▼『手紙 ~拝啓十五の君へ~』歌 アンジェラアキ
詩編と賛歌と霊的な歌によって
語り合い、主に向かって
心からほめ歌いなさい。
エフェソの信徒への手紙/ 05章 19節
新約聖書 新共同訳
ごうまんで、ぶっきらぼうで、
利己的になるのは、
いともたやすいことです。
でも私たちは、
もっとすばらしいことのために、
つくられているのです。
マザーテレサ
(マザーテレサ『愛のことば』より)
★空港・教会・マンホールと島じゅう椿だらけ!
五島列島の椿が生んだ“美髪伝説”検証レポート:観光編
★ガジェット通信 2014年11月21日
九州の最西端・長崎県の西100kmに位置する“五島列島”。中通島、若松島、奈留島、 久賀島、福江島の5つの大きな島をはじめ、18の有人島と111の無人島で構成された自然豊かな五島列島には、女性必見の美のルーツがあるのだとか。そのキーワードは「椿」。
長崎の県花でもある椿からとれる“椿オイル”は髪の毛やお肌に使えばしっとり、酸化しにくいオレイン酸が豊富でも健康にも良い万能オイル。椿オイルを日常的に使っている五島列島には“美髪伝説”が? 今回筆者は実際に五島列島に訪れ、椿オイルの魅力や椿を育む五島の自然、名所を巡ってきました。3回に分けてお届けする“五島列島・椿旅レポート”第一弾は、五島列島の観光名所をご紹介します。
※すべての画像は(http://getnews.jp/archives/698937)よりご覧ください。
五島つばき空港こと、福江空港に降り立つと至るところに椿の装飾が。
マンホールにも椿の絵が描かれており、五島列島は椿だらけ。
昔から椿の原生林や自生地が群生しており、椿は島の花にもなっています。五島ではこれまでに約50種類の椿の銘花が発掘されていますが、その中で、もっとも有名なのが1947(昭和22)年に発見された“玉之浦(たまのうら)”。“玉之浦”は濃紅地に白覆輪の中輪で、世界的な名花として知られています。
また、新上五島町には、北部・津和崎米山地区の個人宅にしか咲いていないピンク色の“ヤブツバキ”があります。それまで特に名前はありませんでしたが、2014(平成26)年3月に“上五島つばき大使”に就任された華道家の假屋崎省吾さんにより、“Shogo(ショーゴ)”という名前が命名されました。これは、五島列島でしか見れない美しいヤブツバキをもっと多くの人に知ってもらいたいという想いから名付けられたそう。椿の花が咲くのは3~5月で今回筆者は見ることができませんでしたが、次回五島を訪れる時には美しい椿の花を楽しみたいです。
五島列島には多くのカトリック教会が点在していて、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録を目指す取り組みがされています。
中でも“堂崎教会”(正式名称:堂崎天主堂)は1908年に建てられた歴史ある教会。現在は“堂崎天主堂キリシタン資料館”として、布教時代から迫害を経て復活に至る信仰の歴史が展示されています。
建物の中には美しいステンドグラスが。
ヨーロッパの教会ではバラの花が 飾られますが、五島では椿の花や葉や実が、柱や壁や天井にまで建物のあらゆるところにあしらわれています。一枚ずつデザインが少しずつ違っていて、これが100年以上前に建てられた教会だとは驚きです。
また、五島列島は最近映画のロケ地としても有名に。妻夫木聡さん、深津絵里さん主演映画『悪人』の撮影に使われ、印象的なシーンに登場する灯台には今もロケ地巡りで訪れる映画ファンが。2015年2月公開予定の新垣結衣さん主演映画『くちびるに歌を』の撮影にも使われており、ポスターが飾られていました。
この美しい海と山からなる豊かな自然は、日常の喧噪を忘れてリラックスできること間違いなし。筆者もかなり癒されてまいりました。港町だけあって、ニャンコもたくさんいましたよ。
そして、至る所で売られている椿オイルと椿オイルを使った商品たち。椿オイルを使ったキャンディなど、椿オイルが人々の生活に根付いていることが分かります。これまで髪の保湿に使うイメージしかなかったのですが、今回の旅で椿オイルのさまざまな使い方を知ることができました。“五島列島・椿旅レポート”第二弾は“美容編”として、椿オイルを使ったスパ&エステをご紹介します。
(http://getnews.jp/archives/699167)
★ヘッドスパ&エステに名物料理にも“椿オイル”が!
