ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ ロビンとハリーと~火曜日・・・

2009年09月08日 | トリプルスターの日常


引き続き今日も秋晴れ、体調も回復の兆しあり、何とかなりそうです。
朝のケネルワークを済ませ、軽い朝食を食べてから昨日と同じ抗生物質を飲んで二時間ほど寝ました。
下の階で犬達の啼く声に目が覚め、汗ばんだパジャマを脱衣籠に放り込んで着替えを済ませました。
階下に降りて時計を見るともう昼前です、随分と寝込んでしまったものです、、、、。
お陰さまでだいぶ気分は良くなった気がします。喉の腫れも引いていますし、これなら一日頑張れそうです。
取りあえずPCの前に座って溜まったメールの整理をしなければ、、、。
秋から冬にかけての訪英は残念ですが取り止めにすることを決め、その旨のメールを数通送信しました。
どうも今秋は想像以上に忙しくなりそうです


      
◇子犬達を遊ばせたり、犬舎内の整理をしたり、大きな作業を済ませた後ロビンとハリーをランに解放して遊んであげました。
遊んであげると言えば聞こえがいいのですが、ベンチに座って喉を潤しながら二頭の馬鹿騒ぎをぼ~っと見ていただけなの
です、、、。
      
◇麻薬探知犬の初歩トレーニングに使われるダミーが転がっているのを見つけたハリーが、早速それを咥えてロビンを挑発します。
気のいいロビンはすぐにハリーの相手になって、いかにも本気の様にバトルじみた遊びに加わりました。
      
◇牡のバトルは遊びとは言え激しいものがあります。
特に咥えた物の獲りっこは、時に歯がぶつかり合う事も有って折れてしまう事態も当然の様に発生します。
ハリーの歯は未だ完全に保たれている様ですが、ロビンの歯は上下の犬歯一本づつが既に欠損しています。
      
◇タオルのダミーの様に柔らかな物の獲りっこはまだ良いのですが、固い木の枝などの獲りっこはそれ自体を捻ったり無理に
引っぱったりしますので、喰い込んだ歯が折れる事がよくあります。そして折れるのは大概が門歯か犬歯に限られるようです。
      
◇犬は歯が折れたぐらいでは別段痛い素振りも見せませんから見過ごす事も多いのですが、発見できれば消毒をしたりその後
の様子を観察して事態の悪化に備えるようにします。もっともそうなる事は殆どと言ってありませんが、、、、。
      
◇ロビンの場合には年齢も年齢なので、週一ぐらいの目安でイソジンを浸したカット綿を遣い、歯と歯茎をゴシゴシ擦ってあげて
います。別段科学的な根拠があるわけではないのですが、何となく様子は良い様に見えます。
ロビンの場合は、鼻を使って扉のラッチを開けたり扉自体を押し開けたりする事が多く、鼻の頭がいつも傷ついています。
そんな処へもイソジンは有効ですねぇ~。我が家では、安価な万能薬として何にでも使われています。
      
◇牡でも牝でも犬同士の遊びで注意する事は、唸ったり身体を噛んだりする様な事を行わせないと言う事でしょうか。
もっとも、そう言う傾向にある犬は犬同士の遊びには全く不向きでラブラドールとしての資質には欠けていると言えます。
      
◇資質と言うものに欠けているものなのか、単に生い立ち上で社会性が身についていない為なのかは判断に苦しみますが、要
は唸ったりする犬は遊びには不向きと言え、一般の飼い主さん達は注意する必要があります。
ドッグランなどで、例え遊びとは言え唸り声をあげる様な犬には色々な意味で近づかない事が肝心と言えますね。
      
◇犬も人も「朱に交われば・・・」の諺の様に、悪しきものにはすぐに染まり易いものですから老婆心ながら「ご注意を」なのです、、。
と言う事で、成犬になってから「唸る犬なのだ、、、」と言う事が判った場合、既に飼われている家庭犬の場合はなるべく早めに
専門家(訓練士さんやドッグトレーナー)によるある種の「矯正訓練」が必要です。
当然そんな犬は、例えどんなにプロポーションが良い犬であってもブリーディングには不向きなんですねぇ~。


◇ロビンとハリーの一寸ばかり激しいじゃれ合いは小一時間ほど続いたでしょうか?
最後は二頭で仲良くルンルンしていましたが、仲良く出来る事は何物にも代えがたいラブラドールの持つ特質でもあります。
アジア圏を除いて、この犬種のいちばん多く飼われる理由の一つでもありますね。


※「淘汰方式」の確立を怠るブリーダーが、大陸のみならず昨今の英国でも散見されます。
ある大きなドッグショーの会場で見た事があるのですが、ある犬舎の犬達だけがベンチに入らず、リンクから遠く離れた場所に
囲いをつくって置かれていました。
近くによって確認するまでもなく理由はすぐに判りました。「啼く犬」達だったのですね。
犬の国イギリスでの事だったので、「何おか言わんや」少し背筋が寒くなったものですが、、、。
早速血統を調べたり、ブリーダーの人となりを調べたのは言うまでもない事でした。


 


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
「ラブラドール」に関して、気になる事やご相談事等がありましたらお気軽にメールして下さい。
出来る限りお役にたてればと思っています。




一息つかれましたらワンクリック宜しく御願いいたしま~す。

そしてトリプルスターのカレンダーは此方ですご見学希望の方は、ご参考に願います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする