goo blog サービス終了のお知らせ 

ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

「ほら、言わんこっちゃない」byミカ

2007-06-06 23:51:57 | F1
…という感じの記事発見。

ハッキネン、「ライコネンの苦闘、予想通り」

最初読んだ時には、「そういうことはもっと早く言ったげればいいのに」と思ったんですが、どうやらキミ本人には去年のうちに言ってたみたいですね。

今のミカの立場だと、フィンランドの先輩としてはキミを応援するべきかも知れないけど、同時に現役のメルセデス(DTM)ドライバーでもある訳で、ちょっと心中複雑なんでしょうね。
まあ、ミカの場合どんだけヒドい目を見てもマクラーレンへの忠誠心は揺るがなかったようだし、ロン・デニスのミカへの溺愛っぷりも(4コママンガのネタにされるくらい)すごかったですし。
しかし今現在台風の目となっている驚異の新人・ハミルトンを12歳の時から手塩にかけて育てて来たのもロンだし、セナがいた時にはセナにべったりだったし、なんだかんだ言って人を見る目はあるのかも知れませんロン・デニス。
そしてキミ自身も、そんなロンから期待されて目をかけて貰ってたのになあ…。

まあ、フェラーリを選んだキミの選択が正しかったか否かは長い目で見なければ分からないと思うので、まだまだ結論を出すのは早いと思います。

ただ、ミカは見てても人との縁でチャンピオンを取るまでに育てて貰って、そして本人もそういう縁をすごく大事にしてるんじゃないかと思うんですが、キミはどうもその辺ドライな感じがして、それがどう転がるのかは気になる所ではあります。
素質は早くから認められてるだけに、今のままでは物足りない所ですね。

F1GP・麗しのモナコ

2007-05-29 01:31:53 | F1
折しもカンヌ映画祭開催中ということで、映画界のセレブも多数モナコを訪れてたようですが。私は今回CSオンリーだったので、某ジャニーズタレントは一度も見てません。
地上波の実況はフィギュアの全日本や世界選手権で男子を担当した西岡氏なので、実況にブチ切れる心配はしなくて良かったみたいですね。
……ていうか、私は決して実況に多くを求めてるつもりはないのです。普通に喋ってくれればそれで良いのです。寒いポエムでドン引きさせられさえしなければ。
フィギュアに関して言えば、私は男子のファンで良かったと心から思いました。女子の試合も出来れば観たかったんですが、あの実況を聞かされるかと思うともうそれだけでうんざりして……。

閑話休題。

試合の結果から言うと、マクラーレンのワンツーフィニッシュでした。こんだけ快勝するマクラーレンって久々かも知れない。
実況の人だったか誰かが「これは第2のセナプロ時代到来かも」なんて言ってたので、ちょっと写真を見比べてみました。

アロンソとハミルトン
セナとプロスト

……なんか、色んな意味で時間の流れを感じますね。ロン・デニスもすっかり白髪が増えちゃって……。
セナと同世代の亜久里氏は今やチームオーナーだし、当時現役だったピケは息子がテストドライバーで走ってるし。

そんなこんなでマクラーレン完勝、フェラーリはマッサが頑張ったもののキミは予選から踏んだり蹴ったり(でも1ポイント取った)、ザウバーは相変わらず頑張っている(そしてニックは相変わらずヒゲを生やしている……)、ルノーもよく見るとがんばっている、と……この辺が一応TOP4?
モナコは特殊なコースなので、今回の順位がそのままイコール力の差ではないとのことですが。

で、私としては上位陣よりホンダ勢の動向が気になってました。どうにか底は打ったと思っていんですかね? 前よりは戦えるようになって来ました?
ピット戦略ミスってポイント逃してましたけど、取りあえず次への望みは出て来た……かな。ここんとこ元気なかったバリチェロが頑張ってるのも嬉しい限り。モナコは得意なんでしたっけ。
スーパーアグリも今回苦戦してましたね。このチームに関しては、それでもよくやってると思いますけど。