五島列島の椿が生んだ“美髪伝説”検証レポート:美容編
◆2014/11/27(木)17:00 ガジェット通信
“椿オイル”が生み出す“美髪伝説”を検証するために、九州の最西端・長崎県の西100kmに位置する五島列島を訪れた筆者。前回は「観光編」と題し、空港、教会など、椿だらけの五島列島の街並みをご紹介しました。
今回は「美容編」として、椿オイルを使ったヘッドスパやエステなど、文字通り“肌で感じて”来ましたので、体験レポートをお届けします。
まず訪れたのはヘッドスパ専門店“モンテ・カンゲ”。八窪(はちくぼ)ルミさんは、東京で18年間美容師として活躍。その後、慶應大学の地域起業家養成研を受け、実家である五島市の美容院“しらゆり美容院”の中にこちらのサロンをオープン。「モンテ・カンゲ」とは五島の方言で、モンテ=揉む・ほぐす、カンゲ=頭という意味なんですって。
ほぼ365日毎日パソコンを使い、常に肩こり症の筆者はよくヘッドスパを利用するのですが、椿オイルを使った施術ははじめて。それもそのはず、ヘッドスパに椿オイルを使ったのは八窪さんが日本初! 東京から技術を学びに来る美容師さんもいらっしゃるそう。
温めた頭皮にたっぷり椿オイルをたらし、しっかりとマッサージ。指通りの良い椿オイルのおかげで髪がつっかかる事もなく、とても気持ち良くてついうとうと……。終わった後はシャンプー&ブローをしてもらって、髪がツヤツヤに生き返りました。
八窪さんによると、髪のスタイリングに椿オイルを使うと、その人それぞれの悩みを解消してくれるのだとか。コシのない髪にはコシが出て、爆発しやすい髪はしっとりとまとまる。さらに、シャンプーなどの科学成分で頭皮が荒れていた方が改善されたり、血行が良くなる事で薄毛・白髪にも効果が。なんて万能なオイルでしょう!
100%五島産の椿オイルを使った約70分のヘッドスパはシャンプー・ブロー込みで3000円! 五島だから実現できた超お得プライスです。この夏、映画のロケで訪れた某人気女優もこのヘッドスパがお気に入りで、滞在中何度も利用したそうですよ。
【モンテカンゲ】
長崎県五島市栄町1-43しらゆり美容院内
電話番号:080-1793-5588
営業時間:10:00-18:00/月曜休
http://www3.city.goto.nagasaki.jp/contents/living/detail.php?content_id=2984&category_id=774
続いては、カフェ&エステサロン“バンブー”を訪問。こちらでは手作りスイーツやカレーやパスタを食べたり、お店のオリジナル椿オイル『雫』を使ったエステを受けることができます。
まずは、エステを受ける人、一人一人の毎日のスキンケアや肌状態、悩みをカウンセリングシートに書き込みます。
エステルームは広々としたスペースで、リラックスして施術を受けられます。
使われるのは、4回精製されたオリジナルの椿オイル。これはセラピストの竹村美保子さんがこだわり「椿オイルそのままだと肌なじみが悪かったりもしますが、この純度の高いオイルだとどんな肌質の方にも合います」と自信を持っているオイル。エステ中は、フワフワの泡で洗顔をしてもらい、この椿オイルでマッサージ。これまた気持ちよ良すぎてうとうと……。
施術後は自分のお肌がしっとりプルプルになっていることにビックリ。最近ひどい肌荒れに悩まされている筆者ですが、天然のオイルなら肌に負担をかけずに安心してエステを受けられます。竹村さんにも「市販されている化粧品はどんなに肌に優しく作ったとしても、どうしても化学成分が入ってしまいます。椿オイルならその不安がありませんし、ニキビ肌の方も安心ですよ」とアドバイスいただきました。
