かのあゆブログ

クーニャ好きがやってるガジェット系ブログなのです>ω<

Apple Musicの感想でも書いてみる

2015-07-18 05:02:47 | iOS

洋楽好きは満足できると思うラインナップ

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Apple Musicがサービスインしてもう間もなく1か月になります。

9月までは無料でフル機能が試用可能なのもあって利用している方も多いのではないのでしょうか。先日発表・発売された7th Gen iPod touchでも当然利用可能ですし、秋には(サービス自体は有料ですが)Appleとしては異例ともいえるAndroid端末向けアプリもリリースされる予定です。とはいえApple Music前身のBeats MusicがAndroidでもWindows Phoneでも聞けたのでその流れを思えば当然といえば当然なのかもしれませんが…

Beats Musicの後継ともいえるインターネットラジオ「Betas 1」(これは無料期間終了後も課金せずに聞くことが可能です)は一回聞いたら今は聞いていませんが、ストリーミングでiTunes Storeで配信されている曲が聴き放題なのはありがたい限り。ライセンスの関係上iTunes Storeで配信されている楽曲がすべてApple Musicで配信されているわけではありませんが、自分が好きな洋楽(Eric Clapton、Jeff Beck、Led Zepperin、Jimi Hendrix、John Lennon、Paul Mccartneyなど!)は一通りフルアルバムそろっているので全く持って飽きません。本当に大好きで大好きでたまらないGeorge Harrisonは映画のサントラに入っている”Whats Is Life”が配信されているのみ、The Beatlesに至ってはデビュー前のデッカオーディションのみしか配信されていないというちょっと寂しい状態ではありますが…ジョージは時間がたてばApple時代、Dark Horse自体含め配信されるんじゃないかなぁとは思っています。

必要であればあとからオフライン再生できるようローカルにダウンロードすることもできますし、洋楽好きであれば正式サービスイン後も1か月980円払う価値はあるんじゃないかなぁと思います。

ただしアニソンはない。

洋楽に関しては充実しており、J-POPなどもある程度はカバーしていますが、アニソンに関しては壊滅的な状態になっています。例えばらき☆すたの楽曲関係などは検索しても出てきませんし、Key Souund Label関連(Kanonやリトバス、クドわふOSTやアレンジアルバム含めすべて)などは検索しても出てきません。かろうじて(ボーカロイドの)英語版が出ている初音ミク関連は検索に引っかかるものの、アニソン/エロゲソング関連に関してはiTunes Storeで販売しているものも含め壊滅的な状態ですのでここら辺を重視する人はがっかりするかもしれません。今後変わってくる可能性もありますが、どうかなぁ…

1か月980円の価値はあるかどうか…あると思います

とりあえず無料期間終了後正式有料サービスを継続利用するかどうかは不明ですが、個人的に洋楽が大好きな自分としては好きなアルバムが聴き放題なだけでも月額980円の価値はあるんじゃないかなぁとは思います。アーティストと直接つながれる”Connect”機能などは個人的に滑ってる感もあるのですが、とりあえず有料サービスを継続しても洋楽好きであれば損はないと思います。前述のとおりある程度J-POPもカバーはしているのでここら辺に関してはとりあえず不満はないんじゃないかと。

ただしアニソン大好き!/エロゲソング大好き!な方に関しては現状Apple Musicでストリーミング配信されている楽曲が全くないのであまり継続するメリットはないかもしれません。

どちらにせよ現在は無料試用期間中ですので気になる方はまず試してみるのが一番だと思います。


Apple MusicでのPC上のライブラリの扱いに注意!

