興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

パックンの節約術

2019-08-05 | チラッと世相観察

先日、テレビ東京の「モーニングサテライト」という朝の番組で、タレントのパックン(Patrick Harlan氏)が、 ‘無駄遣いをなくす法’ を語っていた。

たいへんおもしろいと思ったので、ここに紹介しておきたい。

  “パックンの節約術”

 ① 出費内容を把握する
 ② 計画性をもって買い物をする
 ③ 5分待つ(衝動買いをなくすために商品の前で)
 ④ 現金を使う
 ⑤(買わないで済ますという)少しの我慢を習慣にする

わたしがとくにおもしろいと思ったのは、④の「現金を使う」である。

パックンの話は、アメリカ人の「衝動買い」や「成功を “もの” で見せたがる」性向に加え、アメリカ社会の「キャッシュレス化の広がり」を前提にしていた。

日本でも、クレジットカードとは別の、スマホで簡便に決済できる「○○Pay」といった新しいキャッシュレスシステムが、昨今テレビCMでも喧伝されているので、決して他人事ではないかもしれない。

現金に直接触れないことによって、「お金を使う」ことの ‘現実感’ が薄れたり、出費内容の把握がおろそかになったりするのは、わたしを含めた庶民にとっては問題であろうと思う。
気をつけよう。

パックンは話の最後に、こんな言葉を紹介していた。

 A penny saved is a penny earned.(1ペニーの節約は1ペニーを稼ぐこと)

*写真はムクゲの花。本記事と関係ありません。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。