羽化したエリサンを交配せて採卵したしたことは、このブログでも既にUP済みですが問題は今後のことです。
ここ九州は比較的に温暖な地域のために晩秋までは飼育するだけの餌は十分に確保できます。
しかーし、越冬態を持たないエリサンを更に累代しようとすると寒い寒い冬がやってきて与える餌がなくなってエリサンの幼虫は全て餓死してしまいます。
そこで、今回の採卵で得た卵から孵化した幼虫を使って真冬でも飼育できる餌を探しましょ!って考えたんですよ。
なーんて事を言ってはいるけど一番簡単な方法は、近似のシンジュサンと交配させて休眠卵を産ませれば済む話。
でも、それでは面白くない・・・
そこで冬季でも落葉せずに餌として利用できる植物を探そうと考えたんですぅ。
が!
以前、ミカン科のカラスザンショウで飼育していたシンジュサンの幼虫に途中からナンキンハゼを与えたところ一口も食べずに餓死してしまいました。
と、言うことは・・・・
孵化した段階で与える植物を限定しておかないと、この冬季飼育は失敗に終わる可能性が大。
もちろん、途中からホストの変更ができるか否かも重要だけど・・・
と、言うことで、現在は得られた卵を幾つかに分けて幼虫が孵化してくるのを待っている状況です。