2015-07-02 20:08:35 | iOS

昨日1日よりいよいよAppleの有料音楽ストリーミング配信サービス「Apple Music」が正式にローンチし、同日に公開されたiOS 8.4 Update/iTunes 12.2を使用すれば(すべてではありませんが)iTunes Storeで配信されている曲が聴き放題となり、好きなアーティストとつながれる「Connect」機能が利用できるようになったり、インターネットラジオ「Beats 1」が聴けるようになります。

また本来は月額有料制のサービスですが、ローンチから3か月(9月1日まで)はすべてのサービスが無料で利用可能となります。

配信されているミュージックに関しては自分が好きな洋楽に関してはクラプトン、ポール・マッカートニー、ジョン・レノン、ジェフ・ベックといったアーティストに関しては代表的なアルバムはほぼフルカバー、ジョージ・ハリスンは映画のサントラに入っている”Whats Is Life”のみ聴ける状態でほかのオリジナルアルバムはApple Musicでは未配信というちょっと寂しい状態で、ビートルズに関しては全く配信されていないのが現状で須釜ぁここら辺は仕方ないでしょう。今後増えていく可能性もありますし。あとKey Sound Label楽曲も未配信なのでクドわふOSTはApple Musicでは聞けず…わふ…

デフォルトでは自動更新が有効となっており、正式サービス開始時に自動的に登録されているクレジットカードから月額料金が引き落としとなってしまうため、3か月間だけ試すつもりであれば自動更新を無効にしておくことをお勧めします。

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Apple Musicを有効にすると自動的にiCloud Music Libraryという機能も有効化され、PC/MacのiTuned上にあるライブラリがすべてiCloudにアップロード(iTunes未配信のものも含む”すべて”のライブラリです!)され、これらの曲もApple IDに紐付けしているすべてのデバイスでストリーミング再生可能となり、必要であればオフラインで聞くためにダウンロードも可能となるのですが、ここで一つ注意点が。それは

iCloud Music Libraryを有効にするとPC/Mac版iTunesとの同期は一切無効化される

ということです。

もちろん無料試用期限が終了したときやiCloud Music Libraryを無効にすれば従来通りPC上のライブラリと同期した楽曲にアクセスできるようになるのですが、Apple Music+iCloud Music Libraryを有効にした状態だと以前の同期した音楽ファイルはiOS上からもiTunes上からも認識しないジャンクファイル扱いとされ、一切アクセスできなくなります。

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もちろん前述の通りPC上のライブラリはすべてiCloud上にアップロードされているため、これをiOSデバイス上にオフラインダウンロードしてしまえば元通りになるといえばそうなのですが、自分で取り込んだデータであるにもかかわらず再度クラウドサービスからダウンロードしなおさなくてはならず非常にめんどくさいです。

まだサービスが開始されたばかりですしあれなのですがiOS 9ではPCとの同期を有効にしたままApple Musicを利用できる(ライセンス終了時にオフラインダウンロードした曲は自動削除できるようにするとか…)オプションもほしいところです…


Apple、OS X El Capitan、iOS 9、watchOS 2、Apple Musicを発表!!

2015-06-09 11:06:02 | iOS

Appleは日本時間本日2時ごろから開催されていたWWDC 15にて同社が販売するパソコン向けOSの最新版”OS X El Capitan”、およびモバイルオペレーティングシステム”iOS 9”、Apple Watch用のiOSサブセット版”watch OS 2”を正式発表。またかねてから噂されていた音楽ストリーミングサービス「Apple Music」も正式発表されています。

OS X El Capitan、iOS 9ともに現行バージョン(OS X Yosemite、iOS 8.x)のマイナーアップデートのような内容になっており、UIの大幅な変更は今回はないものの、OS XではSpotlight検索、メールアプリ、Safariの強化、日本語も含めた新しいフォントの追加、新しいウィンドウ表示のSplit Viewなどが新機能として実装。またiOS 8で実装されたMetalがOS Xにも実装されたことにより、グラフィック描画のパフォーマンスが向上したのも特徴。

iOS 9は(日本ではサービスインしていない)Apple Pay関連機能の強化、OS X El Capitanにも搭載され、そちらとも連動する新しいメモアプリの搭載、従来のNewsStandと入れ替わる形で搭載されたFlipboard風の新「ニュース」アプリ、iPad向けの新機能としてマルチウィンドウ表示のサポート、キーボードショートカットのサポートが追加されています。

対応プラットフォームはiPhone 4s/iPad 2以降。発表前の噂だと機能削減版のCore Versionが出るという話もありましたが結局iOS 9そのものがiPhone 4s/iPad 2をサポートしちゃいましたね。とりあえずApple A5デバイスは今年までは延命できそうです。

