錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

菌糸の手詰め

2024年01月30日 | 昆虫・植物
クワガタムシの飼育をしている方だと分かるかと思いますが、余程の事がない限りは菌糸の手詰めなんて今時はしませんよねぇ…
と、言うか…
謹製の菌糸ボトルを買った方が面倒じゃないもんね。
にも拘わらず、爺ちゃんは久々に菌糸の手詰めにトライ。
何故かって?
何かの時のためにと用意していた菌糸の消費期限(クワガタの消費期限だけど…)が迫ってたんですよ。
と、言う訳で…


用意いたのが消毒用エタノール。
数年前のコロナ禍では、この消毒用エタノールは薬局から消えた。
けど、今は普通にあますから助かります。


そして、この100円ショップのミストスプレーに入れて使用する道具や手にシュッ!シュッ!とかけてキレイキレイ
で、ここからが本番ですよ!


菌糸ブロックを手で壊しフルイにかける。
けどぉ…
細かく砕かないとフルイの網の目を通りらないから、振るっては崩し、振るっては崩しの繰り返し。


そうやって出来上がったのが👆このオガ屑みたいなものなんだけど…
もともとが、そんなものにキノコの菌を移植してあるのでオガ屑に見えて当然。


そして、そのフルイにかけた菌糸のオガ屑をビン… いやボトル?
に固く手詰めしたものが👆これですよ。
ただ、ここまでできら完成は間近。
後は…


手詰めした菌糸のド真ん中にブスッ!と棒を突き刺す。
それも底に到達するくらい思いっきりブスッ!とね。


後は棒をグリグリと回しながら抜くと綺麗な丸い穴が開く…
これがキノコの基となる菌糸の呼吸穴。


まぁ、終わったら👆こんな感じですよ。


そして最後に雑菌が混入しないようにフィルター付きのフタをして…
静かな場所にて一週間ほど置くとオガ屑のような茶色い部分が真っ白に変わる。
で、適度な温度と湿度を保った場所でフタを外して置いておくと… キノコがニョキ🍄ニョキ🍄と立ってくるんでけど、この移植した菌をエノキダケの菌にすればエノキダケが立つしシメジ菌だとシメジか出来る。
分かるかなぁ…?
スーパーとかで得られているシメジやマイタケの下の部分が丸いのは、このボトルの形なんですよ。
ただ、残念なことに👆こいつはオオヒラタケ菌だから収穫できた🍄キノコは味噌汁かバター焼きくらいかな?
要するに培地の上に出来た🍄は人間様が食べるんだけど、クワガタムシの幼虫は培地の方を食べて育ってるって訳…

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