興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

台風と雨の合間をぬって

2016-08-23 | チラッと世相観察

昨日関東を直撃した台風9号が関東を離れ、また明日は雨になるだろうというタイミングをねらって、きょう、菜園の作業をしてきました。

先日(11日)掘った穴を埋めるためです。

上の写真が作業前の畝。

 

 

   

   これが作業後。
   わきの土を穴にもどし、中央を高く盛り上げました。

作業は一時間ほど。 大量の雨を吸った土はとても重く、しかも粘着性のある土がシャベルの表と裏にへばりつき、作業がはかどりません。

簡単に済むと思ったら、思いのほかの重労働。 今回も汗だくとなりました。

土を掘り起こしていくと、土の中に潜んでいた、小さなこげ茶色の虫があちこちで出てきて、逃げまどいます。

それはいいのですが、突然一匹の小さなカナヘビが、チョロチョロと足元を通り過ぎていきました。
長さ10センチほどの細いカナヘビ。 シッポの部分が鮮やかな緑青(みどりあお)の蛍光色です。

ビクッとして見ていると、隣りの畝まで行き、いったん動きを止めたあと、すぐにまたどこかに行ってしまいました。

爬虫類系は、わたしの最も不得手とするところ。 でも作業をやめるわきにもいきません。

菜園をやる、さらには農作業をするとは、こういうことなのですね。
虫でも小動物でも、現に生きているのです。 自然の生き物たちと共存してこそ、美味しい野菜ができるというものです。(われながら、エライなあ)

 

 

 



家に帰って、シャワーを浴びて、今回もプシュッと開けました。 ねぎらいの缶ビールを・・・。


ところで、きのうの台風9号はわたしの住む地域にも、多量の雨を降らせました。

近くを流れる川の水かさが増え、下流のほうで警戒水域を超えたところもありました。
市役所のサイトを見ると、すぐ近くのとなりの町内に 「避難準備」 が発令されていました。

わが家も他人事ではなかったはずです。もう少し雨が降り続けば、「避難準備」 だけでなく 「避難勧告」 も出されていたことでしょう。

わが家では、緊急避難用品の入ったリュックと、缶詰・乾パン・水などを少し備蓄した大きめの古い旅行カバンを置いていますが、ここ3年ほど見直しも入れ替えもしていません。
さっそく点検をし、入れ直しをしたいと思います。

菜園でとれる野菜も、いざというときには食料の助けになることでしょう。
そのためにも、少したいへんでも、わたしも作業をやらねばなりませんね。



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