★★★ のんびりのんびり～金曜日・・・

秋晴れではありましたが気温が高く、本当の秋らしさを感じられない「秋の夏」と言うような一日でした。
金曜日は疲れが溜まって身体が重く、シンドイと言う言葉を実感する週のうちで一番辛い日です。
午后一番でＲちゃんが帰宅しました。お迎えの飼い主さんが来ると本当に嬉しそうにしていたのが印象的でした。
一番の仲良しが居なくなって、つまらなそうなサリー。
Ｒちゃんと一緒に遊んだ最奥のランで、何かを思い出しているような姿が心に留まった日でもありました。 

　　　　　　
◇新しく犬舎を建てようとしてから、もう数年が経ってしまった一番奥のラン。
夏になってから、三回の草刈り後の有り様がこんなものです。
温暖化の進行は深刻さを増しています。草の伸びは年々勢いを増して、、、「夏草や、兵どもが夢の跡」。
しかし此処では、志しだけが、半ばの域を脱しえません、、、。努力不足でしょうか？方向性が狂っているのか、、？
　　　　　　
◇日当たりの良い下のランは、早朝から日中にかけて使われる明るいランです。
山陰にあたる奥のランは、陽の高くなってからの逃げ場の様なランで、此処を好む犬達もいます。
サリーは此処が好きで、何時間でも一人遊びで過ごしている事があります。
　　　　　　
◇山の陰になっていると言う事は、冬寒く、地面が凍ると春になっても融けないツンドラ地帯の様な場所です。
以前は狸や狐も顔を出していたようですが、今は全くと言ってよいほど姿を見せません。
そんな安全地帯には、小綬鶏やシロハラ、ツグミと言った鳥たちが犬達のいないあいだ舞い降りて、賑やかに鳴いています。
　　　　　　
◇間もなく草の勢いも衰える事でしょう。
そうなったらさっそく草を刈ってランの体裁を整え、冬の準備をしなくてはなりません。
山砂を運び込んで厚く敷き込み、地面の凍るのを防ぐ手立てをしてあげます。
人力作業は疲れますが、少しづつ環境が変わって行くのを見るのも楽しみの一つですから、、、。
しかし、此処に新しい犬舎が建つのは、果たしていつになる事やら、、、。
　　　　　　
◇その後の「杏子」と「スモモ」。
我が家の犬達にとって、アンズとスモモの二匹の猫は、癒しの対象となっています。
毎晩、夕食の後行われる「運動会」は、犬達にとってまるでテレビを見ている様な寛ぎのひと時のように思えます。

　　　　　　
◇癒し系の二匹の御嬢さんは、犬達だけではなく二本足で立つ動物の心も捉え始めている気がします。
その内に、この子達を見たさに来る客人も増えそうな気がして来ました。
何とかシンドイ一日を乗り切って、猫にも癒されるポンコツは、ハタシテ幸せな人間と言えるのでしょうか？

 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます～。
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★★★ 休みボケ～木曜日・・・

ぁぁ今日も良く晴れて、気分上々です～。
なれど、疲れが出ているのか？身体は肩から首にかけて固く凝っています
明日になれば気分も楽になって、疲れも抜けると思うのですが、、、。
年をとると、これ程楽をしたいのかと思うほど色んな事に「手抜き」が目立ちます。
僅かな事なのですが、口と身体が楽を覚えてしまうとなかなか元の様には行かないものですね。
肝心な事がハッキリ伝えられず（モゴモゴ）、今遣らなければならない事が後回しになります（ウロウロ）。
こんな体たらくでは、益々お腹も出っ張ろうと言うものです、、、、、、、喝ぁ～っ

　　　　　　
◇先週、世田谷のバロン君からお便りがありました、元気だそうです。
バロン君は、来月（１０月）１６日が満一歳の誕生日です。
『体重：体重計2個に前脚・後脚をのせて計りましたが、33.5ｋｇです。』
『首周り52ｃｍ、胸囲80ｃｍ、腹囲65ｃｍ、体長70ｃｍ、体高62ｃｍ（測定中に動くので計りにくかったのですが・・・。（汗、）』
とのコメント付きでした。ここまで、とても上手に育てているようですね。
他に日常の様子が簡潔に記されていましたが、週に一回「訓練所」に通ってオビディエンストレーニングに精を出されている様です。
少しづつでもいいので、地道に精進を重ねて欲しいと思いました。
久し振りに、ポンコツも負けずにぐわんばらねば、と思うような嬉しいお便りでしたね～。
　　　　　　
◇今日は午前中に見学の方が一組あって、午后からはのんびりと過ごす事が出来ました。
それにしても気温がぐんぐん上がって、犬達もポンコツ達もグッタリの午後になってしまいましたが、、。
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　
◇１００日目の仔犬達。
今日から個室（ケージ）を与えられ、プライバシー？が確保された状態で生活する事になります。
「新しい実験」の元に育てられている仔犬達。その行動形態は、明らかに今までの仔犬達とは異なっているようです。
相模原のＮ家に行った仔犬も、その後の報告では驚くほど手の掛からない子であるとのこと。
Ｋ子さん思わずニンマリ、「してやったり」の気分になっているのでは？