店内には、竹村さんが開発したオリジナルブランドの椿オイル『雫(しずく)』が販売されています。これは「古くさいイメージを持たれがちな椿オイルをオシャレなイメージに変えて、多くの方に使って欲しい」という想いからデザインされています。無香料のナチュラルや、ラベンダー、ローズと香りが楽しめるものまで種類豊富。石けんやシャンプーも並んでいます。
また“バンブー”では食用油も販売しているのですが、近所の方はマイボトルを持って、こちらの巨大容器から量り買いしているのだとか。竹村さんにオススメの椿オイルレシピを聞くと「椿オイルと卵料理は相性抜群」とのこと。五島列島では、髪や肌など外からだけではなく、体の中から椿オイルを取り入れているのですね。
【バンブー】
長崎県五島市吉田町2498
電話番号:0959-75-0412
営業時間:10:00-19:00/火曜休
http://www.bamboo-tsubaki.com/
髪もお肌もリフレッシュした後、夕食に五島列島名物“五島うどん”をいただいたのですが、素麺とうどんの中間のような優しい舌触りとツルンとしたのどごしが抜群。このうどんにも椿オイルが使われていて、これが美味しさの秘訣。おみやげにたくさん買って帰りました。
ヘッドスパ、エステ、そして食事でも椿オイルの魅力を感じた筆者。こんなに色々使えるスーパーオイル・椿オイルってどうやって作られているの? 次回は椿オイルを生産する工場の見学レポートをご紹介します。
(http://news.nicovideo.jp/watch/nw1339714)
★無添加・椿オイルは昔ながらの製法でこうして作られる!
五島列島の椿が生んだ“美髪伝説”検証レポート:工場編
◆ガジェット通信 2014.12.09 17:00 記者 : 藤本エリ
“椿オイル”が生み出す“美髪伝説”を検証するために、九州の最西端・長崎県の西100kmに位置する五島列島を訪れた筆者。「観光編」「美容編」と五島列島に根付いた椿文化を体験して来ました。食べて良し、美容に良しの椿オイル。三回目となる今回は「工場編」と題し、椿オイルがどうやって作られているのかを見学してきました。
美容マニアも夢中! 知る人ぞ知る椿オイルの聖地“今村精油所”
今回お邪魔したのは“今村製油所”さん。山々に囲まれた非常にのどかな場所にあるのですが、こちらで作られた椿オイルには多くのファンが。
日本最大級の化粧品口コミサイト『@コスメ』でも、クチコミ評価7点満点中、6.3点という驚異の高評価! アイテムカテゴリーも、スキンケア・ボディケア・ヘアケアと多岐に渡って登録されていて、そのオールマイティぶりが分かります。
雑誌などメディアにも度々取り上げられ、テレビの取材が入ることも。俳優の六角精児さんの写真も飾られていました。
無添加で素材を大事に。椿オイルができるまで
それではどうやって椿オイルができるのかを見ていきましょう。椿は冬に開花した後、緑色の小さな実をつけ、半年かけて実り、9月に収穫の時期を迎えます。戦前は、島内のいたるところに椿オイルを搾油する工場があり、実を持って行くと椿オイルと交換してくれたそうで、今でも9月頃になると、椿の実を採取する島民の姿が見られるとのこと。
精油の方法は工場によっての違いがありますが、五島市で80年以上続く“今村製油所”では、下記のように昔ながらの“玉締め式”という圧搾法で椿オイルをつくっています。
殻を取り、天日で5日ほど乾燥させた椿の実。中の黒い実を取り出し、手作業で選別。粉砕機にかけて小さな粉にします。
粉砕した椿実を蒸気で20分ほど蒸し上げます。蒸し加減が椿オイルの良し悪しを大きく左右するそう。
蒸した椿実が熱が冷めないうちに、玉締機という機械にしっかり詰め込みます。ゆっくり圧力をかける“玉締め式”で圧搾。余分なモノを抽出しない圧搾方法です。
化学薬品や添加物は使わず紙だけでろ過。搾りかすは天日干しして肥料になるとのこと。椿に捨てるところなしですね。
