(image source: tour2korea)
シム・ウナの代表作「美術館の隣の動物園」(監督:イ・ジョンヒャン)。
映画を観ているという感じがしない、むしろ小説 を読んでいるようなロマンチックストーリー。演技者のオーバーリアクションがどこにもなくて、ごくごく自然な流れでストーリーが展開するため、インパクトには欠けるのだけど、個人的には好きな作品 。
[あらすじ]
結婚式ビデオのカメラマンのチュニ(シム・ウナ)は、結婚式でよく会う国会議員の補佐官ソ・インゴン(アン・ソンギ)に片思い。そのチュニの部屋に、チョルス(イ・ソンジェ)が軍休暇を取って恋人タヘを訪ねて来る。タヘの心はすでにチョルスから離れており、すでにその部屋から引っ越していたことを知らなかった。タヘの心を取り戻すことに意欲を燃やすチョルスは、チュニの代わりに滞った家賃を払ったことから、その部屋に居座り、2人の奇妙な10日間の同居が始まる。
チュニは、映画のシナリオを書いているが、チョルスがそれを手伝うことになる。シナリオの主人公はお互いが心に思う、インゴンとタヘ。さて、シナリオのエンディングはどうなるのか・・・
シム・ウナの代表作「美術館の隣の動物園」(監督:イ・ジョンヒャン)。
映画を観ているという感じがしない、むしろ小説 を読んでいるようなロマンチックストーリー。演技者のオーバーリアクションがどこにもなくて、ごくごく自然な流れでストーリーが展開するため、インパクトには欠けるのだけど、個人的には好きな作品 。
[あらすじ]
結婚式ビデオのカメラマンのチュニ(シム・ウナ)は、結婚式でよく会う国会議員の補佐官ソ・インゴン(アン・ソンギ)に片思い。そのチュニの部屋に、チョルス(イ・ソンジェ)が軍休暇を取って恋人タヘを訪ねて来る。タヘの心はすでにチョルスから離れており、すでにその部屋から引っ越していたことを知らなかった。タヘの心を取り戻すことに意欲を燃やすチョルスは、チュニの代わりに滞った家賃を払ったことから、その部屋に居座り、2人の奇妙な10日間の同居が始まる。
チュニは、映画のシナリオを書いているが、チョルスがそれを手伝うことになる。シナリオの主人公はお互いが心に思う、インゴンとタヘ。さて、シナリオのエンディングはどうなるのか・・・
恋人に振られた男と片思いの女が、劇中劇となるシナリオ製作という共同作業を通して、お互いの心に微妙な変化が生まれていく過程が、丁寧かつ自然に描かれている
シム・ウナの役どころは、掃除も料理もできない、だらしない女性なのだけど、彼女の上品さがそんなところも許してしまうようだ。この作品では、「韓国映画史上、もっとも愛らしいキャラクター」と評されたとか。わかるような気がする 。
監督イ・ジョンヒャンは女性、脚本も彼女自身が手がけたもの。シム・ウナが、チュニ役を演じるにあたり、「チュニは監督自身」と語っているように、監督自身のキャラクターを投影させたものらしい(インタビューより)。
イ・ソンジェはどこかで観たことあると思ったら、「氷雨」 に出演していた。ソン・スンホンとキム・ハヌルを取り合う登山家の役で、すごくインパクトがあったわけではないけど、この作品同様、オーバーなリアクションがなく、苦悩を抱える表情が淡々としていて、ちょい渋目の演技が光っていた と思う。
舞台となった美術館&動物園は、ソウル大公園にあり、映画のとおり散策ができるそうだ。