地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

【お互いに】 “マッサン巡り”「北海道編」前に聖地巡礼

2014-10-22 15:52:08 | 今日の御言葉
photo 相武紗季 (マッサンに出演中)



あなたがたに新しい掟を与える。
互いに愛し合いなさい。

わたしがあなたがたを愛したように、
あなたがたも互いに愛し合いなさい。


「ヨハネによる福音書」/ 13章 34節
新約聖書 新共同訳




家族の間に、もう少し多くの愛、一致、平和、
そして幸せがあったなら、こんなに多くのアルコール依存症や、
麻薬中毒者は生まれなかったことでしょう。


マザーテレサ
(マザーテレサ『愛と祈りのことば』より)



http://gipsypapa.exblog.jp/16910703/

▲小樽聖公会 (北海道小樽市)


◆【サタデープラス】“マッサン巡り”「北海道編」前に聖地巡礼

★2014年10月18日15時0分 スポーツ報知




▲ニッカウヰスキー余市蒸溜所。
マッサン効果で大人気となっている


視聴率も好調のNHK連続テレビ小説「マッサン」で、注目されるのが北海道余市町と小樽市。主人公の「マッサン」と「エリー」のモデルでニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝さんとリタさん夫妻が亡くなるまで生活を営み、来年1月5日から放送が始まる「北海道編」の舞台となる。今回は、地元の小樽商科大に通う女子大生・荒谷沙織さん(23)と“マッサン巡り”の旅に出かけた。(樋口 智城)

旅に同行してくれた荒谷さんは、放送を記念し7月に当地で開催された「おたる・よいち ご当地ハイボール レシピコンテスト」で、最優秀賞に輝いた「ハイボール女王」だ。レシピを考案した「クレイン(鶴)ズ・ブーケ」は、政孝さんからリタさんへのプレゼントをイメージし、見た目も花束の鮮やかな赤を連想させる。

荒谷さんと、まず向かったのはニッカウヰスキー余市蒸溜(りゅう)所だ。政孝さん=「マッサン」が1934年、ドラマでメーンテーマとなるウイスキー造りのため造った施設だ。

荒谷さんは、お客さんの数に驚いた。「昔、私が友人と2人で来たときは、他に人はいませんでした」。朝ドラ効果で、今は平日も昼食時のレストランは30分待ち。観光バスがひっきりなしに訪れる。統括するアサヒビール広報によると「見学者数は、9月末時点で累計前年比143%」と激増。ウイスキー造りの実演など、“オトナ”の社会見学にはうってつけだ。

「竹鶴邸」もいい。当初、蒸溜所にあったマッサン夫妻の住居で、46年に近郊の余市町山田町に移築。2002年に再び現在地に移された。

資料や年表が展示された一般公開部分のほか、特別に、普段は非公開の部屋も見せてもらった。おしゃれな応接間に、ピアノが1台。リタさんはよくピアノをマッサンに聴かせていたという。

他の部屋にもおしゃれな仕掛けが。「見てください、この畳に『竹と鶴』の模様が描いてありますよ!」と荒谷さん。押し入れを開けると、マッサン専用の小便器もあった。「専用便器を造らせるあたり、ちょっとワンマンな感じしますねー。趣味人ぶりにビックリしました」と荒谷さん。

地元の人にも聞いてみた。あるおばあちゃんは「房子さん(リタさんの養子)と私、同級生だったんよ」。当時の思い出ってありますか?

「こちらに竹鶴さんが引っ越されたのが戦後間もなく。リタさんは落ち着いた、いい人でしたよ。家に遊びに行ったらクッキーとか作ってくれて。そのころは甘いものなんてないから、うれしかったなー」

他にエピソードは? 「房子さんがリタさんとケンカして、ウチに逃げて来たこともあってね」、「そうそう、政孝さんはリタさん以外に彼女が―」。それ以上はまずいかも。余市編は、このあたりで…。

「40年代、余市町に外国人はリタさん一人だけ。だから、(外国人が住んでいた)隣町の小樽や札幌に遊びによく行っていたんです」。こう話すのは、小樽商科大の高野宏康教授。放送をきっかけに、地元を盛り上げようと、竹鶴家の文献・資料をかき集めた。いまや屈指の「マッサン研究家」といってもいい。

「リタさんは『外国人で目立ち過ぎる』という理由で、当時、汽車に乗らなくなった。苦労はあったでしょうね」。余市から小樽に。リタさんは砂利道を車で2~3時間かけて通ったという。

小樽行きは、イギリス国教会系の教会・小樽聖公会で祈りをささげるためでもあった。「お金がないからボロボロなのよ。寄付募集って言っといて~」。現在の聖公会では、上品かつ陽気な女性司祭が迎えてくれた。「当時、英国人のアン・ステブリさんって立派な宣教師がいてね。リタさんと仲良かったらしいんですよ」