丁寧に丁寧に絞られた椿オイルはキラキラで濁りのない純度が高いもの。口に入れることができるから、美容に使っても安心ですね。
この今村製油所で生まれた椿オイル、実は資生堂のヘアケアブランド『TSUBAKI』にも使われています。女子なら誰でも一度は使ったことのある、あの『TSUBAKI』ですよ! 普段はシャンプーやトリートメントの成分を気にすることはあまりありませんが、こうしてきちんと選ばれた原料が使われていると知ると嬉しいですよね。
今回の三回に渡る「五島列島“美髪伝説”検証レポート」いかがだったでしょうか。五島列島の豊かな自然と、あたたかい人々によって守れてきた“椿オイル”文化。乾燥が気になるこれからの季節はもちろん、筆者はこの取材をきっかけに椿オイル生活を続けて行こうと思います。皆さんも『TSUBAKI』など、身の回りの椿オイルアイテムから取り入れてみてはいかがでしょうか?
【今村製油所】
長崎県五島市平蔵町3783番地
http://imamura-camellia.p2.bindsite.jp/index.html [リンク]
TSUBAKI | 資生堂
http://www.shiseido.co.jp/tsubaki/
(http://getnews.jp/archives/704122)
▼映画「くちびるに歌を」公式サイト
主演 新垣結衣 2.28 公開
詩編と賛歌と霊的な歌によって
語り合い、主に向かって
心からほめ歌いなさい。
エフェソの信徒への手紙/ 05章 19節
新約聖書 新共同訳
ごうまんで、ぶっきらぼうで、
利己的になるのは、
いともたやすいことです。
でも私たちは、
もっとすばらしいことのために、
つくられているのです。
マザーテレサ
(マザーテレサ『愛のことば』より)
★空港・教会・マンホールと島じゅう椿だらけ!
五島列島の椿が生んだ“美髪伝説”検証レポート:観光編
★ガジェット通信 2014年11月21日
九州の最西端・長崎県の西100kmに位置する“五島列島”。中通島、若松島、奈留島、 久賀島、福江島の5つの大きな島をはじめ、18の有人島と111の無人島で構成された自然豊かな五島列島には、女性必見の美のルーツがあるのだとか。そのキーワードは「椿」。
長崎の県花でもある椿からとれる“椿オイル”は髪の毛やお肌に使えばしっとり、酸化しにくいオレイン酸が豊富でも健康にも良い万能オイル。椿オイルを日常的に使っている五島列島には“美髪伝説”が? 今回筆者は実際に五島列島に訪れ、椿オイルの魅力や椿を育む五島の自然、名所を巡ってきました。3回に分けてお届けする“五島列島・椿旅レポート”第一弾は、五島列島の観光名所をご紹介します。
※すべての画像は(http://getnews.jp/archives/698937)よりご覧ください。
五島つばき空港こと、福江空港に降り立つと至るところに椿の装飾が。
マンホールにも椿の絵が描かれており、五島列島は椿だらけ。
昔から椿の原生林や自生地が群生しており、椿は島の花にもなっています。五島ではこれまでに約50種類の椿の銘花が発掘されていますが、その中で、もっとも有名なのが1947(昭和22)年に発見された“玉之浦(たまのうら)”。“玉之浦”は濃紅地に白覆輪の中輪で、世界的な名花として知られています。
また、新上五島町には、北部・津和崎米山地区の個人宅にしか咲いていないピンク色の“ヤブツバキ”があります。それまで特に名前はありませんでしたが、2014(平成26)年3月に“上五島つばき大使”に就任された華道家の假屋崎省吾さんにより、“Shogo(ショーゴ)”という名前が命名されました。これは、五島列島でしか見れない美しいヤブツバキをもっと多くの人に知ってもらいたいという想いから名付けられたそう。椿の花が咲くのは3~5月で今回筆者は見ることができませんでしたが、次回五島を訪れる時には美しい椿の花を楽しみたいです。
