錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

日本の果てまでイッテQ!

2021年10月19日 | 昆虫・植物

この島の夜明けは日本で一番遅い。
そこで今朝は朝7時に目が覚めて、早々にアジトのテラスへと出てみると・・・
ちょうど夜明けを迎えたころだった。
ならば!
世界の果てならぬ日本の果てまでイッテQ!とばかりに、有人島しては日本の最南端である波照間島へと向かうことにしました。
が!
その空は何となく怪しげな感じ・・・
でも、ここで行かないと予報では後がない。
そこで覚めきれぬ目で離島ターミナルへと車を走らせ8時JUSTの船に飛び乗った。


そして出港から70分。
無事に波照間島の港へと到着した。


で、到着早々に港から突き出した堤防を越えるとコバルトを越えたシアンブルーの海が広がる。
これぞ波照間。
美しい。


だからダメ押しで、もう一枚…ww


そして早々にレンタカーを借りて走り出すのですが、そこには誰もいないし機械的な大きな音は何も聞こえない・・・
あるのは風が揺らす草木の葉音と青い空へと続く真っ直ぐな道。
しかし、そんな気分にばかり浸ってはいられない。
急いで目を付けていた畑へと向かいメスアカムラサキを捕獲するというミッションがあったのですが、その畑は既に耕されスベリヒユが消えてしまったどころかサトウキビ畑と化していた。


ならば新たなお宿を探しましょう!と、メスアカムラサキが発生していると思われる畑を探す。
ところが餌となるスベリヒユはあってもメスアカの卵もついてないし幼虫も確認できない。
なんでぇ?
先月に南方海上を通過した台風の影響なのかなぁ?
なーんて自問自答を繰り返しながら、刻々と時間だけが過ぎ最終便の出港まで2時間を切った。
でも、島内からメスアカが完全消失するなんて事はありえない。👈たぶん。
だから時間の許す限り探してみようと頑張った・・・・ すると。


おったぁ!
ただし、こいつはオスですけどね。
でもオスがいれば必ずメスもいるはず。
これはもう、元気100倍アンパンマンですよ。
そんなこんなで残り2時間をフルに使ってメスアカムラサキの2♀と大陸型のリュウキュウムラサキの1♀をゲットして港へと向った。


しかし、その頃になると風が強くなってきた。
そう言えば一昨日は全便欠航で昨日は午後からの便だけが運航したようなので、もしかすると・・・・ ねぇ。
でも、そんな心配をよそに船は無事に出港してくれた。


しかーし!
喜んだの束の間で風が強まれば海も荒れる。
と言うか、タダでもこの航路は荒れるのに強い風が吹けば尚更ですよ。
乗船した船は左右に大きく揺らされるだけでなく、波に乗って飛んだ船は海面に叩きつけられ飛沫を上げる。
だから・・・・


消化器の前に自転車が固定されいるのは如何なのかと思うけど、その点には触れず手摺に黒いエチケット袋が吊り下げられている。
やっぱ慣れない人には、この航路はキツイのでしょうね。


で、波照間からの最終便は定刻の午後の5時30分に石垣港の離島ターミナルに無事到着。


ターミナルの駐車場に出ると、これぞ南国という風情漂う夕暮れ時を迎えようとしてました。

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