何せ今回は「抜けないモンテカルロ」なんで、予選から決勝に至るまでの戦略・戦術・運とタイミングがモノを言うレースだったみたいです。
次は又アメリカ大陸に遠征するみたいで、新たな展開があるかもですね。

***

そしてそして、私の(笑)ミカもモナコに参上。
http://www.i-dea21.jp/kensawa/index.php?e=30
(F1カメラマンけんさわさんのブログです。一応、リンクは自粛したのでコピペで飛んで下さい)

十数年前のカート大会……そう言えばかすかに記憶にあります。何か、日本でやってたカートのお祭りイベントに若かりし頃のミカがゲストに呼ばれて、「みなさん、全開で行きましょう!」ってコメントしてるレポをF速だかAS+Fだかで読みました。

そんな大昔のことを律儀に覚えてて声を今でもかけてくれるミカ。
とても子煩悩で息子が可愛くって仕方ないらしいミカ。
如何にもミカらしい(笑)、ミカの人柄が垣間見えて幸せでした。ありがとうけんさわさん。

んで、そのミカが久々に優勝したDTMのレースはいつ放送して貰えるんだろう……。

F1スペインGP・鈴木くんと佐藤くん

2007-05-14 22:41:02 | F1
1ヶ月ものインターバルを経て、F1GPようやくヨーロッパに参上。
いや、いろんな意味で驚きのレースでした…。

4人のドライバーが僅差でひしめく展開は確かに面白いけど、「四天王」と呼ぶ程には、マッサとハミルトンのキャラが立ってないような気がします。まだ若いせいなのか、それともそういう時代なのか。
セナ・プロスト・ピケ・マンセルは全員揃ってとてつもなく濃かったですね。そんな時代だからこそ、デビュー当時のミカの爽やかさにものすごい衝撃を受けたものです。
それに比べると今は爽やかなイケメンがやけに多くて……………それはそれで嬉しいです(←アホ)。
アロンソの変な踊りとキミのミもフタもないコメントは、既に十分キャラが立ってると思います。

まさかマッサが2戦連続でポールtoウィンにファステストラップ付きの3点セット揃えるとは思わなかったし(皆さん忘れてらっしゃるかも知れませんが、それはミカの得意の勝ちパターン…)、ハミルトンがポイントリーダーになるとも思いませんでした。

が。それ以上にびっくりなのが、スーパーアグリ初ポイント!!!!
今年の内に取れるかな、取れたらいいなとは思ってたけど、まさかこんなに早いとは。
しばらくは和製ミナルディみたいな、最下位が指定席な状態になっても仕方ないなと思ってたんですが、ホントにすごいですね進化速度が。
最初にCSで生で見たんですが、相変わらず内輪でダラダラやってる実況・解説が最高でした。
琢磨がポイント取れそうだ、となった時の川井ちゃんの、「さー、たくちゃんがんばって♪」という妙にテンションの低い歌とか。「今日この後亜久里さんとご飯食べる約束してたんですけど、多分無理ですね。あきらめました」とか。
「ルノーやフィジケラのファンから怒られそうな実況ですね」と自分にツッコミ入れる実況の人もナイス。

で。CSは国際映像だったので、琢磨&スーパーアグリももっと見たい、と思って地上派も一応録画したんですが…相変わらず聞くに耐えない実況でした。CSの味を覚えてしまったから、もうホントに聞けない。インタビュー以外の場面は音無しで見ました。
浜ちゃんはいつも良い時に来るなー…最早縁起モノ。自分が素人であることを隠さない所に、却って好感が持てます。左近がまるでお付きの人みたいでしたけど。亜久里代表への妙な馴れ馴れしさと言い、中々面白い映像でした。

他にも色々思うことはあるけど、とりあえずおめでとう琢磨&スーパーアグリ!果敢な戦いぶりに敬意を表します!

