錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

石垣回想 (昆虫編)

2023年11月14日 | 昆虫・植物
いやいや…
先の記事に続きネタを変えて再びの登場です。
こんちわー
錯乱坊の爺ちゃんです。
今回の石垣島では、これと言って大きな収穫は無かった。
と、言ううか…
無い袖は振れないのと同じように、海の向こうから飛んできてくれないと結果は出せない。


その代わりと言っては何なのですが数年前に西表島へと飛来したルリモンジャノメは近隣の島々へと分布圏を広げ、石垣島では普通種ともいえるようにまで個体数を増やしてましたよ。
と、言うか…
島の北端である平久保でも飛んでましたからね。


そんな中、ウスアオオナガウラナミシジミなんて14文字もの長ったらしい名前を持つチョウも飛んでいた。
が!
そんなに数は多くなくタイワンクズなどの植物がある周辺で散見できる程度。


そしてタイワンタシロカズラの記事でも紹介した、このウスコモンマダラ。
しかし、こちらもウスアオオナガと同様に、めちゃめちゃ少ない。
ただし、これは幼虫のホストであるタイワンタシロカズラの株数に比例しているのだと思う。


で!
大型故に一時期はコレクション性を高めたマルバネルリマダラでしたが、今では安定した数が観察できます。
だから…


その被写体に困らない。
そこそこの場所で待ってるとジャングルのような林内の木々を縫うようにフラフラと飛来してくるし、ハマセンダンやカラスザンショウの花が咲いていれば吸蜜に飛来している。


要するに先のルリモンジャノメなどと同様にマルバネルリマダラも普通種化しつつあるのかもしれない。
ん…
これも平均気温の上昇による影響なのかなぁ?


で、👆こちらはオマケのナナホシキンカメムシ。
※もしかするとハラアカナナホシキンカメムシかもしれない
そう、あの臭いカメムシの仲間ですよ。
けどぉ…
このカメムシは美しい。
と、言うか何故に南の生き物ってピカピカしたやつが多いんだろう?


まぁ、こんな感じで今回の11月に出かけた石垣島は大きな成果は得られなかった。
けどぉ…
今年は2度に渡って集中治療室送りになったジジイが、この島に身を置けただけでも御の字なのかもしれない。
ちなみに👆上の画像はタイワンキチョウの集団。

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