地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

忍耐と慰め【『氷点』50年記念で 今年限りの「三浦綾子文学賞」創設 6月末まで募集】

2014-02-18 15:06:09 | 今日の御言葉



どうか、忍耐と慰めとの神が、
あなたがたに、
キリスト・イエスにならって
互に同じ思いをいだかせ、

こうして、心を一つにし、
声を合わせて、
わたしたちの主イエス・キリストの
父なる神をあがめさせて下さるように。

「ローマ人への手紙」 15章5, 6節
新約聖書 口語訳



一生を終えてのちに残るのは

われわれが集めたものではなくて、
われわれが与えたものである。


ジェラール・シャンドリ
(『氷点』三浦綾子 より)





★「北海道・希望のフェスティバル」、
大会前に米ブルックリン・タバナクル教会
主任牧師招きセミナー開催 : 宣教


◆クリスチャントゥデイ 2014年2月17日11時59分



▲ジム・シンバラ氏(米ブルックリン・タバナクル教会主任牧師)

フランクリン・グラハム氏がメッセージを伝え、北海道の諸教会が協力して開催する超教派の伝道集会「北海道・希望のフェスティバル」(5月9~11日、北海きたえーる)の開催を前に、米ニューヨークのブルックリン・タバナクル教会主任牧師であるジム・シンバラ氏が北海道を訪れ、3日間の連続セミナーを開催する。



セミナーは3月19日(水)から21日(金・祝)までの3日間。1日目は旭川神愛キリスト教会で、2日目は札幌キリスト福音館でそれぞれ教職者を対象としたセミナーが行われ、3日目は札幌パークホテルで信徒対象のセミナーが行われる。教職者対象セミナー(1日目、2日目)は要申込(3月14日申込締切)だが、信徒対象セミナーは申込不要。いずれも参加無料(席上献金あり)。また、20日のセミナーについては、地方からの参加者に対して交通費補助もある。


ジム・シンバラ氏は約40年前に、米国で最も伝道が困難であると言われていたニューヨークのブルックリンにある廃れた教会に赴任した。当初の教会メンバーは20人弱。しかし、その後驚くほどに成長し、1万6000人の教会員を抱える教会となった。特に同教会のクアイアチーム「ブルックリン・タバナクル・クアイア」は、グラミー賞を受賞するなど世界的に知られるゴスペルチームだ。


北海道・希望のフェスティバル実行委員会(下道定身実行委員長=札幌レインボー・チャペル牧師)では、「北海道においてこのような機会が与えられた事は本当に感謝なことです!このセミナーを通して同労の先生方、また信徒の皆さまと共に、主からのお励ましをいただくことを心から願っています!この機会をお見逃し無く、お誘い合わせの上お越し下さい」と参加を呼び掛けている。


教職者セミナー(1日目、2日目)の申し込みは、名前、住所、電話番号、教会名、役職、参加日程(3月19日旭川・3月20日札幌)、交通費補助(3月20日札幌のみ)の要・不要を明記し、同実行委員会(〒062-0934 札幌市豊平区平岸4条3丁目7-11、電話:011・876・9766、FAX:011・876・9750、メール:office@hokkaidohope.info)まで。申し込みの締め切りは3月14日(金)まで。詳細はチラシを参照。


◾️3月19日(水)教職者対象セミナー(要申込)
時間:午後1時半~午後3時半
会場:旭川神愛キリスト教会(旭川市秋月1条1丁目8-11、電話:0166・47・4301)


◾️3月20日(木)教職者対象セミナー(要申込・交通費補助あり)
時間:午前10時~午後4時
会場:札幌キリスト福音館(札幌市北区北27条西15丁目1-28、電話:011・758・4937)
<スケジュール>
9:10~ 受付開始
10:00~12:00 希望のフェスティバルについて、セミナー(1)
12:00~13:00 昼食・フェローシップ
13:00~14:30 セミナー(2)
14:45~16:00 セミナー(3)


◾️3月21日(金・祝)信徒対象セミナー(申込不要・手話通訳あり)
時間:午後1時~午後3時
会場:札幌パークホテル3階パークホール(札幌市中央区南10条西3丁目、電話:011・511・3131)



※冬のソナタ (資料写真)

日韓友好という言葉の響きが懐かしい。



★「清く正しい」韓流ドラマ 原型は『氷点』?