五島列島には多くのカトリック教会が点在していて、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録を目指す取り組みがされています。
中でも“堂崎教会”(正式名称:堂崎天主堂)は1908年に建てられた歴史ある教会。現在は“堂崎天主堂キリシタン資料館”として、布教時代から迫害を経て復活に至る信仰の歴史が展示されています。
建物の中には美しいステンドグラスが。
ヨーロッパの教会ではバラの花が 飾られますが、五島では椿の花や葉や実が、柱や壁や天井にまで建物のあらゆるところにあしらわれています。一枚ずつデザインが少しずつ違っていて、これが100年以上前に建てられた教会だとは驚きです。
また、五島列島は最近映画のロケ地としても有名に。妻夫木聡さん、深津絵里さん主演映画『悪人』の撮影に使われ、印象的なシーンに登場する灯台には今もロケ地巡りで訪れる映画ファンが。2015年2月公開予定の新垣結衣さん主演映画『くちびるに歌を』の撮影にも使われており、ポスターが飾られていました。
この美しい海と山からなる豊かな自然は、日常の喧噪を忘れてリラックスできること間違いなし。筆者もかなり癒されてまいりました。港町だけあって、ニャンコもたくさんいましたよ。
そして、至る所で売られている椿オイルと椿オイルを使った商品たち。椿オイルを使ったキャンディなど、椿オイルが人々の生活に根付いていることが分かります。これまで髪の保湿に使うイメージしかなかったのですが、今回の旅で椿オイルのさまざまな使い方を知ることができました。“五島列島・椿旅レポート”第二弾は“美容編”として、椿オイルを使ったスパ&エステをご紹介します。
(http://getnews.jp/archives/699167)
★ヘッドスパ&エステに名物料理にも“椿オイル”が!
五島列島の椿が生んだ“美髪伝説”検証レポート:美容編
◆2014/11/27(木)17:00 ガジェット通信
“椿オイル”が生み出す“美髪伝説”を検証するために、九州の最西端・長崎県の西100kmに位置する五島列島を訪れた筆者。前回は「観光編」と題し、空港、教会など、椿だらけの五島列島の街並みをご紹介しました。
今回は「美容編」として、椿オイルを使ったヘッドスパやエステなど、文字通り“肌で感じて”来ましたので、体験レポートをお届けします。
まず訪れたのはヘッドスパ専門店“モンテ・カンゲ”。八窪(はちくぼ)ルミさんは、東京で18年間美容師として活躍。その後、慶應大学の地域起業家養成研を受け、実家である五島市の美容院“しらゆり美容院”の中にこちらのサロンをオープン。「モンテ・カンゲ」とは五島の方言で、モンテ=揉む・ほぐす、カンゲ=頭という意味なんですって。
ほぼ365日毎日パソコンを使い、常に肩こり症の筆者はよくヘッドスパを利用するのですが、椿オイルを使った施術ははじめて。それもそのはず、ヘッドスパに椿オイルを使ったのは八窪さんが日本初! 東京から技術を学びに来る美容師さんもいらっしゃるそう。
温めた頭皮にたっぷり椿オイルをたらし、しっかりとマッサージ。指通りの良い椿オイルのおかげで髪がつっかかる事もなく、とても気持ち良くてついうとうと……。終わった後はシャンプー&ブローをしてもらって、髪がツヤツヤに生き返りました。
八窪さんによると、髪のスタイリングに椿オイルを使うと、その人それぞれの悩みを解消してくれるのだとか。コシのない髪にはコシが出て、爆発しやすい髪はしっとりとまとまる。さらに、シャンプーなどの科学成分で頭皮が荒れていた方が改善されたり、血行が良くなる事で薄毛・白髪にも効果が。なんて万能なオイルでしょう!
