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月のmailbox

詩或いは雑記等/小林貞秋発信。

2022年7月1日のwords

2022-08-16 07:00:16 | 

 

          2022年7月1日のwords

 

今朝も

現われ出ないね

ルーネリポア氏の次には

呼び止めないと

こちらのサインに気づかない

アタマを振り絞って

掲げた紺碧の地の意味ある文字

おいでおいで

とは何処で示すのが相応しい?

そもそもが何故

おいでおいでするのか

初めの初めに

向かう

その仕草する人の姿重ねて

そんな

立往生もある界隈に

落とすものが

ある

グルグル巻きの

確保物が薄紙のように揺れて

今にも消える

模様

眺めが変わらない

というのは不変の根

あるからか

雲浮く

 


ザルの中の無限拾得  

2022-07-26 23:59:42 | 

 

            ザルの中の無限拾得

 

半無限体

無限次元力学系

無限要素

無限長周期構造物

無限造増倍率

まなざしなき無限

実在的実無限

半無限弾性体

無限伸育型

無限遡及

宗教的無限論

無限円筒

接合半無限体界面

三次元無限領域問題

無限等比較級

無限板

超限と無限

無限者

無限情報処理

二層弾性無限厚板

無限遠

無限極と無限零点

無限判断

四半ないし半無限体

無限薄板

無限行列表現

半無限量子細線

無限和

 


詩-Space ねころんだ

2021-07-16 00:15:45 | 

 

               ねころんだ

 

ねころんだ

それはネコのことか

ろんだとは?

 

noteの文字を見て

見つからない探しものの

尻尾

掴みにでるようなうごき

生ずるのを

感じる

 

時間が

痕跡を消す

という通り道があって

ねころんだの

ネコの

正体を疑う

 

思わぬところに

手がかり

転がっているものですね

ロンダ

ロンダを

転がして響く音

見る

 

ねころんだ

ねころんだ?        

 

 

                                                                   

                                       

 

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詩-Space  なので

2020-04-09 23:14:31 | 

                                                                       なので

 

なので

やってくるまで待つことにする時間

妄想の中に膨らんで

夜を抜けた

 

なので

叩いたら壊れる橋

キャランキャラン音して

七色の欠片

地に散るさま追う時

隙間など生じた

 

なので

歩くごとに

息吹きかけて

それは消すことを意味する

嘘の噂

掻き出す昼の先端

覗き見

 

繋げるのか

繋がるのか

視るところ切れ目なし

なので終わりのこと

語らない

 

なので

取り巻く空間に遍く

取り出せる鍵にあるの

右肩上げて

発言

しばらく止めないのだ

消えない宇宙

真似

 

              

 

 

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詩-Space  夜

2020-03-17 21:53:57 | 

                                                          

                                                  

 

知りたくなることの

重なりで夜を

言うと

昼が出る

どちらも知りたくない

宇宙には言う

恒星がある

だけれど

どこにも行かない

知りたくない

夜に

ポツンとはいない

億の数もいる

ポツンとしてもいい

トマトなど食べる

半分

あとは翌日の昼

生きていればそこに

いる権利が

ある

とかないとか

愚かに

 

 

 

              

 

 

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詩-Space 今何処にいる?

2017-10-11 20:17:46 | 

 

          今何処にいる?

 

 

今何処にいる?

問うに相応しい正座姿勢をとり

正午の刻

行方問うワタシは

あそこにいると思います

という可能性

千を数え

ついには遍く場所に

その痕跡みえてきたりなどする

拡大に

wuan-wuan

する

 

今何処にいるの?

宝の箱から取り出してる

initial

かなた惑星型風船のように浮かぶ

木星辺りまで

放って

全域に染み渡る

余韻の色

終日見とれたりなどする

 

柔らかな攻め日

記憶を引き連れ人類数百の世紀

渡るみたいな行進曲つき

われらの

run-run

合意

 

                                     

                                    

  

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詩=Space  底抜けながらも上方に玉浮いて

2017-07-06 23:29:01 | 

 

                       底抜けながらも上方に玉浮いて

 

ひとつ転がす

それだけで今日は終えた

玉はvermillion?

 

つづかない日はないと

決めつけて立つものか一本足

 

そこで連想した

読みを外す投球の生む良い連鎖

(玉はひしがたの)

 

延長と園長の繋がりを言う

外野の逆方向に走る

 

今日は何も投げない足踏まない

なるスケジュールの如何

(キャベツに指かけて)

 

上昇時には切り札ともなり

淡青の眼帯して相手蹴散らす也

 

ふたつ転がす

終えることない今日もある?