***

ところで、フロントウイングに車載カメラを載せるようになったのって今シーズンからですよね。あれ、臨場感あり過ぎて怖いんですけど…。

灼熱の2連戦

2007-04-17 01:09:31 | F1
色々(私が)ごたごたしてる間に、マレーシアGPとバーレーンGPが終わりました。
熱帯雨林なマレーシアに砂漠のバーレーン。春先だというのに何やら暑苦しいですね。ドライバー及びチームスタッフの皆さんご苦労様でした。

という訳で。

序盤三戦を終えた所で、混沌としつつも赤VS銀の戦い再び…ですか。
ミカシュー対決のあの頃を思い出して一瞬しみじみしかけました。でもあの頃と違って、フライング・フィンが駆るのは銀の矢ではなく赤い跳ね馬の方なんですよね。
しかも。
赤VS銀がそのままキミVSアロンソの両雄対決になるかと思ったら…そうでもなさそう?ハミルトンは恐るべき新人って感じだし、マッサも負けじと頑張る。両エースもうかうかしてられないかも知れません。3位に入ったキミが機嫌悪そうだったなあ。
そしてここへ割って入る隙を狙って、ザウバーが何か来てますよ。
去年は元チャンピオンのジャック・ヴィルヌーブが泣かず飛ばずで途中離脱。変わりに登場した無名の新人クビサが予想外の活躍で度肝を抜きましたが、今年はそんなクビサに負けるもんかとニック・ハイドフェルドが頑張ってます。
しかしニック。去年までは私的F1イケメンGPのトップを走っていたというのに、ヒゲのせいで今年はトップから落ちましたよ。早くヒゲを剃って返り咲いて欲しいものです。

一方、オーストラリアで幸先の良いスタートを切ったスーパーアグリですが、まずまずの健闘ぶりを見せています。バーレーンではエンジンから白煙が上がりましたけど、あれさえなければ結構イイ位置でゴールできたはず。去年の今頃を思えば、まずまずどころか奇跡の大健闘です。
そしてスーパーアグリに変わって落ちてるのがホンダorz
えー…失敗を恐れずやって失敗したそうです。とりあえず新車が投入されるまでは我慢のレースが続きそうって、去年のスーパーアグリみたいですね。

F1オーストラリアGP決勝

2007-03-18 22:34:55 | F1
フィギュアスケートで自分がぶっこわれる前にF1の決勝感想書いておきます。
(ていうか既に壊れかけてる。落ち着け私)

感想その1 CS入っててほんとに良かった。薄給の身にはちょっと苦しいけど。でもこの快適さを覚えてしまったら、地上波なんてもう見られない。

なんか、今宮さんと川井ちゃんが口を揃えてホンダのブレーキがブレーキがというので、ホンダはブレーキが苦しいんだなということが素人な私にも分かりました。
そしてまた、口を揃えてストップアンドゴーストップアンドゴーというので、ここメルボルンのコースが急減速&急加速を要するブレーキに優しくないレイアウトなのもなんとなくわかりました。
こののんびりした内輪な感じがたまりません。

そんな中、ホンダの二人のドライバーは多分頑張ってたんでしょう。今年1年でどこまで持ち直して来るのかを楽しみにしてます。

それでも、開幕戦にしては意外に波乱の少ない決勝だったような。
マクラーレンが復活して来て、キミVSアロンソのチャンピオン争いになるんでしょうか。チーム的にはマクラーレンに勝って欲しいんですが、ドライバー的にはキミの方が好みなので悩みます。
ていうかキミ、去年1回も勝ってなかったのね。なんかもう既に、タイトルの1回や2回取ってますみたいな妙な貫禄を感じたんですが。
マクラーレンの新人ハミルトンは、流石に秘蔵っ子だけあって新人らしからぬ上手さが光りましたが、個人的には新人くんはもっと荒削りな方が好みです。最近はレースデビューの前にTDで鍛えられるから、まっさらの新人ってあんまりいないんですかね?

そして佐藤琢磨ですよ。
スタートからは順位を下げて12位でゴールですが、スーパーアグリの「レース」がここから始まるのかなーと思うと感慨深かったです。
去年はもう、最下位でなければなんでもいーやみたいな感じだったんですが、今回は最初から最後まで、琢磨は今何位を走ってるんだろうとか、どうやって一つでもポジションアップできるだろうとか、すごく楽しく見れたんで、やっぱりレースはレースをやってなんぼなんだなーと思いました(笑)。