Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

冬の夜の気ままなDVD(9) ~「木浦は港だ」~

2006-02-16 20:33:13 | K-Movie Notes

51本目の韓国映画は「木浦は港だ」(監督:キム・ジフン)。
私の中でこの作品はかなりヒットの韓国映画。
もう、おかしくて、笑いのツボに入ったまま出てこれなくなっちゃった

[あらすじ] 
ギャングの町と知られる木浦(モッポ)で、麻薬ルートの解明のために潜入捜査を行うことになった刑事イ・スチョル(チョ・ジェヒョン)。地元のチンピラ達になじむために涙ぐましい努力をし、やがて有力組織ソンギ組を率いるペク・ソンギ(チャ・インピョ)の片腕となり、このボスと友情を育んでゆくが、さて、捜査の方は・・・

この地方独特の訛でしゃべるソンギ役のチャ・インピョ。こんな正統派イケメンがギャングでいいのかぁと、ツッコミたくなるほどコミカルで面白く、純情な親分を好演 。映画好きで、「猟奇的な彼女」を観ながらいたく感動している場面など、この人を観ているだけで、ついつい吹き出しちゃう

スチョル刑事役のチョ・ジェヒョンは、ドラマ「Happy Together」でテプンの妹ムンジュと結婚したチンピラ ピルドゥ役でお馴染みで、
キム・ギドク監督「悪い男」では主演。組織にもぐりこみ、ペイペイから、やがてボスに認められてその片腕にまでのし上がり、刑事であることをすっかり忘れてしまいそうになるほどのめり込み、ボスと深い友情関係を結んでいく過程はヒューマンドラマっぽい仕上がり。

ボスの長年の子分で、ボスに目をかけられるスチョルを妬み、ボスを裏切ることになるドゥホ役は、ソン・ビョンホ。この人、先日観た「美しき野獣」で憎き敵役で出演してた。こういう役柄はお手のものなのかしら(失礼?)

一言でくくってしまえば、ただのチンピラ映画なんだけど、 ハートフルなチンピラ映画なんだな(どんな映画だ・・・