100%五島産の椿オイルを使った約70分のヘッドスパはシャンプー・ブロー込みで3000円! 五島だから実現できた超お得プライスです。この夏、映画のロケで訪れた某人気女優もこのヘッドスパがお気に入りで、滞在中何度も利用したそうですよ。
【モンテカンゲ】
長崎県五島市栄町1-43しらゆり美容院内
電話番号:080-1793-5588
営業時間:10:00-18:00/月曜休
http://www3.city.goto.nagasaki.jp/contents/living/detail.php?content_id=2984&category_id=774
続いては、カフェ&エステサロン“バンブー”を訪問。こちらでは手作りスイーツやカレーやパスタを食べたり、お店のオリジナル椿オイル『雫』を使ったエステを受けることができます。
まずは、エステを受ける人、一人一人の毎日のスキンケアや肌状態、悩みをカウンセリングシートに書き込みます。
エステルームは広々としたスペースで、リラックスして施術を受けられます。
使われるのは、4回精製されたオリジナルの椿オイル。これはセラピストの竹村美保子さんがこだわり「椿オイルそのままだと肌なじみが悪かったりもしますが、この純度の高いオイルだとどんな肌質の方にも合います」と自信を持っているオイル。エステ中は、フワフワの泡で洗顔をしてもらい、この椿オイルでマッサージ。これまた気持ちよ良すぎてうとうと……。
施術後は自分のお肌がしっとりプルプルになっていることにビックリ。最近ひどい肌荒れに悩まされている筆者ですが、天然のオイルなら肌に負担をかけずに安心してエステを受けられます。竹村さんにも「市販されている化粧品はどんなに肌に優しく作ったとしても、どうしても化学成分が入ってしまいます。椿オイルならその不安がありませんし、ニキビ肌の方も安心ですよ」とアドバイスいただきました。
店内には、竹村さんが開発したオリジナルブランドの椿オイル『雫(しずく)』が販売されています。これは「古くさいイメージを持たれがちな椿オイルをオシャレなイメージに変えて、多くの方に使って欲しい」という想いからデザインされています。無香料のナチュラルや、ラベンダー、ローズと香りが楽しめるものまで種類豊富。石けんやシャンプーも並んでいます。
また“バンブー”では食用油も販売しているのですが、近所の方はマイボトルを持って、こちらの巨大容器から量り買いしているのだとか。竹村さんにオススメの椿オイルレシピを聞くと「椿オイルと卵料理は相性抜群」とのこと。五島列島では、髪や肌など外からだけではなく、体の中から椿オイルを取り入れているのですね。
【バンブー】
長崎県五島市吉田町2498
電話番号:0959-75-0412
営業時間:10:00-19:00/火曜休
http://www.bamboo-tsubaki.com/
髪もお肌もリフレッシュした後、夕食に五島列島名物“五島うどん”をいただいたのですが、素麺とうどんの中間のような優しい舌触りとツルンとしたのどごしが抜群。このうどんにも椿オイルが使われていて、これが美味しさの秘訣。おみやげにたくさん買って帰りました。
ヘッドスパ、エステ、そして食事でも椿オイルの魅力を感じた筆者。こんなに色々使えるスーパーオイル・椿オイルってどうやって作られているの? 次回は椿オイルを生産する工場の見学レポートをご紹介します。
(http://news.nicovideo.jp/watch/nw1339714)
★無添加・椿オイルは昔ながらの製法でこうして作られる!
