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ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

今週のゾイドジェネシス

2006-01-08 23:59:07 | アニメ
ジェネレーターを破壊しようとするフェルミの意図に気付いたルージ、怒りの二段階エヴォルト! ジェネレーターの破壊によって故郷を失っているだけに、切実なものがありますね。
エヴェルトの場面は、「村雨」「疾風」「無限」の文字が一旦消えて置き換わる描写と、妙に荘厳なあのBGMが良いですね。無限エヴォルトも同じ音楽で嬉しかったです。
それにしてもルージくん、立派になったなあ……。
村を出た頃は、素直で頭いいけど世間知らずで視野も狭かった。今じゃすっかり、討伐軍をまとめる大将の器ですよ。
それを如実に示すのが、ロンが正体を表したあの場面。
今更驚かない。今まで色んなもの見せられて薄々察していた部分やら何やら、とにかくものすごくよく「考えてる」子だというのがあそこの台詞で良く分かる。

今回はそれに加えてボラー少将とラ・カンの頭脳戦、それぞれのゾイドの特質を生かした戦い、ブラストルタイガー2機によるWサーミックバーストやエレファンダーの城壁破りにケーニッヒウルフの砲台狙撃などなど、見所満載でございました。

ボラー少将は渋いですねえ……「籠城には街の人々の理解と協力が必要」って実に手堅い。今回は逆に、フェルミが小物っぽくなってましたね。逆ギレして壁蹴ってたし。
まあ何となくフェルミは面白半分でやってる所があるので、そこが魅力でもあるんですが、ボラー少将の本気っぷりの前では馬脚が出てしまった。

それにしても、ロンはソラノヒト、と。フェルミもかなり高確率で多分ソラノヒト。あとはどうなんでしょう。ヤクゥ&ドクゥやカトーンの人は、多分ロンの正体をわかってて付き合ってたみたいな感じですが。
ソラノヒトたちも一枚岩じゃないみたいだし、その辺謎はまだ残ってますね。

で、EDに一瞬無敵団が出て来たような気がするんですが……。そう言えばコトナの隣には妹のリンナがいるし……。ゼ・ルフトの女の子二人に鬼教官まで……。

そして来週はザイリンさん登場。楽しみですね!

今週のスーパーヒーロータイム

2006-01-08 23:58:05 | 特撮
■今週のマジレン

うー……。
普通に考えれば、泣けるいい話なんでしょう。そのはずです。
しかしなんだろう、恥ずかしくって直視できなかった……。

なんていうか、その、母讃美はお腹いっぱいです。
五人全員で一斉にやられるから余計にキツい。

そしてそんな五人と母を見ながら、何やら1人ぶつぶつ言ってたスフィンクス様の今後がなにげに気にかかります……。


■今週のヒビキ

普通に面白いと思った私は変ですか?
お気に入りの渋江くんことイブキにまたちょっとスポットが当ってるせいかも知れませんけど。
宗家かあ……宗家ねえ。
ある意味、いつ死んでも悔いは残さないようにしよう、と常に思っている(らしい)ヒビキに対して、そこまで腹は括れていない様子のイブキ。
単に若いからなのか、それともやっぱり、ある程度覚悟を決めて「鬼の道」を自ら選んだ者と、否応もなくその道に入らざるを得なかった者の違いなのか。
それでも、「それが宗家の鬼たる者の務めだ」と言われれば、それに従わざるを得ない。それこそ「宗家の鬼」として、恥ずかしい姿を見せる訳にはいけない、と思っているようで、何やら痛々しくもあります。
そういや朱鬼の鬼払いの時もそうでしたよね……とてもじゃないが朱鬼を倒せるような精神状態には見えなかったし、にも関わらずやらざるを得ない状況に追い込まれていた、という意味では今回と同じで。

そうなるとやっぱり、生まれた時からレールが敷かれていた人生そのものが疑問になってきますね。
明日夢とキリヤはまさにそういう、「自分が本当にやりたい事はなにか?」を自問して自分の生き方を選ぶという場面にさしかかってるわけで(あきらのエピソードも、まあそういう話ではあるし)。
だったらイブキにも「じゃあなんで自分は選べないのか?」っていう疑問が出て来ると思うんですけど……。

そこまでやる時間はないんだろうな。
掘り下げようと思えばいくらでも掘り下げる余地はあったのに、勿体無い。

お久しぶりですセイザーX

2006-01-07 23:56:10 | 特撮
シャーク隊長ことシャークセイザー登場。
かっこ良さを強調するため、ピンチを煽る煽る。芋づる式に捕まって行く主人公たち、着々と迫る爆発の時、絶体絶命大ピーンチ! に颯爽と登場する鮫隊長。
“水属性”を強調する水のエフェクトが痺れますねえ♪

しかしその、ピンチに至るまではネタ満載。
ア「来るなよ拓人!」
ケ「拓人が僕たちを見殺しにするような人だと思うかい?」
ア「だから心配しているんだ!」
この辺の会話がらしくっていいですね。ここから始まって、たっくん&レミーとブレアードさんの握手、ステップワゴンで突撃→速攻捕まるじーちゃん、すっかり観念している仲間たちに突っ込みまくるたっくん、その裏で、グローザにいいように丸め込まれるアクアル様&ガレイドさん。そして今日もうろたえているサイクリードさんはとても「将軍」とか言われるような人とは思えない。

ツッコミが追い付きません。
アドの「白い米だけはダメなんだ×2」っていうのもあったなあ。

とりあえず、 ブレアードさんとたっくんは似た者同士で息ぴったり。ていうか、ブレアードさんがたっくんの事が大好きなのはよく分かりました。
拓人拓人連呼した挙げ句、
「お前がいなくなったら、俺はどうやって生きていけばいいんだー!!」
あなたそこまで。

