「アバウト・アダム」は Brian ペンなら誰もが知っているが、「誰にでも秘密がある」のオリジナル。「誰ひみ」がリメイク版。
アダム vs スヒョン
かねがね、いろいろな方のブログでのレビューでも目にしていたけど、正直、ごめんなさい、アダム・・・イケてない・・・。アダムは好青年だけど、個人的にはアダムの目の周り、目の隈が黒くて気になってしまい、まったく色気を感じなかった。
いくら私が Brian ペンだからと言って、ペンの欲目、盲目を差し引いても、アダムはスヒョンほど3姉妹を惹きつけるほどの魅力があるのかどうか・・・
アダムの正体
アダムの愛車ジャガーへのアダムのこだわりや愛着は、「誰ひみ」では少ししか語られなかったことと、アダムの家族の話も、姉妹によって話す内容が違うところが、「誰ひみ」にはなかったけど。とにかく、アダムもスヒョンも何者なんだ という点は共通。
3姉妹設定
3姉妹のキャラ設定が「誰ひみ」と多少異なるのだけど、3姉妹とアダムとの微妙な駆け引きや、時間的にかぶる場面設定はほぼ同じ。三女の設定が「誰ひみ」ミヨンともっとも近かったけど、長女と次女はなんだか病的・・・
燃焼系次女
「アバウト・・・」でも「誰ひみ」でも、次女はあれほどアダム or スヒョンの虜になっていたのに、一体どの時点で吹っ切れてしまったの?という疑問は同じ。ま、どちらの次女も「燃焼系」 には違いなく、燃焼後乗り換えたことになるのかな。
エンディング
日本版「誰ひみ」エンディングには、椅子からずり落ちそうになったけど、「アバウト・アダム」のエンディングは、そんな小さくこざっぱりまとめちゃっていいの?という感じ。最後にアダムがカメラ視線を無意味に送り続けるのは何? エンディングには注目していたのだけど、韓国版エンディングが一番しっくりくるわ。
まぁ、個人的には、ツッコミどころ満載で楽しめたけど、お口直しに「誰ひみ」もう1度行かなくっちゃ(爆)・・・
この映画のようにストーリー展開で見せる作品のリメイク版は、キャスティングが変わるだけで、あるいは国や場所の設定が変わるだけで、オリジナルとリメイクの比較はある意味楽しい。でも、妄想は自由だけど、Brian のレットにキム・ヒソンのスカーレットなどは、絶対に見たくないリメイクといえるかな・・・
(ちなみに、レッド・バトラーでなく、レット・バトラーですからぁぁ・・・)