錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

キリンソウ

2024年04月08日 | 昆虫・植物

👆こちらはベンケイソウ科のキリンソウ( Phedimus aizoon )
どちらかと言えば葉っぱはプニプニの多肉系で草丈は10cm〜30cm程になる。
そんなキリンソウなんだけど、このジジイの記憶が正しければ庭の何処かにあったよなぁ?
で、今日は定期健診から帰った夕方になって探した…
すると繁茂した雑草に埋もれるように、そのキリンソウを発見。
いやぁ、本当に良かった。
でもぉ…
このキリンソウに何故拘るかというと、こいつを食べる小さなチョウが送られて来るのです!
そして葵の葉っぱを食べる子も同包で…
まぁ、我が家はタダの雑草なのか有用植物なのか全く区別のつかない庭だけど、ゴソゴソと探せば大抵の餌はある。
あるけど、これが何処に埋もれているのか分からないだけ。
たから認知症じゃないよ!
そんなこんなで、これにて当座の餌は確保できました。

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細工は流々… その続き

2024年04月07日 | 昆虫・植物

一昨日のことだったか?
細工は流々…なんて記事をUPしましたが、今日は御後の『仕上げを御覧じろ』の報告ですす。
で、DAISOさんの飼育ケース(通称プラケ)で何をやってたかというと…
高見 のっぽ ” さんの 出来るかな 出来るかな はてはてウフ~みたいな感じでトライしたのがムラサキシジミの強制採卵。
しかーし!
このムラサキシジミなら幼採(幼虫採集)が簡単に出来るので強制採卵なんて敢えて取り組む必要もない。
なのに何故やるの?


いやいや幼採もイイけど強制採卵もやってみたじゃないですかぁ…
ただって野外では簡単に卵や幼虫が得られても狭い環境下でも産むかどうかは分からない。
そこで次へと繋ぐためにトライしてみたのですよ。
でも、“ 次へと繋ぐために …” って、いったい何に繋ぐのよ?


その先きを見越していたのが👆こいつですよ。
そうルーミスシジミ。
難易度としてのハードルはルーミスの方が高いことは理解できていますが、ムラサキシジミが産めばルーミスだって… ねぇ。
もちろん多くの卵を残してくれるに越したことはないけど、『こんな狭いスペースでも産むんですよ』みたいなことが出来るか否かにトライしたかった。
ただ今週は天気がイマイチで気温にも期待できないので、もしかすると僅かな卵を得るだけで終わるかも…
まぁ、それも一つの経験かぁ!

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キリシマミドリシジミの2齢幼虫

2024年04月07日 | 昆虫・植物

先月の29日に冷蔵庫(野菜室)から出したキリシマミドリシジミの越冬卵。
それから10日が過ぎて孵化した幼虫は2齢へと加齢。
この間はは全く餌替えをしていない。
と、言うか…
その餌替えは当分する予定もない。
要するに横着ジジイお得意のズボラ飼育ですよ。
そんな飼育をしていると小さな矮小個体で羽化するゾ!って?
いえいえ、そんなドジを踏むようなシジイではないんだなぁ。w
今年は、このキリシマの他にキナン・ウラジロ・ハヤシ・タダミドリにヒロオビやアイノミドリと半端ない数のゼフを飼育しているものですから、少しでも手間を省かないと他の飼育に手が回らないんですよね。
あっそうそう芽吹き都合で冷蔵庫から出してませんがドキンちゃんもいまーーす、みたいにフジミもいまーーす!ってね。
そんなゼフの飼育ですが昔は全て展翅して箱に収めてたんのですが、今は面倒になって冷凍庫で眠り続けています。
やっば年を重ねると若い時の野心も薄れるみたいですね。

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久々の温泉

2024年04月07日 | 放浪雑記

4月6日の福岡南部は… 雨。
そして、これと言って何もやることないし… 約束などの予定もない。
ならばお昼ご飯を兼ねて久々に熊本の山鹿温泉まで足を運んでみました。
まぁ、先月に受けた手術の傷の事を考えると『温泉の湯で少しは癒えるのが速くなるかなぁ?』って…


