錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

妖怪の“さがり”

2019年04月07日 | 放浪雑記

今日は丑三つ時を少し過ぎた時間から出かける当時の南の関所があった南関町から豊前街道を走り肥後の国の山鹿まで出かけてきました。
そして、肥後の国入りをする手前では12℃と記された電光表示があり、数か月前の気温に比べると随分と暖かくなっていることに気付かされました。


で、魑魅魍魎が出没するという丑三つ時にCherryは暗い豊前街道で車を走らせるのだが・・・・
その昔、この周辺では南の関所があった当時の南関町から江戸時代に菊池川流域の年貢米を集積し、その米を船にて送り出していた玉名市の高瀬までの“高瀬往環”や南の関所から山鹿市へとアクセスする古い街道でもあるのです。
と、なると・・・・
それなりの話は必ずある。
その一つが妖怪の『さがり』です。
熊本県玉名市石貫にある廣福寺へと向かう橋の脇にある“一本榎”は良く知られているのですが、この周辺ではニレ科の榎(エノキ)が街道に一里木のようにして植えられていて、こんな榎(エノキ)に下がるのが妖怪の『さがり』だそうなのです。
※岡山では柿の木に下がるらしい。
そして、その『さがり』とはどんな妖怪かと言うと・・・・
こんな姿👇をした妖怪です。


夜、路傍の古いエノキや柿の木に下がった状態で現れ、大きな声で鳴いたり木から落ちてくるらしいのですが、この『さがり』を目にした者は熱病を患ったり落ちてきた『さがり』に当たった者は死に至るとか様々な話が伝わっているようです。
しかーし、こんな話を信じるか否はあなた次第・・・ なーんてね。


そして、そんな豊前街道を走りCherryは何時も行く山鹿の町へと無事に到着し・・・
当然、一人温泉を堪能してました。
で、その温泉を後にする頃になると・・・・


夜が明けかけてました。
となると・・・・


はい、腹が減ります。
だから24時間営業の“すき家”さんで超早い朝食の“生姜焼き朝食”をいただき腹ごしらえ。
その後、福岡県へと向かったのですが・・・・ 
その途中で飼育しているキリシマミドリシジミの餌であるアラガシの新芽がないことに気付き、そのままCherryは山へと向うことになりました。
っていうか、こんな事やってるから具合が悪くなるんですよね。
と、言うことで・・・
今日の記事は、この一つのUPでお終い。

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