◆クリスチャントゥデイ 2014年2月18日12時01分



三浦綾子のデビュー作『氷点』が世に出て50周年。三浦綾子記念文化財団は懸賞小説の公募を含む記念事業を発表した。今なお人気の衰えない三浦文学と、一見して接点がないかのように思える韓流ドラマとのつながりを考察する。



これまでに最も多くの人を信仰に導いた日本人は?そんな問いをされたとする。牧師や宣教師の笑顔を思い浮かべつつ、三浦綾子の名を挙げる人も少なくないだろう。小説やエッセイなど82冊を著し、多くの読者の心に光を差し入れてきた文書伝道者として、その貢献は大きい。1999年に亡くなっているが、彼女の本は今も売れ続け、読書感想文に書かれ、教会の説教に引用されている。著作の言葉は、ネットメディアのツイッターに毎日繰り返し投稿されている。信仰の証は数量で測れるものではない。しかし、多くの人の魂を揺り動かし続けている、力強いメッセンジャーであることは確かだ。


代表作の『氷点』『続氷点』は世界十数カ国で翻訳されている。この2冊だけで発行数は810万部、全著作では4200万部を超える。日本を除けば、最も読まれているのが韓国だ。自国文化の保護などを理由に、韓国は長く日本の大衆文化(歌謡曲、テレビ番組、映画、漫画など)を規制してきた。小説については川端康成や三島由紀夫が翻訳されてはいたものの、目立った売れ行きではなかった。日韓関係が好転しつつあった1960年代後半から、韓国で一躍ベストセラーとなったのが『氷点』だ。以後、ほぼすべての著作が翻訳され、近年になって村上春樹に大きな注目が集まるまで、三浦綾子は韓国で最も愛読された日本人作家だった。


『氷点』は1964年12月から約1年にわたって朝日新聞に連載され、65年11月に単行本が出版された。連載中から『氷点』ブームが沸騰し、新聞社には主人公・陽子の幸せを願う多くの投書や電報が寄せられた。当時から続くお笑い番組『笑点』は、『氷点』をもじった駄洒落として名付けられたという。『氷点』は66年にテレビドラマ化され、続いて映画になり、以降も繰り返し映像化されている。韓国での動きも早かった。キリスト教の原罪をテーマとする『氷点』のメッセージは、クリスチャン人口の多い韓国において、日本よりも歓迎され支持された面がある。67年の韓国映画『氷点』を皮切りに、やはり何度も映像化され、さらに、『氷点』と設定の似通ったドラマが量産されていった。このことが、現在の韓流ドラマの礎(いしずえ)になったという見方ができるのだ。

(ライター・高嶺はる)






★『氷点』50年記念で
今年限りの「三浦綾子文学賞」創設
6月末まで募集 : 文化

◆2014年2月15日11時27分


北海道旭川市出身のクリスチャン小説家、三浦綾子(1922~1999)のデビュー作にして代表作である『氷点』が、今年で世に出てから50年を迎える。同市の三浦綾子記念文学館と、同文学館を運営する公益財団法人三浦綾子記念文化財団は、これを記念して今年限りの「三浦綾子文学賞」を設け、小説作品を募集している。



三浦綾子の長編小説『氷点』が朝日新聞社の1千万円懸賞小説に当選したのは1964年。同年末から同紙での連載が始まり、1966年には出版され大ベストセラー作品となった。その後も映画化やラジオドラマ化、テレビドラマ化され、世界各国でも翻訳され、小説『氷点』は『続氷点』と合わせて810万部を超える不朽の名作となった。


同文学館と同財団ではこれを記念するため、朝日新聞北海道支社、北海道新聞、朝日新聞出版と共催で、今年限りの三浦綾子文学賞を創設。「三浦綾子の作家精神に沿った斬新な視点にもとづき、困難な時代を生き抜くうえで糧となる力作」を募集している。選考は第一次選考で3作を選考し、現代詩作家の荒川洋治氏、小説家の加藤幸子、ロシア文学者の工藤正廣の3氏による最終選考で1作を選ぶ。受賞者には副賞として50万円も贈られ、受賞作品は出版もされる。


応募受付は2014年6月30日(月)(当日消印有効)まで。応募者の国籍、性別、年齢は問わないが、日本語の未発表作品である必要があり1人1編まで。他の文学賞、公募への重複応募は認められない。分量は400文字詰原稿用紙換算で200枚~250枚。募集部門は小説のみ。詳しくは応募要項を参照。


一方、同文学館・同財団ではこの他にも、▽小説『氷点』50年記念出版、▽『氷点』3連続企画展、▽三浦綾子の童謡詩を倍賞千恵子が歌う、▽朗読会「“陽子”が読む『氷点』」、▽参加して楽しむー「氷点村」づくり、など様々な記念事業を企画している。


▲『氷点』三浦綾子 (石原さとみ 主演)


【今日の御言葉】



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