◇何べん育てても、子育てに「完璧」なものは無く、それだけに「何処まで進化させられるか」と言う事が遣り甲斐を感じさせてく
れます。
家に置く子なら、のんびりと構えることでも好いのでしょうが、いずれ他所に出て行く子達です。
どんな環境のもとでも、すくすく伸び伸びと育って行く素材に作り上げたい夢があります。
どの子も自慢の子達ですが、他所に出て行く前の（短期間の）育て方次第で、そもそもの良い資質に更に磨きをかける事は、幾
らでも可能な事ですから。

 

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★★★ 秋分の日～連休最後の水曜日・・・

シルバーウィークも今日が最後、素晴らしい秋晴れになりました。
周囲の田んぼには稲刈りのコンバインの音が響き、風に乗ってもみ殻を焼くにおいが漂い、
青い空にはうろこ雲、沢山のアキアカネが飛んで否が応でも日本の秋を肌で感じた一日でした。

　　　　　　
◇午前中秋の風を頬に受けて広場の草を刈りました。
すっかり綺麗になった頃、Ｍさんとイマン、アリーの親子がやって来てくれました。
Ｍ家に居候中のトフィーも元気な顔を見せてくれました。
　　　　　　
◇ほどなくして成田からＨ夫妻が来られました。
御預かりしていたサンディーとケリーに会って嬉しそうでした。
　　　　　　
◇ようやく大好きな秋が来て、食欲旺盛なアリー。
アリーには、年老いて弱って来た母親イマンのお世話も板について来たように見えます。
　　　　　　
◇居候のトフィー。相変わらず良いコンディションに保たれていました。
きっと、楽しい毎日を送っているのでしょう。
トフィーには、イマンとアリーの居るＡ家が合っている様ですね。
　　　　　　
◇間もなく１５歳になるイマン。加齢によるトラブルなども有って、急に老化がすすんでいます。
しかし生来の「おとぼけ」の特徴は、一緒にいる者達を心から和ませてくれます。
今日も、トマトやケーキを食べて、ご機嫌な様子でした。
　　　　　　
◇折角の機会だったので、記念撮影をしました。ハイ、ち～ず。
　　　　　　
◇Ｍさんも、仲良くイマンとアリーの親子と一緒に撮りました。嬉ししぅですね～。
　　　　　　
◇ＭさんやＨ夫妻のお陰で、爺婆と２０頭の盗賊たちにとっては、とても楽しい連休のフィナーレとなった事は言うまでもありません。
楽しかったランチタイムの四方山話、笑いながら写した画像、共にいつまでも楽しく思い出される一日となりました。
きっと犬達にとっても、同じように楽しく思い出深い一日になった事でしょう。

さあ、明日からまた元気に頑張って行きましょう！
インフルエンザに気をつけて、皆様の幸運をお祈りいたします。

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★★★ こくみんの休日だって～火曜日・・・

連日のように高速道路の渋滞情報が流れています。
けた外れの混雑具合を聞いて、道路上の人達の事を思います。
たいへんなんですね～、国民の休日って。
浮世離れをしている私達は、なにか、わるいことでもしている様な気になってしまいます。
本来ならば今頃、気候の良いイギリスに行っていた筈なんですが、色々な事が重なってしまい、
中止を余儀なくされています。
２～３か所の犬舎に目星をつけて、良質な若い犬を物色に行っていた筈でした。
良かったのか？悪かったのか？
いずれにしても、今年はもう無理ですね～。

