ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 雨期のリハビリ=ヤル気の有る子は休まない~火曜日・・・

2016年09月20日 | ラブラドールの病気や怪我


それにしても酷い雨模様です。

朝一番の熱いコーヒーが、コーヒーグラインダーの故障で飲むことが出来ず悶々として麦茶で我慢。

気温の低下を予想して、今朝はワンコ達にも温かなスープをかけた給餌を行いました。

※人間が朝食に温かな味噌汁を欲しがる様になるのと同時に、免疫力の向上を狙ってワンコ達の給餌にも

温かさの感じられる内容(スープ・固形物)を心掛けるようにしています。

給餌後は、ラジオを聴きながら爆睡モードになったワンコ達。暫しの間、寝かせてあげることに。。。


の中でも遊びたいよ~

リハビリの子の中で、P君だけは勇んで運動場に行きました。

この子の場合は今休むわけにいかない状況なので、コンディションを総合的に判断し雨に煙る運動場へと

 出かけることにしました。


 お願い、運動場に行こうよぉ~


運動場への行き帰りに渡る御成橋。

眼下の荒川は濁流となって水かさを増し、今にも上下流にある沈下橋を飲み込むような勢いでした。


Pくん、雨中のリハビリ・・・

傷めた膝関節などを治療(内科療法)した後のリハビリテーションの中心は、「運動療法」となります。

「運動療法」とは、その名の通り患犬の「身体を一部制限を加えて動かしてあげる作業」に重きを置いた療法です。

膝関節の障害の場合は、膝関節を支える筋肉群を鍛える目的での運動療法が行われます。

その内容は、先ず筋力アップの向上=「膝関節を支える筋肉を鍛える運動」と「膝関節の動く範囲を特定する」為の

歩き方等のルーティーンがリハビリテーションの中心となります。

運動療法の狙いの中には、膝関節を支える筋肉群を鍛え(ボリュームアップ)且つ、制限された膝の可動域を痛み

を伴わない方向にのみ広げる目的が含まれています。

またそれ以外に運動療法には、運動することで体重を落とし膝関節への負担を低減し、膝の痛みを起こさせない

様にすることも目的の一つとなっています。

※患犬に多少の痛みが残っていても、「考慮された運動療法」はタイミングを逃さずに行う必要が有ります。

身体を動かさないことで「体重コントロール」が出来なくなったり、「関節が固まってしまい動かなくなる」ことなどを

防がなくてはならないからです。

とは言え、運動療法の行い方は非常に難しい一面も持っていて、間違った方向で行うと取り返しの付かない事に

もなりかねません。

飼い主さん自身が愛犬へのリハビリを行う場合は、必ず専門家の指導を受けてから(一時指導下で)行うことが

肝要と思われます。


シッコの時のボディーバランスが良くなりました・・・

患部である膝の使い方、背線の力感とそれに伴う尾の持ち上げ方、力強さの戻って来た首の様子。

半月ほど前からある種のサプリメントを試験的に使い始めてみました。その結果は「良」と出ましたね。

一見した限りでは、健常そのものの犬の様に見えますね。。。シッコの勢いも良いですし

とは言え、無理は禁物。

運動療法は、患犬の様子を見ながら、慎重の上にも慎重を期して行うことが大事。

様子を見る⇒甘えさせたり、楽をさせると言う意味ではありません。

行う側には、人並み外れた辛抱強さと惜しみなく与えられる愛情がともに必要になります。

そしてリハビリには、常に「責任感」が伴うことを忘れるわけにはいきません。

然しきみ~ 雨の中で良く頑張るねぇ~ 

三回目、午後のリハビリともなるとゴアテックスのレインウエアーの内側は汗でビッショリ。

「運動療法」は、行う側にも明らかに減量という効果をもたらしてくれます。。。

膝関節を支える筋肉群=(総合的に鍛える必要が有ります)

大腿直筋=大腿直筋は骨盤前面と膝関節とを結ぶ筋肉で、膝を腹にひきつける働きをします。

走るときなど、後ろ足を前方に振り出す(腹側にひきつける)動作などで使われます。

臀筋群=深臀筋、中臀筋、浅臀筋をまとめて「臀筋群」といいます。

この筋群は大腿直筋とは逆に、太ももを後方に動かす(蹴りだす)働きをします。

走るときなどに必要な推進力を生み出す強力な筋肉群です。

外側広筋=外側広筋は大腿直筋と共に大腿四頭筋を形成し、膝関節を伸ばす働きをします。

人間で言う大腿部に相当し、立ち上がったり飛び上がったりするときなどに使われる強力な筋肉です。

ハムストリング=大腿二頭筋と半腱様筋、および半膜様筋とを合わせて「ハムストリング」と総称します。

この筋群は大腿四頭筋とは逆に、膝関節をくの字に曲げる働きをします。

※ハムストリングスはアクセル筋とも呼ばれ、身体を前に持っていく為に非常に重要な働きをしています。

膝関節の安定にはこの筋肉を作ることが大事な要素なのですが、非常にボリュームアップさせ難い筋肉

でもあります。

内転筋=内転筋は大腿骨の内側に付着した筋肉で、後ろ足を内側に引き寄せる働きをします。

前脛骨筋=前脛骨筋はすねと足の甲とを結ぶ筋肉で、足首をくの字に曲げる働きをします。

腓腹筋=腓腹筋は脛(脛)の骨と踵(かかと)を結ぶ筋肉で、前脛骨筋とは逆に足首を一直線に伸ばす働き

をします。そして腓腹筋と踵の骨とを結ぶ部分が「アキレス腱」です。

※リハビリ(運動療法)によって病状の改善は著しく図れます。が然し変形した関節は完全には治りません。

一度壊してしまった関節の持ち主には、生涯にわたる意図されたリハビリが必要となる事は言うまでもなく、

特に飼育における普段の心掛けが必要となります。(どうしてそうなったかについて、真摯に専門家の意見を

聞いて原因の幾つかを明らかにしておくことが、再発を防ぐ意味でも大事なことです。)


広場東側の水路

水かさが増してきています。

成長を見計らって、刈り残しの稲。

刈る時期を逸した稲は、長雨の影響で多くが倒壊しています。

※台風の通過する明日も、降雨が見込まれています。

今回の降雨による運動場の被害は比較的甚大で、来月になる迄復旧作業がかかるものと思われます。

数週間はご来舎を制限させていただくことも有りますので、ご了承ください。 

 

 今月の言葉...

 希望に満ちて旅行することは、目的地にたどり着くことより良いことである。

by スティーヴンソン(英国の小説家、詩人 / 1850~1894)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

カレンダー Triplestar Labradors Calendar 
トリプルスターの予定表です。 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

≪大震災関係参考サイト≫

被災地の復興を支える未来のリーダーを育てるために。
子どもたちが震災の悲しみを乗り越える学びの場を守るために。

 

Google 震災情報特設サイト   Yahoo 復興支援サイト 

「平成28年熊本地震災害義援金」日本赤十字社  「平成28年熊本地震義援金の募集」 熊本県

 

ご質問やご相談は此方まで ⇒lab@triplestar.jp

          

 

 

 

           
 

この記事はあなたのお役に立てましたか?

この記事が少しでもあなたのお役に立てましたら、
ブログランキングへの応援ボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする