ムクナ・センペルビレンスと言うことで入手した種を発芽させ鉢植えで管理してたものの、何気に怪しく謎のムクナとしていましたが先日に小さな蕾をつけたことから、これで花による同定ができると期待していました。
そして、その花が・・・・・・ 咲きましたぁ!
花が咲くまでは近似のウルジカンダかも・・・?、なーんて疑いもあったのですが、これで1940年(昭和15年)に国の天然記念物に指定された『相良のアイラトビカズラ』ことムクナ・ センペルビレンスと同種であることが確定しましたぁ。\(^o^)/
で、鉢植えで管理していたために花は小さいかと思っていたら、『相良のアイラトビカズラ』と何ら変わらない大きさで開花してくれました。
そうなると・・・・
ここは硬く閉じた竜骨弁を押し広げ受粉にトライしてみたい。
だって『相良のアイラトビカズラ』は国の天然記念物だから手出しはできないけど、天然の危険物であるCherryが育てた『チクゴトビカズラ』だったらNo problem!。
なーんか話がミンドロカラスアゲハとルソンカラスアゲハみたい・・・・
と、言うことで・・・・
早速、竜骨弁の隙間に先の尖ったピンセットを差し込んで押し広げると、それまで硬く閉じていた竜骨弁はカバッ!と開いて中から“おしべ”と“めしべ”が剥き出しになり花粉が竜骨弁の内側にポロッ!と落ちた。
まぁ、こうなると後は筆の先に花粉を乗せて“めしべ”の先にペタペタとつけるだけ。
で、今日は調子に乗っちゃって7つの花に受粉を試みたのですが、もしもの事を想定して残りの花は明日にでも再びトライしてみます。
これで連なった独特の種が実ってくれれば良いのですが・・・・
でも、これで本当に種が実ったらどうしましょ?
まっ!
その時は、その時に考えよう。