正式リリースは秋からでデベロッパー向けのベータ版は本日から配信開始。7月には一般ユーザーでも一足先にベータ版をインストールできるパブリックプレビューも予定されています。

Apple Watch用のOS、iOSのサブセット版であるwatch OSも初のメジャ-アップデート、タイムラプス表示などの新しいウォッチフェイスが追加されたほか、デジタルクラウンを回すことで前後の予定を確認できるタイムトラベル機能、Apple Watchを据え置き時計として使うことができるナイトスタンドモードが新機能として追加。またついにネイティブアプリの動作もサポートするようになりました。

Apple MusicはAppleが買収したBeat社が運営していたBeats Musicを統合した新しい音楽ストリーミングサービス。お気に入りのアーティストの最新情報やレアなデモテイクなどを配信する「Connect」やインターネットラジオ「Beats 1」が聴ける「Radio」、iTunesライブラリやiPhone上の音楽、さらにApple Musicで配信される音楽も一括で統合可能で、これらの機能はもう間もなく配信されるiOS 8.4の音楽アプリと新バージョンのiTunesからアクセス可能。さらにBeats Musicの名残からかAppleとしては珍しく秋にはAndroid向けのアプリも配信予定。有料サービスですが、開始から3か月は無料で利用可能。日本でもサービスイン予定です。

そのほかAppleのプログラミング言語「Swift2」のオープンソース化などが発表され、今年も充実した内容になっていました。先ほど開催されたWWDC 15の様子はこちらから確認可能。またOS X El Capitanwatch OS 2Apple Musicに関してはすでに日本語の紹介ページもローンチしています。


Apple、Apple A5搭載機をサポートするために機能を削減した「iOS 9 Core Version」をリリースか

2015-05-26 11:22:46 | iOS

もう間もなくAppleの発表イベント、「WWDC 2015」が開催され、そこで1年ぶりのメジャーアップデートとなるiOS 9とOS X 10.11が発表されるものと思われますが、今回のアップデート内容は最小にとどまる予定のようです。iOSの場合2年前のiOS 7でUIの大幅な更新を行い、現行バージョンのiOS 8で中身のアップデートも行っているので妥当といえば妥当かもしれません。

そのため今回もApple A5搭載デバイスをサポートするようですが、(ハードウェア的にサポートされていない一部機能を除いて)すべての新機能を実装すると現行iOS 8.xのように大幅なパフォーマンス低下を引き起こしてしまうため、必要最低限の機能のみを実装してパフォーマンスを向上させた「iOS 9 Core Version」をリリースする計画があるようだ、といううわさが登場しています。

おそらくiPhone 4sのためというよりはいまだに現行商品として販売されているApple A5搭載のiPod touchユーザーへの考慮と思われますが、2011年に登場したiPad 2、およびiPhone 4s、2012年に登場したiPod touch(5th Gen)の”Apple A5 Dual Core+512MB RAM構成”のハードにおいてはiOS 8以降にアップグレードしてしまうと大幅なパフォーマンス低下を起こしてしまうため、この判断はある意味正しいものと思われます。またおそらくリリースされればiOS 9 Core VersionがApple A5搭載デバイス向け最後のリリースになると思われます。

元のiOS 9からどの程度の機能が削減されるのか、iPhone 4に対するiOS 7.xの時のように一部視覚効果も削除して軽量化させるのかどうか、そもそも本当にA5をサポートするCore Versionをリリースするかどうかはもう少しで判明すると思いますが、噂通りであればApple A5搭載機ユーザーはあともう少しだけ、機能削減版とはいえ最新のOSへのアップグレードパスが用意されることになりそうです。


iOS版Mortal Kombat X 詳細レビュー

2015-04-18 04:59:58 | iOS

Who’s Next(次の挑戦者は誰だ)

リリース当日に簡易レビュー的なものを投稿しましたが最初のアップデートもあったのでSSも加えて詳細なレビューでも書いておこうと思います。

2015年4月15日に海外版が販売された格闘ゲーム「Mortal Kombat X」のモバイル版です。iOS版とAndroid版がリリースされていますが現時点で日本のストアで配信されているものはiOS版のみとなります。

原作は1992年にミッドウェイから発売された実写取り込みの格闘ゲームで、サブ・ゼロの背骨引き抜きなどの残酷な「FATARITY」(究極神拳)がいろんな意味で話題となったシリーズです。

実写取り込みだったUltimate Mortal Kombat 3までは日本版も存在したものの、その激しいゴア表現ゆえに3Dポリゴンゲームに移行した4以降正式な日本語版は存在しません。(一応PS2/XBOX世代に移行した”Mortal Kombat Deadly Aliance”は光栄から正式な日本語版の発売予定があったものの、CEROレーティングの審査上の問題からか発売中止となっています)

現在では販売元がワーナーブラザーズになっており、それゆえなのか前作「9」ではエルム街の悪夢のフレディ・クルーガーがゲスト出演したほか、本作のDLCではなんと13日の金曜日のジェイソンとプレデターが夢の競演を果たすこととなっています。 

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モバイル版はEAからキャラクターがポリゴンにリメイクされたUltimate Mortal KombatのiOS版が日本でも配信されていますが英語版のみの提供となっており、ワーナーブラザーズからリリースされた本作のモバイル版が久々の”日本語版”モータルコンバットシリーズとなります。(マルチランゲージ対応でOSの設定が日本語だと自動的に日本語表示になる。)

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搭載されているモードとしてはバトルモード、グループウォー、ライデンチャレンジの3モードですが現時点でプレイできるのは「バトルモード」のみとなっています。

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ゲームシステムとしてはタッグバトルシステムを導入し、原作MKXの複雑なコマンド入力は一切排しワンタップで攻撃可能というカジュアルな操作体系に変更され、格闘ゲームが苦手な人でも気軽にプレイすることが可能となっています。

Mortal Kombat X - iOS / Android - All Fatalities |Added D'vorah| *As of 4/14* (1080p 60FPS)

本作でより激しいゴア表現となったFatalitiesも忠実再現。一応上記動画を見ればわかる通りあまりにひどい惨状なのでゴア表現が苦手な方は注意が必要です。

今のところFatalityを決められるのはバトルモードのボスキャラ扱いのキャラのみで組み合わせも限定されているような感じになっていますがケンシの相手を宙に浮かせてヘリコプター状に回転させた剣でスライスするアレなFatalitiesも忠実再現しています。

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ストアから購入したりゲーム内で入手したカードを利用してキャラクターの強化を行うことも可能。ここら辺よくある基本無料プレイのゲームにありがちなシステムですね。

登場キャラは原作MKXで登場するキャラの一部となっており、具体的に使えるキャラは

サブ・ゼロ

スコーピオン

ジョニー・ケイジ

エルマック(アーマック)

リープテイル

キタナ

ジャックス

ソーニャ(ソニア)

カノウ

クァン・チー

コータル・カーン

キャシー・ケイジ

クン・ジン

デヴォラ

の12キャラとなっており、このほか原作のストーリーモードではモブキャラ扱いの

シライ リュウ

リン クェイ

僧侶

オニ

オシ・テック

トゥルーパー

サージェント

の7キャラも利用可能。一部キャラはストアで買えるカードパックのみで入手可能なキャラがいたりします。

主人公のリュウ・カンがいなかったりストーリーで重要な役割を果たすライデンがいなかったりしますが今後のアップデートでキャラは増えていく可能性もあります。

本編MKXとの連動機能もあるものの、前述のゴア表現のせいで日本の厳しいCEROレーティングに準拠できる可能性は限りなく0に近く、Windows版はおま国で購入不可な上に代理購入できたとしてもプログラム自体にオンライン認証が組み込まれているため正式販売されていない国では起動不可といういろいろと厳しい状況になっているのであまり意味がないのは残念ですが、基本本作だけでもMK最新作の雰囲気は十分楽しめますし、そもそも日本のApp Storeで、しかもちゃんと日本語にローカライズされた状態で本作がリリースされたこと自体が奇跡なようなものなのでリリースしてくれたワーナーには感謝したいところ・・・ですができればゴア表現カットしてもいいのでこれをきっかけにMKの日本再展開も検討してもらいたいところ。正直キャラやストーリー自体もかなり魅力的になっているので、ゴア表現抜きでもプレイしたいと思っている人は多いと思うのですが、どうでしょうか。