなど、本公演の裏側のみを追った映画の中で、MJは最後まで
本公演で着る予定だった衣装で踊ることもなければ、フルヴォイスで歌うこともない。
しかし、そのソフトな歌声こそが、オーリエさんいわく「まるで妖精みたい」に美しい。

スキャンダラスな伝説の数々に、MJを長らくモンスター的に捉えていたけれど、
映画の中のMJは、その一挙一動も、スタッフに発する言葉も実にエレガントでスウィート。
そのしなやかな痩身から湧いてくる無邪気なI love Youがフィルムから溢れ出していた。
「MJはこの感覚を世界中に伝播するために逝ったのでは?」byオーリエさん。
たぶん、彼はもはや生死を超えた永遠の妖精なのだろう。

映画を観た後、オーリエさんちでまいかさんと3人で朝まで盛り上がる。
↓初対面とは思えないほど意気投合するまいかさん&オーリエさん♪


少し曇った朝、紅葉の代々木公園をてくてく通過して帰宅。
冷涼な11月の朝の空気に凛とたたずむ、散りかけの薔薇たちが愛しい。
goo | コメント ( 2 ) | トラックバック ( 0 )

笑う象とピースでスマイルでミラクルな日々

2009-11-10 10:16:13 | Cat 猫族の甘い生活
心地よい秋日和の中、引き続き怒涛の原稿ラッシュ。そんな折、ミラクルな事件が幾つか。
昨日はベランダの宿根朝顔が11月の寒空に向かって打ち上げ花火のようにばんばん開花。
秋咲きは3年前からの現象ではあるのだけど、今秋はとみに激しい。
しかもお日さまに顔を向けず、こっち向きに咲いたのは初めて。なんだかうれしい。
(しかし枇杷の木に絡みついていてワイルドなことこのうえなし。。枇杷の木も10年前に食べた
 果実の種があっという間に私の背を越して繁殖しているわけで ますますジャングル化。。)

ミラクルといえば、澄んだ夕暮れの後、柔らかな満月があがった11月5日。
折りしもその日は父の命日で。


深夜、コピー用紙が切れてしまい、仕方なく近所のセブンイレブンでコピーをして帰宅した際、
うちの前の駐車場に、仔猫時代のニキそっくりの黒猫がいて、息が止まりそうに。
その辺りで黒猫を見たのは、去年、ニキを荼毘にふした日以来。
思わず「ニキ、ニキ」と呼びながらそっと近づき手を伸ばすと、指先の匂いを一寸嗅いでから、
指に頭をすりっ。頭や首筋を撫でてあげると、ニキそっくりのアルト声で甘えた。
気づいたら、涙ぽろぽろ零しながらその仔を撫でていた。

奇しくもその前夜、ちよさんから黒仔猫の里親探しの話をメールで受けていたのだけど、
私の中には今もニキが満タンで、他の猫と暮らそうとはまだ思えないと返信したばかりだった。

なのに目の前の仔があまりに愛しくなり、とっさに連れ帰ろうと抱いてしまった…
でも怖がったので すぐ放してあげた。以来、その仔には逢っていない。その仔の写真もない。
あの仔は、天国の父がおくりだした幻ニキだったのかな。。

↑仔猫時代のニキ。耳はまだ小さく、瞳も濃い蜂蜜色。頭の毛もほわほわ。

仔猫時代のニキをよく知る、あるいみニキの肉親のようなひとにメールしたら、
当時から私は「百匹の黒猫の中からでも、ニキを見つけ出せる」と宣言していたよう(笑)
いまじゃ「百万匹の黒猫集団の中からでも、ニキを見つけ出せる」とまで豪語してますが!
でも、あの月夜の仔がだれだったのかは、いまだにわからない。
満月の夜のふしぎなできごと、でした。


☆ピース&スマイル1

先日行ったスリランカのお国キャッチは“Small Miracle”らしい。
ミラクルの洗礼、たしかに受けているかも。

そんな中、「スリランカ通信」の打ち合わせで先日 新宿西口のピースへ。
時々利用するピースは、田宮二郎がなにげに珈琲をのんでいそうな 昭和40年代な喫茶店。
エスプレッソをアイスキューブにした名物のアイスコーヒーとホットケーキをいただきながら
レイちゃん&まいちゃんとすっかり長居。写真選びは果てしないけど、わくわくする。



そんなわけで、うちでスリランカ写真をチェックしていて気づいたのだが、
象の孤児院を取材したときに撮影した象さんの顔が、よく見るときゃはっと笑っていた!

生まれて初めて象さんに触れた瞬間、長いまつ毛の瞼をそっと上げ、
私をちら見した瞳が びっくりするほどやさしかった。
あの時はどきどきするばかりだったけど、笑ってたんだあね^^


☆スマイル2

これは先週末、姉が泊りに来ていた時に行った近所のイタリア料理店「ダル・マテリアーレ」の
ランチでいただいたスマイルパン。このお店、数年前に行った時も思ったのだけど、パスタをはじめ
野菜などの食材すべてが驚くほど繊細で力強い。ローマで暮らしていた食にうるさい姉も大絶賛。
パンも美味!

原稿まみれの日々は、食事もタイトかつジミになりがちなのだけど、
先週はたまたまディナーの約束が続いていたので、二夜連続で仏料理ざんまい。
一夜目はまいかさんに広尾のキャーヴ・ド・ポール・ボキューズでご馳走に。
ワインと料理のマリアージュを楽しむというコンセプトのコースに昇天。
(帰宅後に原稿の続きを書き始めるも、PCの前でつい爆睡。。)


二夜目は、GALLERY五峯のようこさん&ひろえさん夫妻のお誘いで野方のLa pomme de pinへ。
スリランカ取材に行く直前、日本語堪能なスリランカのご友人をご紹介くださったひろえさん夫妻に
お土産を無事渡せてよかった。旅話をしながらの美味しい料理に大満足で帰宅した後は、
やっぱり原稿の続きが待っており。。(やっぱりまたPC前で爆睡。ぁあ)


☆スマイル3

先週、オーリエさんのお仕事で、アーティストのRINKOさんをインタビュー。
彼女にいただいたポストカードの絵のタイトルが、なんと「スマイル」。
<実物はもっと緻密
RINKOさんと話しながら、彼女の目指すものが卑小な現代アートの枠を超越した
ユニバースであることに気づき、つくづく出逢えてよかったと思った。
オーリエさんといい、RINKOさんといい、とても稀有な存在。
RINKOさんの作品詳細はこちら


土日以降はひたすら家にこもって缶詰原稿な日々。
身体的には少々ヘヴィだけど、どれもおもしろい。

最近の主なBGMはこんな感じ。全部うれしいいただきもの。
夜更けと夜明けは、ロバート・ワイアットのドンデスタン。
来週、時間ができたら、これもいただきもののクエイ兄弟のDVDに浸る予定。




最後に、先日うちに来ていた姉が今夏撮った
南イタリアのミラクルなヴァカンスショットを。

ぁあ 南イタリアに 幽体離脱。。
goo | コメント ( 3 ) | トラックバック ( 0 )