関西弁で話すリタさんに、アンさんが「すっかり日本になじんでいるねー」と指摘したとか。ちなみにこの聖公会、明治期には詩人・石川啄木の姉がオルガンを弾いていたのだという。リタさんが61年に亡くなったあと、マッサンも自らも死期が近づいた79年に洗礼を受けている。

リタさんが映画を見るのは、もっぱら「電気館」。ビビアン・リー主演「哀愁」が好きだった。82年に閉館。今はドラッグストアだが、建物に「電気館」の文字は確認できる。

マッサンが愛した喫茶店もある。小樽最古の28年(昭和3年)創業「米華堂」だ。現在は3代目。他界した2代目・八木清さんは、当時、マッサンから「ボーヤ、ボーヤ」と呼ばれてかわいがられていた。清さんの妻・光子さん(80)は「この喫茶店の看板メニューのアップルパイをよく食べてて。お土産にも持って帰っていたらしいですよ」。リタさんとも自宅で一緒に食べていたかもしれない。

◆マッサン 「マッサン」こと亀山政春(玉山鉄二)はウイスキー造りの本場スコットランドへと留学し、生涯の妻となるエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)と出会う。母の反対など苦難を乗り越え、2人は日本で夢の国産ウイスキー造りを進めていく。モデルとなったのは、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝さんと妻・リタさん。劇中では現在、大阪が舞台となっている。



▲『マッサンとリタ』オリーブ・チェックランド 和気洋子訳(写真)


★「マッサン」ロケ効果、レトロで人気の木造教会


■読売新聞2014年10月19日 14時26分
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20141019/20141019-OYT1I50004-L.jpg



▲教会で大岡司祭(奥)の説明に聴き入る見学者たち(田原本町で)



 NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」のロケ地の一つ、田原本聖救主教会(奈良県田原本町)が、人気スポットになっている。

 レトロで美しい内部が印象的で、18日も大勢の見物客らが訪れた。ツイッターなどでも「雰囲気のいい礼拝堂ですね」と注目を集めており、教会は「信者でない人にも関心を持ってもらうのはありがたい」と歓迎している。

 教会は木造平屋で、1933年に建てられた。中には木製のベンチが並び、窓ガラス越しの日差しがセピア色に輝く。ここを舞台に、玉山鉄二さんとシャーロット・ケイト・フォックスさん演じる主人公夫婦の物語が進む。

 地元商工会などが18日に企画した「ぶらり田原本まちあるき」には、教会目当てに約50人が参加。大岡創司祭(60)が「大改修をしなかったため昭和初期そのままの造りが残り、物語の雰囲気に合ったようです」などと秘話を披露した。

 参加した同町の主婦(71)は「内部は初めて見たけど、いい雰囲気でした」と話していた。

 教会は毎月第4日曜の礼拝以外は閉まっており、見学希望者は大岡司祭(0744・22・3584)へ。

2014年10月19日 14時26分 Copyright © The Yomiuri Shimbun



★マッサンに乾杯

■読売新聞 2014年10月22日

 

◇中区に「竹鶴」バー


▲竹鶴ゆかりの品々を前に、「竹鶴」で乾杯する関係者ら
(広島市中区流川町のCafe SPICEで)


 竹原市出身のニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝(1894~1979)の生誕120周年と同社80周年を記念した期間限定バー「竹鶴 MUSEUM BAR HIROSHIMA」が、広島市中区流川町の「Cafe SPICE」にオープンした。31日まで(営業時間午後6時~翌午前3時)。

 店内には製造工程を記録した「竹鶴ノート」や第1号ボトルなどが並び、竹鶴のウイスキー造りにかけた思いを感じながら、その成果である同社の「竹鶴」ブランドを味わうことができる。北海道余市町と仙台市にある蒸留所ごとの特長や成熟期間の違いによる味や香りを比べるセットもある。

 竹鶴を支え続けた妻・リタが残したレシピを再現したローストビーフ、ミートパイなどのメニューや、夫婦をイメージしたウイスキーベースのカクテルも楽しめる。

 夫婦をモデルにしたNHK連続テレビ小説「マッサン」の影響などで、これまでウイスキーになじみが薄かった女性の関心が高まっているといい、今年1~9月の「竹鶴」ブランドの売り上げは、前年同期と比べて4割以上伸びているという。

 同社の親会社、アサヒビールの米倉淳・中国統括本部長は「ニッカウヰスキー第3の聖地・広島で竹鶴の情熱を味わって」と話している。

2014年10月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun




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