(玉の色忘れ)

 

立てるのは此のいま

その姿鏡面の縁を

通り抜ける

 

                                              

  

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詩-Space  neighbor 記 その三

2015-03-20 14:55:03 | 

                              

 

 

 

                  neighbor 記   その三

 

 

触れることを忘れていると言えば理由もあろうというもので絶望するほどに遠かった二つ

の国分厚いパンプキンパイにナイフを入れる主人公たちコーヒーも註文した

 

 

それは眠りにも関わることと晴れの日選んでエネルギー使い切ること少々間抜けな野心家

決意するものなの緑画面のツイッターにもその痕跡見えるビンビン日

 

 

それ呑み込めない訳スピーチバルーンに見えて今日も穏やかに進行する世界の裏に覗ける

絶望果てのカラカラ笑い峠向こうの友人A掲げる白旗青の背景になびく

 

 

そうして今日を生きるとは全身に関わること一本の指も昨日に置き忘れるわけにいかない

故にアルファベット組み合わせて奪回のkey word探す破目にもなる転々の

 

 

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詩-Space neighbor記 その二

2015-02-01 17:32:14 | 

                                            

                                            

                                                                 neighbor記  その二

 

出会わなかった事実に飛鳥erakの蟋蟀Sも千年超える時間横たわればhelloの声も届かない雨降る夜椅

子向こうの隅浮き出たように見えた嘘のようなkin-kin当然生ずれば

 

片鱗網の目のように偏在してboke-boke頭はいつとはなしにいつとはなしにその大中央に屹立するという

これまた斜め上方直進する大妄想とは言うまい決断する大boke-boke

 

愛すべきは統合不能脳包んだ月大head有した巨人と彼方で滴となった後も強調せずにはいられない同じ影

同士のカレンダーめくり六月いつの年のcoincidentだったか謎包み

 

表皮に触れて内に届かず声壁にまつろい先には伝わらず嘆く大王いたこと下る人界郷を持ち出して夏空向こう

に午後のcoffee揺れるいまの時の抱えきれないもの茫漠全景眺め

 

                                                                      (June 2014)

 

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詩-Space 眼で舐める

2014-05-29 16:40:27 | 

                                          

                                                    

 

 

                                                       眼で舐める

 

 

                       同じなのに

           別のことを言う

           別に思って

           背中を転がる

           頭の重さは計り知れないので

           ついには突き抜けるものかと

           柔らかな地の球

           同じ記憶なのに別のことを言う

           元々同じではないから

           針で刺しなどすれば別な反応

           と見る次には薔薇色の総体のことを思い

           ブランコ

           揺れるにつれて位置ずれて

           当たる壁などゼリー

           真紅がかって耳ともなるので

           沈められた声など忘れ難く戻るのは

           いつも同じ道

           同じセレナーデ

           作り人は知らず

           だが永遠のように長らえるエキスありて

           当方などそこに寄る

           何処の当方か分からないままに

           そこに寄る

           無数の唯一無二を

           眼で舐める

 

 

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Replyあるいは鏡

2014-01-28 07:32:36 | 

                                  

 

 

                     1

 

落ち込むという言葉が初めに来るその意味は右肩力点がかかるからなのである

 

その肩は前回の記憶に気圧されていてちがうちがうと微笑に変えたがる外眺め

 

                     2

 

返答という決めごとあると次なる未知の嵐の吹き荒れ期待も領空向こうで生ず

 

足は遠くにありすぎて急ぎ叫べども応えきれない繋がり追うのか切り捨てかと

 

                     3

 

時間ごと登場亡霊異なり被るキャップの色グラディーションに従う今は藍の薄め

 

正体輪郭漠なるものあぶり出す手とは正体漠と成り変わりその深奥にて探す鍵

 

                     4

 

次の言葉は前の言葉と何処で繋がるのか溝辿り降りることあり帰還不能もあり

 

その返信紙飛行機にて送り午後雨気配の本日傘忘れずに駅向こうのVで放心

 

                     5

 

眺め見て何処異なるものかを言う1987年6月5日の君は今にほぼ変わらない

 

三から百なる数字千まで伸びはしない悦ぶべきか浮く花振り向けば跡形も無し

 

                     6

 

今更何も語ることなし捲り上げる場所には興味ありとは鳴く愛玩Bの鸚鵡返し

 

笑うその種地上何処を制圧するのか無上の碧広がる人無い海域命白く舞い飛ぶ

 

                     7

 

