地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

地上の火

2011-09-29 23:44:28 | 今日のみ言葉(家庭編)
わたしが来たのは、地上に火を投ずるためである。
その火が既に燃えていたらと、
どんなに願っていることか。

ルカによる福音書 / 12章 49節



家庭というのは、人類愛を学び教える学校です。
父母の温かい愛を受けて育った子供は、
外に出ていけば、家で学んだとおりに、
困っている人を愛の心で助けるでしょう。

また、兄弟姉妹の間で
深い愛を分かち合って育った子供は、
社会に出て隣人と
厚い情を分かち合って生きていくでしょう。

愛で養育された人は、
世の中のどんな人でも家族のように思うものです。
自分の家族のように思って人に仕え、
人に自分のものを分けてあげる愛の心は、
真の家庭から始まります。

家庭が大切なのには、もう一つ理由があります。

家庭は世界に拡大するから大切なのです。
真の家庭は、真の社会、真の国家、
真の世界の始まりであり、平和世界、神の国の出発点です。

父母は、息子・娘のために骨が溶けてなくなるほど働きます。
しかし、単純に自分の子供にばかり
食べさせようと働くのではありません。
あふれるほど愛を受けた人は、
人のために、神様のために働くことができます。


家庭は、あふれるほど愛を与え、
また与える所です。
家庭は、家族を包む囲いであって、
愛を閉じ込める所ではありません。
かえって家庭の愛は、外にあふれ出て、
絶えず流れていかなければなりません。

いくら愛があふれ出ても、家庭の愛は渇くことがありません。
神様から受けたものだからです。
神様から与えらるた愛は、
いくら掘り出しても底が見えない愛、
いや掘れば掘るほどもっと澄んだ泉があふれ出てくる、
そのような愛です。

その愛を受けて育った人は、
誰でも真の人生を生きることができるのです。


【JR新橋駅前】

生きた水

2011-09-01 09:43:03 | 今日のみことば
わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、
その人の内から生きた水が川となって
流れ出るようになる。


ヨハネによる福音書 / 7章 38節




神様は私たちに
早く成長してほしいと願っておられます。
人の悲しみを自分の悲しみとして受けとめ
人の喜びを共に喜ぶような
柔軟な心の持ち主となるように。
そして、困難なことを誰よりも率先して実行し、
そこに、いつも神様への感謝を忘れない、
素直な人になってほしいと願っておられるのです。




【今日のみことば】