でもぉ、外は雨。
だから露天風呂は冷たい雨がポツポツと落ちてくる…
でも、そこにある出入り口を全開にして内風呂に入っていると、長湯をしても息苦しさは全く感じない。
そして誰にも気兼ねすることない源泉かけ流しの貸し切り風呂…
夜や超早の朝風呂もイイけど、明るいうちに入るお昼の風呂も格別ですね。
しっかし、そんな温泉を堪能できる日本の国って最高ですよ。

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袋のかけ替え

2024年04月05日 | 昆虫・植物

緊急入院から解放されて直ぐの頃…
クワノハエノキ(リュウキュウエノキ)に袋がけしていたゴマダラチョウを見ると、何となく色づいてはいるものの加齢はしていなかった。
そして先週末に中を確認すると…


加齢を終えて背中に紅を纏った緑色の幼虫がいた。
しかし、袋の中には十分な量の葉っぱはあったので、そう急いで袋をかけ替えなくてもイイかなぁ?
なーんて高を括っていたら…
幼虫は丸々と肥って餌となる葉っぱもヤバいくらいに減っていた。
そんなこんなで今日は飼育しているゴマダラチョウのお引越しをしましたのですが、一方のオオムラサキはというと…


👆こんな感じ。
いやぁ…
ゴマダラチョウとオオムラサキは成虫のサイズからしても全く違いますからね。
ただ今週末あたりにはオオムラサキの引っ越しも必要かもしれせん。

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太刀魚の鳴門骨

2024年04月04日 | 魚(海・淡水)
昨日から降り続いていた土砂降りの雨も夜明け前には落ち着き、お昼を前になると所々に青空が…
こんにちは彷徨い歩く爺ちゃんです。
さて、今日のお話は魚の中にある鳴門骨。
鳴門骨?
そんな骨の名前って聞いたことが無いゾ!
ですよねぇ~😅
良く云われているのは潮の流れが速いって言うか… 強い場所で魚が育つと骨が疲労骨折して治癒した部分が肥大化すると云われていますが実際のところは藪の中。
そして、もう一つ。
それは天然物に限ったことで、養殖スケスなどで育った魚には見られないという。
けどぉ、今から4~5年ほど前だっかなぁ?
養殖物の真鯛から鳴門骨を見つけたことがある。
ただ、何れにしても滅多にお目にかかれないレアな骨ということで縁起物にもなってるたげど、この鳴門骨を持つ魚(個体)は格段に美味しいらしい。


そんなレアな鳴門骨を太刀魚の中から見ーーーーーっけ!
まぁ、周囲からは😸猫と呼ばれる爺さんだからこそ気づいたのでしょうけど、この鳴門骨は丸々と育ってましたよ。
※一つのマス目は5㎜
と言うことで …
このお爺さんは見つけた鳴門骨を大切に持ち帰ったとさ。

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細工は流々…

2024年04月04日 | 昆虫・植物

こちら👆はDAISOの飼育ケース(通称プラケ)
サイズは23cm×15cm×16.3cmと小型の飼育ケースなのですが、そんな代物でも使い方次第ではスグレ物となる。
まぁ、この爺さんを良く知る人たと何に使うかは直ぐに理解できるかと思うのですが、夏の季節ならば兎も角も今は4月…
はぁ~ん!
と、言うことは例のズボラ飼育に使うのね。
いやいや、ちゃいますよ。
だから、ここでのタイトルが『細工は流々…』なのですよ。
ただ、その後に続く “ 仕上げを御覧じろ ” とは未だ言わない… いや、言えないんだなぁ。
と、言うのもミドリシジミの類では上手く行くんだけど、これからトライする種に通用するか否かはフタを開けてみないと分からない。
けどぉ…
爺ちゃんの頭の中では上手くいく方向で先を見通しているんですよね。

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ウンカリーナの種

2024年04月03日 | 昆虫・植物

今日、4月3日の福岡県南部は… 雨
それも満開を迎えた桜を散らすような強い風を伴った土砂降りの雨。
だから外は薄暗い1日でした。
そんな中!
自宅の郵便受けに一つの封筒が投函されていた。
宛先を確認すると爺さん宛になっていて、その差出人は… K先生。
でもぉ…
ツノゴマのプロボスキデア・フラグランスとかアルソミトラ・マクロカーパを頂いたばかりなのに封筒には植物種子と書かれてる。
ん…


