地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

帰る所

2014-03-26 05:20:05 | 今日のみことば
塵は元の大地に帰り、
霊は与え主である神に帰る。

「コヘレトの言葉」 / 12章 7節
新約聖書 新共同訳



人よりも高い位置に上がったとしても、
一瞬の栄華にすぎず、
人よりもたくさんの財物を集めたとしても、
死の門の前では一切合財捨てて行かなければなりません。

お金や名誉や学識、
そのすべてが時と共に流れていってしまい、
歳月が過ぎればすべてなくなってしまいます。

いくら立派で偉大な人だとしても、
命が尽きた瞬間に終わってしまう哀れな命にすぎません。
自分とは何か、自分がなぜ生きなければならないかを、
いくら考えても分からないのが人間です。

したがって、
自分が生まれた動機と目的が自分によるものではないように、
自分が生きるべき目的も、
やはり自分のためではないことを悟らなければなりません。

ですから、人生いかに生きるべきか、
ということに対する答えは簡単です。


愛によって生まれたのですから、
愛の道を求めて生きなければなりません。
父母の果てしない深い愛を受けて生まれた命なので、
生涯その愛を返して生きなければならないのです。


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