　　　　　　
◇あるブリーダーと、「気質の形成と飼育における影響」と言うテーマでやり取りしています。
議論に行き詰っての四方山話の中に、面白い彼らの現況を知る事ができます。
ご多分に洩れず、イギリスも長い不況の真っただ中のようです。
イギリスのブリーダー達は誰から影響を受けるのか、経済情勢にはとても敏感の様です。
子犬を繁殖しても不景気から売れないのではないかと言う機運が強く、誰しもブリーディングを控えている様子が伝わって来ます。
ラブラドールにとっては、とても良い事かも知れませんが、ポンコツの様に良犬を探している者にとっては思わぬ事態なのです。
折角円高傾向が続いていると言うのに、、、、、、、、。
　　　　　　
◇イギリスに限らずヨーロッパ大陸では、２０００年以降物凄い数のラブラドールが繁殖されてきました。
質の良くないと言われるブリーダーの出現もあって、コツコツと真面目にラブラドールに取り組んできた古くからのブリーダー達
に影響が出ているという実情は数年前から良く聴く話でしたが、いま更に深刻な状態のようです。
　　　　　　
◇一般の愛犬家同様に、私達ブリーダーの良犬探しにも、いつも何らかの困難が付きまといます。
私達が犬を得るのは、気心の知れたイギリスのブリーダーの処からに限られます。
幾ら良い犬を持っていたとしても、気の合わないブリーダーの処から犬を手に入れる事はありません。
なので、なかなか思い通りの良い犬に巡り逢う事が出来ないのも事実なのです。
　　　　　　
◇イギリスのブリーダーに限らず、優秀犬を改良し続ける実績あるブリーダー達はなかなか（おいそれと）欲しがる者の納得の
いく様な（希望通りの）、良い犬を渡してはくれません。（特にアジア地域には渡したくないようです⇔ポンコツでもそうするでしょう）
ブリーダーの端くれとして、「それはそうだ」と十二分に納得できるのですが、さて自分の事となると何とかしたくなるのが本心です。
　　　　　　
◇そんな訳で、何人かのブリーダー達との遣り取りが長く続いていますが、どんな事になるのやら、ヤレヤレ疲れる事であります。
行かなきゃ（現地に）、良い犬に巡り合える事は無い事が判っているのですが、、、、ジレンマですね～
　　　　　　
◇ベス婆を連れて墓参りに行って来ました。
何だか急に軽快な足取りで歩きだしたベスの様子に、ビックリでしたが、、、。
先々、人と一緒のお墓に入った方がいいのか？それとも故郷の野山に散骨されるのを希望するのか？それとも、、、、、、、、
ブリキの缶に入って、子や孫の居る犬舎に置いとかれる方がいいのか、、、？聞いてみましたが、、、？
未だ、ハッキリとは決めかねている様子でした。（まだまだ、ながいきするきもちのようですね、、、、、。）

 

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★★★ 敬老の日（骨やすめ）～月曜日・・・

今日はポンコツの日、いわゆる敬老の日なのだそうです。
しかし別段変わった事もなく、普段通りの一日が過ぎていきました。
特に楽だったわけでもなく、労わってもらったわけでもありませんでした、、、。
妊娠後期にさしかかっている筈のマギーは、日増しにポンコツの追っかけ度がエスカレートしています。
毎朝５時に家を出て運動場に行くのでありますが、一緒に行くＲちゃんとはもう遊べなくなって、イライラ
している様にも見える時があります。
ポンコツが副食物やタオルなどを入れたトートバッグを持つと、ワンワン啼いて「置いてくな」と訴えます。
別段置いて行く気もなく、必ず連れて行くのですが、、、、、、、、。
毎朝煩い事、近所迷惑です。

◇お～今日も良いお日和でぇ～、気分上々ですぅ～～。
　　　　　　
◇Ｒ⇔ねえマギたん、お腹の子どう？
　 Ｍ⇔どおってぇ～、別にぃ～。
　　　　　　
◇Ｒ⇔ちゃんと答えてよぉ～、真面目に心配してんだからぁ～。
　 Ｍ⇔そんな事言ったてぇ～、別に変った事ないもん。
　 Ｒ⇔あ～もう、そんなにしらじらしく言うんなら、タイアタリィ～
　　　　　　
◇Ｍ⇔おおおお～痛てててぇ～。目から火花が出てるぅ～
　　　　　　
◇もうダメ～、、、、助けてぇ～～
　　　　　　
◇なんて、馬鹿な出来事にも付き合ってしまうポンコツの日なのでした～。
マギーが安産の暁には、きっとＲちゃんのお陰と感謝するでしょう。毎朝、飽きずに本気で馬鹿な事を繰り返す年の離れた♀二頭
なのでした。

◇午前中にジャックとソーニャを病院へ連れて行き、お預けしました。
午后からＢＶＡ提出用のレントゲン撮影を行って貰う事になっています。

◇夜になって病院の診察時間の終わる頃、院長と担当の獣医師（若くて美人の）と、レントゲン写真を見ながら勉強会になりました。
↓下の写真は、三か月齢の子犬の肩とひじの写真です。（今回は兄弟犬三頭の写真を撮って、見比べてみました。）
整形外科的な観点からは、肘にトラブルを発生させる個体は往々にして肩に問題を抱える事が判っています。
なので肩と肘が一体になった写真を撮る事がこれからは良いとされ、一般的にもなるでしょう。
　　　　　　　　　
↓同じく股関節の写真です。整形外科の専門医ですら、この時点での関節の正しい評価は難しい処です。
　　　　　　　　　
◇専門的な事は兎も角として、写真でお判りの様に三か月齢の時点では骨自体が成長段階にあり不完全な状態にあります。
当然関節も同様な見方がなされます。
この月齢での過激な運動や毎日の散歩などの蓄積疲労は、骨や関節の形成に大きな影響を与えるであろうと言う事が十分過
ぎるほど理解出来ますね。
犬舎では成長の様子を細かく記録し、三ヶ月後の６か月齢又は六ヶ月後の９か月齢で同じ様な条件のレントゲン写真を撮ります。
その様にして沢山の資料を見続けていくと、一般的に言われている多くの事に疑問が生じ、ハタと膝を打つ事もたまにはあります。
面白いですね～。頭も痛くなりますが、、、、、、。

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