そこで封を切り中を確認すると手紙と一緒にウンカリナ・ステルリフェラ(Uncarina stellulifera)の種が収められていた…
あ"!
そう言えば先週だったか?
赤花のウンカリナを発芽させてみませんかと聞かれていたのを思い出した。
そして5~6年ほど前だったか黄花のウンカリーナ・ルーズリアナ(Uncarina roeoesliana)は発芽させたことはあるけど、このウンカリーナは花は咲けども実ることは一度もなかった。
と、言うことは…
このウンカリナ・ステルリフェラも、あのヤバい種鞘は実ることがないのかもしれない。
けど!
だからと言って躊躇してたら種の発芽率は低下するばかり…
ならば、ここは一か八かで発芽のセットを組んでみよう。
そんでもって何時も何時も貴重な種子を提供頂きありがとうございます。

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終わりは新たな始まり

2024年04月02日 | 昆虫・植物
昨年の11月に南の端の石垣島が連れ帰ったルリモンシャノメの母ョウを用いて累代飼育をやってましたが、何時しか時は過ぎ暦は新たな年が明けました。
で、その時に得たF2の個体群は奇特な方々へと強制送付を行い、手持ちの数を減らしたのですが…
最後まで残ったオスの2蛹とメスの1蛹の内、1オスが羽化してきました。


そう、この3個の蛹から羽化するであろう2オスと1メスの3匹を使って新たな累代を始めます。
いやぁ…
昔より “ 終わりは新たな始まり ” なんて云いますが、飼育が終わると同時に新たな飼育の始まりですね。
そして、それと同時に…


先日に捕獲してきたクロコノマチョウも同様でホストであるジュズダマが育つまでは爺さん特製の蜜を吸って静養中。
今年はルリモンシャノメの累代からスタートし次はクロコノマにトライ。
さてさて今後は、どんな生き物との出会いがあるのだろう?

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箱(菓子折り)の下から…

2024年04月02日 | 昆虫・植物

こんちわー✋
孫の相手で身も心もガタガタの爺ちゃんです。
そして福岡管区気象台は4月2日の今日、県内の桜(ソメイヨシノ)が満開を迎えたと発表しました。
そんな桜咲く季節に😸ニャンコ便で一つの箱が届いた。
何かネット注文したっけ?
と、品名を確認すると、そこに記された内容はキムチ。
キムチ?
でも本当にキムチだったら生ものだから、急いで冷蔵庫に入れないとヤバい!


そこで箱を開けると…
その箱には間違いなくキムチが収められていた。
が!
キムチの上にキバナツノゴマの種鞘。
しかも、その種鞘は細くて小さく明らかに華奢。
あ゛!
そう言えば赤紫色の花が咲くツノゴマを育ててみますか?と聞かれてたのを思い出した。
と、言うことは……
これが、そのプロボスキデア・フラグランス(Proboscidea fragrans)ってやつですか?
いやぁ…
何時もありがとうございますぅ。
しかーし!
話は、これでだけでは終わらなかった。


そのキムチの下に薄い箱が仕込まれていたんだなぁ。
これって、もしや…
時代劇のシーンで良くある 『お主も中々の悪よのぉ』のセリフに続き
『いえいえ、お代官様ほどでは……』 なーんて言うワイロってやつ。
でもぉ、この箱の中に本物の山吹色に光るアレが入っていたら立場が逆ですよー!
で、その箱を恐る恐る開けてみると…
はい〰〰っ!
あのグライダーの原型になったとも言われるアルソミトラ・マクロカーパ(Alsomitra macrocarpa)の空飛ぶ種子じゃないですかぁ。
ただ、プロボスキデアは発芽させてみますが、このアルソミトラは発芽には使いません。
だって…
例のモダマもそうですが大きなツル性植物は、この爺ちゃんの手には負えませんからね。

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