五島列島の椿が生んだ“美髪伝説”検証レポート:工場編
◆ガジェット通信 2014.12.09 17:00 記者 : 藤本エリ
“椿オイル”が生み出す“美髪伝説”を検証するために、九州の最西端・長崎県の西100kmに位置する五島列島を訪れた筆者。「観光編」「美容編」と五島列島に根付いた椿文化を体験して来ました。食べて良し、美容に良しの椿オイル。三回目となる今回は「工場編」と題し、椿オイルがどうやって作られているのかを見学してきました。
美容マニアも夢中! 知る人ぞ知る椿オイルの聖地“今村精油所”
今回お邪魔したのは“今村製油所”さん。山々に囲まれた非常にのどかな場所にあるのですが、こちらで作られた椿オイルには多くのファンが。
日本最大級の化粧品口コミサイト『@コスメ』でも、クチコミ評価7点満点中、6.3点という驚異の高評価! アイテムカテゴリーも、スキンケア・ボディケア・ヘアケアと多岐に渡って登録されていて、そのオールマイティぶりが分かります。
雑誌などメディアにも度々取り上げられ、テレビの取材が入ることも。俳優の六角精児さんの写真も飾られていました。
無添加で素材を大事に。椿オイルができるまで
それではどうやって椿オイルができるのかを見ていきましょう。椿は冬に開花した後、緑色の小さな実をつけ、半年かけて実り、9月に収穫の時期を迎えます。戦前は、島内のいたるところに椿オイルを搾油する工場があり、実を持って行くと椿オイルと交換してくれたそうで、今でも9月頃になると、椿の実を採取する島民の姿が見られるとのこと。
精油の方法は工場によっての違いがありますが、五島市で80年以上続く“今村製油所”では、下記のように昔ながらの“玉締め式”という圧搾法で椿オイルをつくっています。
殻を取り、天日で5日ほど乾燥させた椿の実。中の黒い実を取り出し、手作業で選別。粉砕機にかけて小さな粉にします。
粉砕した椿実を蒸気で20分ほど蒸し上げます。蒸し加減が椿オイルの良し悪しを大きく左右するそう。
蒸した椿実が熱が冷めないうちに、玉締機という機械にしっかり詰め込みます。ゆっくり圧力をかける“玉締め式”で圧搾。余分なモノを抽出しない圧搾方法です。
化学薬品や添加物は使わず紙だけでろ過。搾りかすは天日干しして肥料になるとのこと。椿に捨てるところなしですね。
丁寧に丁寧に絞られた椿オイルはキラキラで濁りのない純度が高いもの。口に入れることができるから、美容に使っても安心ですね。
この今村製油所で生まれた椿オイル、実は資生堂のヘアケアブランド『TSUBAKI』にも使われています。女子なら誰でも一度は使ったことのある、あの『TSUBAKI』ですよ! 普段はシャンプーやトリートメントの成分を気にすることはあまりありませんが、こうしてきちんと選ばれた原料が使われていると知ると嬉しいですよね。
今回の三回に渡る「五島列島“美髪伝説”検証レポート」いかがだったでしょうか。五島列島の豊かな自然と、あたたかい人々によって守れてきた“椿オイル”文化。乾燥が気になるこれからの季節はもちろん、筆者はこの取材をきっかけに椿オイル生活を続けて行こうと思います。皆さんも『TSUBAKI』など、身の回りの椿オイルアイテムから取り入れてみてはいかがでしょうか?
【今村製油所】
長崎県五島市平蔵町3783番地
http://imamura-camellia.p2.bindsite.jp/index.html [リンク]
TSUBAKI | 資生堂
http://www.shiseido.co.jp/tsubaki/
(http://getnews.jp/archives/704122)
▼映画「くちびるに歌を」公式サイト
主演 新垣結衣 2.28 公開