劇場版仮面ライダー555「パラダイス・ロスト」

2006-01-03 20:51:13 | 特撮
555本編は2話にして脱落した訳ですが、劇場版は面白いと聞いていたので「どんなもんかな」と思って見てみました。
割と面白かったです。井上脚本のいつものクセで、「こういう派手でカッコイイ場面が欲しい!」がまずありきで話の運びが強引に感じた(テレビ用に場面をカットしてるせいもあるんでしょうが)部分も多々ありますが、まあそういうのも割と嫌いじゃないし。
世紀末救世主伝説な舞台設定がこっ恥ずかしく感じる時もままありましたけど、まあそういうアニメっぽいノリも好きな方だし。
それにしても、どこで撮影したんだろう。今日び、廃業した遊園地の跡地って結構あちこちにあるんでしょうか。遊園地の廃虚って、絵面として中々面白いですね。

ある意味、キャラやストーリーに思い入れがない分気楽に楽しめたのかも知れません。

……が。
どうにもひっかかる、あのオルフェノク三人組。特に木場勇治、お前だお前。
(そう言えば、テレビ本編を脱落した最大の原因もこいつだったような気がする)
「視聴者が、悪役側にも感情移入できるように」という意図で彼らのキャラが作られているのは理解できるのですが、こちらが同情するより先に本人が自分の不幸に酔って暴走を始めるので、感情移入する前にぶん殴りたくなります。
ていうか木場って、他人には他人なりの、事情とか考えとか立場とかがあるのをちゃんと理解してるのだろうか。周囲の人間が、自分の望んだ通りに動いてくれるのが当たり前と思ってないか? で、思うようにならないと、「俺はなんて可哀想なんだー!」とばかりに暴走を始める。ように見えます。
甘ったるい理想論を語る、それ自体は個人の自由だけど、そう簡単には問屋が卸さないことも分かってないとね。

それにしてもオーガってなんだかとってもキルバーン。

新ライダーのCMも入ってましたけど、それはまた後日ということで。

特撮オタクの年末年始

2006-01-01 19:23:54 | 特撮
あけましておめでとうございます。

ああああセイザーX見逃してしまった……。
ていうか、普段水曜朝なんてわけわからん時間に流してる癖に、なんで今日に限ってキー局と一緒にやるのテレビせとうち……orz

■ゴジラFINALWAR
ゴジラシリーズを何かこう神聖なものと思ってる人が見て怒る気持ちも分からないではないですが、個人的には嫌いじゃないです、こういうノリ。
マトリックスみてーなのやってみてー、ID4もやってみてー、アメリカ版GODZZIRAうぜーからやっつけちまえ……みたいな。
やってみたいならやったらいいさ。満足したかい?

いっこく堂こと北村一輝氏のファンキーな悪役っぷりはツボに来ました。
吹き替え版ドン・フライ氏も無駄に(注:ホメ言葉)渋カッコイイ。

そんでもって主役(なハズ)のゴジラには、それでもなんとなく神性のようなものは感じましたと言っておきます。
森羅万象に八百万の神が宿るという日本独自の感覚というか。そういう、大自然に宿る神性、しかも荒ぶる神、いわゆる荒魂(あらみたま)の象徴。
地球人類にとっては、守護神であると同時に神罰を下す恐ろしい存在でもあるのじゃないかなと思いました。

■響鬼in紅白
なんとなく、「見ておかねばならない」という変な義務感に駆られて見ました。
「少年よ」
事前の情報で、なんかやるらしいとは聞いてたのですが、まさか本当にHNKホールでヒーローショーが見れるとは。
布施さんの後に佇む響鬼・威吹鬼・轟鬼を見ながら「一応期待はしてたけど、実際目にするとなんかスゴい光景だなあ」などと思ってる内にマカモウ乱入、ヒーローショー開始。まさかホントにやるとは。
そして歌の終わりを待たず鬼退場。あれ?もう帰っちゃうの?と思って見てると会場にざわめきが→細川茂樹登場。ずっと「ヒビキ」として喋ってましたね。
そして布施さんは最初っから最後までノリノリでした。
布施さんていうか、小暮さん? みたいな。

個人的に、布施さんの歌それ自体は素晴らしいものとは言え、ヒーローものにはもっとギンギンな方が似合うと思ってます。しかし、お子様番組だと手を抜いたりせずに全力投球、さらには特別出演で怪演っぷりを見せつけてくれた上(小暮さんのキャラは結構好きだ)、紅白でもこのサービス。いい人だ、本当に。感謝。

■セイザーX劇場版
ストーリーに多くは望むまい。ていうか望むだけヤボだし。
ただひたすら、十二の星座の戦士たちとジャスティパワーと未来から来た戦士と四大超星神と三大幻星神と超星艦隊との豪華な競演を大画面で見たかっただけ。
……とは言え、ボスキートがニセジャスティライザーになってしまったがために、ジャスティライザー復活変身!の感動が薄くなってしまったような気がする。
あと、ユウヒはいい。あれはグランセイザーに取っては共に戦った仲間と言えるから。
でも轟天号はいらない。それよりもジャスティカイザーとダイセイザーが見たかった。
結論。ゴジラシリーズに変な未練残さずに、僕らのヒーロー祭りに吹っ切れて欲しかったというのが正直な所です。
アドが幻のシャーク隊長と会話するところは見所だったかな。
あと、ムシキングは節足動物が生理的に苦手な人は見てはいけません。確実にトラウマになります。