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言葉による音楽的な日々のスケッチ

作曲講座受講日記と、言葉による音楽的日々のスケッチを記録

繋ぎ目、 夢、ハイヒール、サントラとユング、温故知新

2010-02-19 01:16:25 | 作曲/編曲
妄想のなかのピアノの師匠が私には二人居ます。

うち、一人はグレングールドで、

(演奏は2:29くらいのところから)
Glenn Gould Moments- P.03 Gould plays the Art of the Fugue



(現実のピアノの師匠もお二人実在(笑)しています。
現在、諸事情にてレッスンを中断して数年経ちますが
再開したいという気持ちがここのところ、強くなっています)

グールドは、あまりに愛するが故、とうとう夢に出て来て、
一度だけ私にピアノを教えてくれました(笑)今も忘れられない
とても幸せなひとときでした。でも、彼のレッスンは
何一つ具体的なことは教えてはくれず、
ただ、私の演奏を聴いてにこにこと笑っていただけでした(泣)

坂本龍一氏は、何度も書いたけど、編曲について
それと。ピアノを弾くということにかんして、
クラシカルとデジタルについて、など

(のちに、彼がグールドのフーガの技法ばかり最近聴いていると
ご本人のサイトで知って、両者が繋がって個人的に(笑)
意外なようで意外じゃなかったので驚いたものです、驚きのあまり、
坂本氏に生まれて初めてファンメールをしてしまったほど、、)

ヒヨコが初めてみたものに感動して、よちよち
着いて行くようなかんじで、レコードジャケットをみて
彼に一目惚れ的に恋をしたりもしました、
ほとんどまだ子供のような頃に(苦笑)

その人が手がけた音楽にも、彼が触れていた
思想、哲学、詩的、、つまり文学的な方面のことなどにも
たぶんに影響を受けました。
(いわゆる、刷り込みってやつでしょうか)

現在、一番受講機会の多い音楽の学習は
菊地成孔氏による講義なので、そういう意味では
菊地さんが最も身近な現在的、音楽の師匠と言えるのかもしれません。
(実際的には未だ、ちっとも身近じゃない方ですけど、笑)

で、師匠の著書、ユングのサウンドトラックを読んで
改めて知ったのが、坂本龍一が手がけた
ペドロ・アルモドバルの映画のサントラです。
(映画は未見、主演の女優さんは大好きな
「アタメ!」(邦題:私を縛って!、笑)の主演の人です)

たまたま、今仕事をしているところが
東京のカルチェラタンと言われているところ。
学びの場である事と共に

温故知新的に文化が融合するように
中古品販売の文化が定着していて、
医療関係とか、
いっぽうではロックギターとか

ヴァイオリンの名器なども扱う楽器店も多い
文化度の高い魅力的な地域なのですが、

こうした場との出逢いのタイミングもあって、
ふらりと店を訪れると、たいてい触手が伸びる中古品に
出逢う機会があることはラッキーだと思えます。

もちろん幾つかのサントラや、
DVDをかなりお得に入手していました。
(中古販売文化ってきっと、絶対に廃れない文化ですね)

そんな中で、師匠の著書で紹介があった
このアルバムを聴いていました。

Ryuichi Sakamoto - High Heels (Live '97)


そもそも、坂本龍一の「ハートビート」
というアルバムに入っていたsong lineという曲で知っていて
(たぶん、High Heelsのほうがオリジナルだと思われます)

このメロディーラインが好きで、自分でもよくピアノで
弾いてました。ある「繋ぎ目」とも言える部分に
いつも強い魅力を感じるのです、

ご紹介した動画でいうと、43秒あたりで事件が(笑)起きて
それはいったん49~50秒ほどのところで鎮火するように思え、
2,3秒ほど躊躇してるみたいにしたあと
ものすごく美しいところに向かっているような気がします。
(ちょっと、ズルいと思えるくらい、笑)

これを書きながら、妄想上の師匠と現実の師匠の
お三方とのあいだに何らかのシンクロニシティ(笑)を
感じてしまえるのも、ユング的だったり、
妄想という行為の醍醐味(笑)なのかもしれません!

















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