戦略コンサルティングの本質

戦略コンサルの本質 What's Strategic Consulting?  一戦略コンサルの個人的見解・徒然日記

論点が欲しい

2008-08-01 | workstyle
他の人が作った提案書見る。


「提案のポイント」としたら、

  何を検証するのか
  
  どう検証するのか

くらいは書くべき(当然でしょう)



てんこ盛りでは、スコープが無限、
自らリスクを持つものとなる

春なのに・・・

2008-04-01 | workstyle
歌名ではない。

春なのに、アップ、ダウンが激しい今日この頃。



それはさて置き。

何気なく、「人が多いなぁ」と思っていたら、
本日は4月1日。
そう、新社会人が街にあふれている。

スーツの着こなしで、
新社会人かどうかわかると言われるが、
一番顕著なのは、
「社章」(バッチ)。
なんとまあ、「軍隊」のようですが。
「社章」って、日本特有?

新社会人は会社で言われるまま、
素直に受け取っているのか、
付けてます。

年配でも最近つけなくなったというのに。

だから目立つ。

(まあ、二日目からは見られなくなるけどね。)
(恐らく、同期の中には、初日からつけないヤツが居て、
そんなヤツから、「お前、まじめに付けてんの? カッコ悪」
なんて言われて、外すんでしょうか・・・)

いづれにせよ、
フレッシュマン。
自分のXX年前を思い出す。

でも、道端でたむろって、
人通りの邪魔になってはダメよ。

未来のドキュメンタリー

2008-02-07 | workstyle
コンサルティングって何って聞かれたら、


クライアントの「未来のドキュメンタリー」作りを
サポートする仕事。


ふと、そんな言葉が思いついた。

実現如何はおいておいて、
クライアントに対しての姿勢や
個の価値観・信念として
思い続けていたいと。

WORK-WORK BALANCE

2008-01-21 | workstyle
WORK-LIFEバランスは、よく聞くが、それとは違うもの。

私生活を充実させる(私生活へ逃げる)のではなく、
楽しい、人生を豊かにする仕事をするというもの。
副業はその一つか。

そりゃ、コンサルと言えども、リーマン、組織の一員。
おもしろい仕事ばかりではない。
ホントに、昔と比べると、
つーまらん仕事も増えた気がする。
オペレーションやIT案件も実際増えてる。
入社して来る人種も以前とは違う。

だから、WORK-WORK BALANCEという考えはアリかも。
つまらん仕事をやるために、
楽しい、ワクワクする仕事をやる。
(これは不健全だが。)


CRMとQAは紙一重

2008-01-18 | workstyle
CRMといっても顧客管理のアプリケーション名ではない。

ある人曰く、
「『パートナー』は顧客を包み込む包容力が必要」と。
つまり、そもそも顧客はやりたいことがわかってない場合も多い。
だから、何でも受けるつもりで仕事を取るべきだと。
それが、CRM(クライアントリレーション管理)だと。


ある意味正しく、ある意味間違っている。


恐らく、「『信頼』をどう勝ち取るか?」がCQ(大論点)だと思うのだが。
上記の「寛容さ」で信頼を勝ち得ることもそうかもしれないが、

この場合、「仕事は取ったが、さてどうしようか?」になりかねないし、
実際、そのために、「火を噴いたり」、
結果として顧客の「信用を損なう」ことも多々あるケース。

また、「上」は「営業成績」として、
特に「巨額」の場合、評価されるが、一番苦労するのはEMだ。
「いいトコ取りしやがって!」と心の底で思っているに違いない。

「やることがわかってないなら、提案段階で『つつく』、『仮説を明示する』」
ってのが順当のような気がする。
これでスコープや目的が明確になるし、
リスクヘッジにもつながる。
所謂QAの視点。
仮に、客には示さないとしても、キックオフ前には
社内のチームで共有しておくべき。

これができない、できていないってことは、
明らかに、
「何をクライアントに聞いてきたの?」
「で、どうするつもり?」
ってことになる。

この二つを使い分けれることが
真の「パートナー」なり「EM」だと思う。

それとも、単に個人の感覚?価値観の差なのだろうか・・・

年の瀬

2007-12-29 | workstyle
今年は例年と異なり、のんびりできた。

カレンダー通りとは言え、
ケース関係でバタバタすることもなく、順調。

ここ2、3年はいろいろあって、大変だったなぁと思いつつ、
来年への決意を固める。

健康が一番

2007-11-29 | workstyle
年一回の健診で、再検査を迫られた項目。

今日、その結果を聞きに行った。

大丈夫だろうという反面、
「ひっかかったらどうしよう」という不安がよぎる。

で、結局、問題なし。
一安心。

まあ、初回健診の際、
飲食や水の摂取を禁止されていたにもかかわらず、
ノドが痛かったため、のど飴をなめていたのがまずかったよう。


若いうちは、貫徹も辞さぬし、実際にやっていたけど、
やはり、睡眠を含め、この仕事、体が資本。

intermission

2007-11-19 | workstyle
小休止。

ケースとケースの間の閑散期
とでも言うべきであろうか。

こんなことが起こりうるのも、
この業界の特色か。
だから、頑張る気にもなる。

逆に、こんな間は、全く「やる気」が起こらない。
今週一杯そんな感じ。


それにしても
MissionとMissionの間。
(Missionは、ケースそのもの)

「上手く出来た英語だなぁ」
とつくづく、ふと思うのであった・・・

理解する力、伝える力

2007-11-02 | workstyle
戦コンに限らず必要な力。

いわゆるコミュニケーションの一環。

「理解する力」は、

 ・顧客が何を求めているか
 ・顧客は何をしてもらえるとHappyなのか
 ・プロマネがどんなシナリオ(または成果物)を求めているか

 などに直結する。


「伝える力」は、
 
 ・顧客に何を伝えたいのか
 ・この頁のメッセージ、全体のシナリオは何なのか
 ・「紙」へうまく表現できるか(文章、図、絵など)
 ・(パートナー、または、プロマネが)チームや部下に何をしてもらいたいのか

 と関係してくる。


このいずれかが欠けても、コンサルの能力や意義は発揮されない。

ランクにかかわらず、コンサルの優劣は
これらに起因すると言えるのではないだろうか。

最近、ふと思う。

「求めない」

2007-10-31 | workstyle
「求めない」
書籍名。
ベストセラーになっているというので、
近くの書店で見てみた。

あった。

白い表紙、単行本の半分くらい、正方形のサイズ。
ぱっと、中身を見る。
大きな字。一頁に数行。
エッセイのような、詩のような。

  「求めない。すると簡素な暮らしになる。」
  「求めない。すると自由になる。」


というくだり。

うーん。
これって、「逃げ」?
私生活や断絶された「世界」ではOKでしょう。
仕事には無理だよね。
「求めない」人が増えると
会社組織やチームワークは機能しない。
誰かが「尻拭い」をすることになる。


こんなことを愚痴るのは
心が荒んでいる証拠?