2013年9月21日晴れてこの歩行愉快な場所に到着例のマーク入り王冠求める

 

11時17分過ぎ去るとは楽しみ限りない次の刻を待つこととうねる日の波

 

                     8

 

 暗雲押し寄せるならば騙し抜いての暗の抜き取り淡く膨らむ丘伝う昼など緩む

 

ぱらんぱらんのばらばら続きでばらばらばんばん眼で追えば先の回りの大奇跡

 

                     9

 

射抜くえねるぎいは渦巻型か直線型か受け側に問い合わせ番号投擲磁気探る

 

前後外れれば着地エリア空しく抜けてあのひとには永久に会えず髪藍にも変転

 

                     10

 

EyesただのEyesに非ず言葉通りに言葉超え手も耳も語らず底無い百夜の頭文字喰い

 

我ら走る車内で雲の彼方に歌声送り届けたものだ別れの別れの懐かし別れの歌あの日

 

 

 

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magic/自ずと生んでいる

2012-09-27 07:13:55 | 

                   

 

探しているもの、見つからない。ということよくあるもので、当の物、思いがけない場所に潜んでいたりする。                                                                                   ほんの少し前眼にしたばかりのものが、いくら探しても見当たらないという状況になれば、それは、はらだたしい。                                                                                                                                                 ありえないことが、現実となる。magic。自身で演じている。

ところが、その当の物。偶然見つけなければ、どれほどに時間がかかったものか、ということもあれば、灯台下暗しのごとくに、実は見える処に初めから置かれていたことに、気づいたりなどすることもある。何たる感覚の盲目。                                                                       

急いでいる時に、打ち当たる。

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詩-Space  その時には

2012-08-27 23:46:29 | 

                

 

      その時には

      手に持っている

      なにか

      右回りに腕など

      振って

      空気の球

      銀のボールペン

      ポケットに残る

      コーヒー店の紙ナプキン

      また別の

      空気の球

      あるいは

      ただ掴みたい

      思いの塊

      なんであれ

      ただ

      投じたかったのだ

      その水面の

      向こう

      向こうに

      向けて

                                                                                              2010年1月 

 

 

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詩-Space  記憶の一景に触れる

2011-11-05 06:25:21 | 



           陽の
          落ちる頃
          切り株に止まる
          鴉
          眼を離す間に
          羽色
          深紅に変わって
          カラス
          クアラス
          キャーラス
          何故にそうなのか
          何故に
          白色
          選ばないのかと
          最後の砦
          失うごとき声
          発する
          地平線からの
          流れ者
          その嘆息
          傍に見る
          いま
          
 


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詩-Space  フラグメント

2011-01-11 00:13:45 | 
            かれらはレンズです
            眼がそこを通り抜ける
            馴れたもの

                 *

            止せというから止した
            使い古したので止した
            胸がきつくなったので止した
            それでなにも見当たらない
            なにも入りこんでこない
            それならなにも出ないと言いだす
            だからなんなのだ
            だからだからだから
            どこにも見えないようである

                 *

            狭苦しいぷろむなあど
            案内板は皮に生え立つ
            髪の先あたり
            秘密にしておいた
            あそこのスイッチの故障か
            バレてしまうからである
            いやだいやだと言う
            別の方をむくのは
            手に負えない間に終着地
            先なんかまるで見えない
            先なんか知ったことではない
            窓から地平線が見える
            夢のぷろむなあどのそば
            永遠の眼に映る青のかあてん
            あとになると正体が分かるね

                  *

            夜明けに裸足でガソリンスタンドの前を通る
            近づくパトロールカーの警官は丸裸
            遠くの信号は黄金色
            どこのだれが怪しいというのだろう
            思い出の立体フォートグラフ
            端は崖っぷち

                  *

            だれにも語らずに
            なにもかも内に沈めて流れる
            そんなひとのそばで夢ばかりみて
            語り方を知らずに流れる
            約束事みたいに直流する
            その様を忘れていない

                  *

            Y町に向かって左にDホテルのある通り。色
            盲の射撃手が立っていて、ぬかりなく辺り
            に視線を巡らせている。銃口を向ける方向
            を見定めるようにして。哀れにも失禁。その
            ままーー彫像に成り変わる。その様、しかと
            拝見。

                  *

            わたしはなにもしなかった
            なにも言った覚えがない
            声の届かない所にいた
            足がないので近づけない
            わたしにはなにもできなかった
            丸をひとつ描くことさえも
            愛することもできなかった
            顔を見たこともない
            だから
            おまえは謎のままだ
            こちらにやってくるまでは


                                  1990年作  


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