気になる現実、給料日で金曜日の採用担当者

おはようございます。

田中は結構漫画も読みます。

講談社、「モーニング」は欠かさず毎週読みます。

全部きちんと読みます。

で、ＯＬ進化論という４コマ漫画があるんですが、生まれた年で、運勢が決まるわけないやん・・・・・・というネタですが、

４コマ目のオチに田中は「ああ、すごい。」と感心しました。

気になる方は、雑誌、読んでください。

今月になって、読もう、と思っている本は「夢をかなえるゾウ」「会社の品格（借してもらいました）」

さて、表題にある気になる現実。

ですが、

昨夜の帰りの電車の中でのコト。

高校生ぽい子が二組、両方とも男３人。

一組は、出入り口で地べたに座って大声で話していました。

但し、出入り口、といっても、開かないほうの扉。

ああ、ラッシュやのになあ、と思いながらもギチギチになるほどのものではないのでまあ、誰かがトイレに行った後の靴で汚された床に座って、その後椅子には座らないでくれ。程度に思ってました。以下、便所床（仮）とでもしましょう。

もう一組は椅子に座っていかにもクラブ帰り（バックを見ると柔道かなあ）の３人組、

以下、柔道部（仮）は

ＰＳＰとＤＳとケータイでピコピコ。

まあ、田中の携帯にも「信長の野望」が入ってるもんでピコピコしますんであんまり気にしませんでしたし、優先座席でもありません。

ここで、思い切り酔っ払ったオッサンが一人入ってきました。

出入り口の組：「くっさ～」と大声、気持ちはわかるが床に座ってるお前らが言うな。

で、ここから、比較と対象になる訳ですが、

豪快に酒臭をさせているフラフラのオッサンが椅子に座っている柔道部（仮）に、

「おっちゃん、ペースメーカー入ってんねん。」

うお、ペースメーカー入っててそれだけ酒呑んでええのん、と田中は心の中でツッコミ。ほんまかいな。

柔道部（仮）は真っ青になって、

「すいませんでした。」正確には体育会独特の発音「すいませんでしたー。」と全員がゲームの電源を一瞬で切り、３人ともが席を立ちオッサンに席を譲ろうとしました。

見ている田中は噴出しそうになりましたが、心温まりました。３人分の席なら寝転がれそうだったもんで。

で、事件になりそうだったのは便所床（仮）の３人のうちの一人が

「あほちゃうか。」と大声。

・・・・電車でケンカはやめてくれ・・と思いながら見ていると

柔道部（仮）は完璧に見下した態度で鼻で笑いました。

事件回避、大人だねぇ。

おお、やるねえ・・。という空気。

でも便所床（仮）の３人はもう違う話題で大声中。

ここで話しは終わるんですが、既に田中はその時、モーニングの「ジパング」に没頭中で目が離せないアホそうなリーマン全開でした。

が、

田中が乗り換えの時、便所床（仮）も乗り換え、ドア前で

強引に割り込まれ、思い切りぶつかられました。

思い切りにらまれる・・・オドレがぶつかってきたやんけ、と思いながら、おお、困った、ネクタイ外しててよかった、何かあれば防御に徹しましょうとか考えながら。

ハタと便所床１号（仮）のズボン（流行の太ももくらいまで下がっているモノ）を見て、

こりゃあ、ケンカできんやろう・・。

柔道部（仮）と同じ応対、見下してみました。

田中は採用担当者でありながら人相はあまり良いとは言えません。

結果的にケンカにならずにどっかへ消えていきました。

ほっと、すると同時に、ほぼ同じ年代の高校生の行動の違いに採用担当者として考えさせられたのは事実です。

柔道部（仮）は多少不器用でも、人間的に採用したい。

教育すれば高確率で非常に良い人材になりうる。

しかし、便所床（仮）は採用したくないし、

教育しても無駄かもしれない、教えて育てる価値がないのか？

でも、手段を選ばずに稼げる（人の痛みなんて知ったことじゃない、と宣言できてしまう）のはこういったタイプなのだろうか？

よく解かりません。

しかし、就職活動上、内定を多数取るのは柔道部（仮）のような人達なのだろう。

そして、大手の企業が、なりふり構わず採用するのが前者である事実に少し不安も覚えました、と同時に、

格差、という言葉をよく聞きますが、

教育格差、いや、この場合は人間格差、そして、これって、差別に近いそれなのかもしれない、と少し、格差、という言葉の「便利さ」にぞっとしました。

自分の子供になって欲しいのは柔道部（仮）タイプだと思いますが、便所床（仮）みたいなのに騙されない様に教育しなくてはいけません、大変な世の中になったもんだ・・。

さて、今日は給料日、そして金曜日。

もう、これは脳天気にならざるをえません！

仕事頑張って早く帰ろう！っと。

田中でした。

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