ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ 子守役のサリーの役目~水曜日・・・

2009年09月02日 | トリプルスターの日常


どうもお天気がすぐれません。
気温は低く安定して来たようですが、湿度ももう少し下がってくれると助かるのですが、、。
隔週の水曜日は「不燃物」回収の日です。
洗いながら使って来たマットを思い切って新しいものに取り替える事にしました。
廃棄するマットは「不燃物処理」の袋5個に納まり、エッチラオッチラ集積所に運ばれました。
一昔前は、「女房と畳は新しいに限る」なんて事を言いましたが、新しいマットが敷かれた犬舎はグンと明るくなりました。
今の時代冗談にもそんな事言ったら、どうなるかは、、、目に見えていますよね~。
(本音は一度替えてみたいとも、、、、思うのですが、クワバラクワバラ、、、、、、、、


       
◇気候が涼しくなって、アンジェラの子供達は良く遊び良く食べてすくすく育っています。
       
◇三つのサークルに二頭づつ入れられて遊んでいるのですが、連日サリーが子守役を買って出て呉れてとても助かっています。
母親のアンジェラも仔犬達とは良く遊ぶのですが、産後と言う事も有っていささか疲れが出て来ていて、全ての子と遊ぶには
荷が重くなってきているのです。
       
◇子犬達はいま大事な社会化期であるとともに、適度な運動を必要とする時期でもあります。
子犬達だけだと運動も限られたものになってしまいますが、子守役の面倒見の良さがそれを補ってくれるので助かるのです。
       
◇子守役は牝に限らず牡も行ってくれます。
ですが、仔犬が小さな頃に限っては牝が行うことの方が(長い時間遊べて)適している様です。
       
◇腹這いになって遊んでいるのは、鋭い歯の仔犬の噛み噛み攻撃から腹部(おっぱい)を守っている為なのです。
そのかわり、顔や尾や首などは平気で噛ませてあげています。
       
噛むと言う行為は犬として先ず覚えなければいけない基本の行為なのです。
手の使えないイヌ属は噛むと言う行為が、掴む事であり、抱きつく事であり、血が通っているものなのかそうでない物なのかを
見極める大事な原始的行為なのだと思われます。(噛む事を覚えて犬は成長します。)
       
◇攻撃したり、ものを食べたりする事だけに口を遣う犬種と異なり、回収犬として改良されてきたラブラドール種は上手な口使
いの犬でなくてはいけません。
子守役の成犬は怒ったりする事も無く、上手に噛み噛み攻撃をいなして、子犬達の口遣いの発達を助けています。
人間が子犬を飼う時に一部の飼い主は「あま噛み」に悩まされる様ですが、上手にいなして子犬を育てて欲しいものです。
       
◇写真には茶色の棒切れが写っています。子犬達に噛む事を教える玩具(補助具)として与えられた物なんですね。
20センチ程の長さの木(梅の木)の枝ですが、子犬達の成長に伴い太さは徐々に変わっていきます。
子守役の犬は子犬が上手に遊べるようになった頃を見計らって、この枝を巧く使って仔犬達と遊びます。
獲りっこから始まる遊びは、子犬の独占欲を高めたり、回収し運搬する事を覚えさせたり、噛む事の力加減を理解させたり
しています。
       
◇子守役の犬の行動を見ていると、子育てする立場に立つ人間の学ぶべき点が何なのか、良く判ります。
教えられなくても自然とそんな事が出来る子守役の犬を「偉い」と思う瞬間ですね~。
       
「子守役の犬」の意欲にも「限界」があります。
限界点は犬によって異なりますが、人間が上手く見切って遊ばせる時間をコントロールしたり休ませたりします。
子犬が大きくなるに連れ、良いタイミングを見計らって子育ての上手な牡と遊ばせる事も大切です。
その内には「老犬」の出番も出て来て、、、、人に飼われる犬として良い犬に教育されていく仔犬達なんですね、、、。


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
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