Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

「美しき野獣」鑑賞

2006-02-15 18:38:27 | K-Movie Notes

(image source: innolife)
「美しき野獣」を観てきた。レディースデイの昼間って、激混みなのね。知らなかったぁ~

別々の事件を追っていた、暴れん坊刑事チャン・ドヨンと、地検のエリート検事オ・ジヌが、偶然出会い、共通の敵である闇社会に君臨する男を追い詰めることで、事件が進展するストーリー。

いやー、観終わった後、なんとも言えない不条理感、虚無感が残ってしまった 。映画全体の印象が暗いというのもあるけど、何とかつじつまを合わせたような終わり方は、結局単なる復讐劇でしかなかったのか、と疑問を投げかけたくなる。

そして、この作品、クォン・サンウのファンには申し訳ないけど、主演クォン・サンウでいいのか・・・  ある意味ユ・ジテ主演じゃないかと・・・ なぜなら、その圧倒的な存在感もさることながら、本当の野獣はチャン刑事(クォン・サンウ)じゃなくて、オ検事(ユ・ジテ)だもの
冷静沈着、頑な表情で通す検事役ユ・ジテが、一瞬笑った顔  が頭にこびりついて消えない。

「愛のために泣く 」というこの映画のキャッチコピー。この映画を理解するにはあまり役に立たないような気がする。そういえば、『甘い人生』のキャッチコピー「究極のラブストリー」も、作品の理解を混乱させただけだった。
私の前にいた方々のコメント、「『甘い人生』よりヨカッタわ~」ですとぉぉぉぉ
まぁ、感性は人それぞれですからね~
でも、残念ながらこの映画には、『甘い人生』ほどの仕込みがあるとは思えないのよね~

さて、話は変わるけど、この作品、lotusruby にとって記念すべき50本目の韓国映画(劇場&DVD鑑賞あわせて)となった。
なんだか沢山観たような気がしてたけど、まだまだねぇ~