資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

5年後の日経平均レンジは31000~53000円 (平均42000円)

2024-08-17 13:24:45 | 投資日記
2029年の日経平均は31,000~53,000円。可もなく不可もなくで42,000円。
と、推定できる。

2024年の初期条件が売上経常利益率8.2%、売上成長3.5%、PER15.52倍。
後は楽観悲観で要因それぞれのレンジを推定。

上場企業加重平均で

売上成長率は年率3.5%。
売上経常利益率は7.2%~9%。
PERは12.5倍~16.5倍。

で、出てくるのがそういう数字。3万から5万の間で真ん中、4万ちょっと。
シンプルな数理計算で20年分のバックグラウンドから取った堅い数値。

過去20年間だとリーマンショックにコロナショックに東日本大震災といったイベント込。
日本円も1ドル70円台から160円台までジェットコースター込。好況不況全部込々のレンジ幅。なので今更円高云々いってもね。
この数値の前には織り込み済み。ただ、リーマン級来たらさすがにただじゃすまない。それと強烈なインフレバブルとかも。

まぁ、リーマン級の強烈なイベントがない限りはほぼ日経平均、そのまんま。5年間成長ナッシング。
でもま、これは普通なんだよね。普通。
毎日何パーセントも株価上下させてるほどダイナミックな話じゃない。


なんかこの推定値みてしまったら、毎日株価チェックとか、意味ないのが良く分かるな。
悪習だわな。悪習。悔い改めよう…(できるかな?)。


因みに毎年配当入るので日経平均が下限値の31000円言っても配当でギリ損失回避できそうね。

日本の株式市場の基礎値

2024-08-17 12:41:44 | 投資日記
まず、EPSとPER。株価変動は短中期的にはPER(EPSの値付け)、中長期的にはEPS次第って感じかな。

- PER
- 14.5倍基準で±2倍ってところ。13倍以下が割安。16倍以上は割高みたいな感じ。
- EPS不変として、PER16倍から12倍に値付け落ちると、25%程度の下落。普通にあり得る。これだけで5年平均リターン5%程度増える。たぶんそういう時に投資すべき。
- 下手すると3年-7年くらい、下落相場がない。だからこそ保存のきくEPS成長する銘柄を仕込んで次の波まで食いつなぐのがいいんだろうな。
  参照:https://nikkeiyosoku.com/nikkeiper/

- EPS
- かなりブレブレかと思ったが言うほどぶれてない。
- こっちが本命



で、EPS情報ないから簡易的に生成。EPSというか、上場企業の経常利益を合算。2024年の下に書いた数値は年率換算。
んーぶれあんまりないのね。コロナほぼ影響ナッシング。逆にリーマン凄すぎ。

2000-2024年の20年間で上場企業の半分くらい入れ代わりしてる、古い情報は抜けててない割に新しい情報は入ってるので、売上成長については少し下に見ておいた方がいい。ただ、どうせでかい会社は残ってるのでまぁ小数点を少し下方にして、3.6%じゃなくて3.3%とかそのくらいにすれば十分対応できるかな。いずれにせよ売上成長は3%台。

経常は売上以上に増えている。年率6%ちょっと。これは売上経常利益率が増えたことによる。が、シクリカルなのであてにはできない。一つ言えるのは、凡そ売上経常利益率の上限は8%程度。長期的には10%とか15%とかあるかもだけど、それは10年-30年とかそういうスパンで変化するものかな。なので売上経常率上限に近い今は利益率由来のEPS上昇は期待しな方がよさげ。売上成長の3.5%程度ってところかな。EPSは。後は不況来たら多少減るし好況来たら多少増えるかなって感じか。いずれにせよベースは3.5%。これに還元系で2%(ほぼ配当、自社株買いは0.1%とかそこらへん)突っ込んで5.5%がインデックスのベース利回り。最後の仕上げにEPSにPE倍率で味付けして完成って感じか。

自己資本比率が異様に低いのは金融セクターがそのまんま突っ込まれてるから。セクタ分けてやれば精度上がる。たぶん25-35%位じゃね。自己資本比率。

結論。株価の値上がりのベースになるEPS成長は3.5%程度。いってみれば日経平均だったら年間で1000円上がるかどうかってのが実際のところ。
そういう感覚値を持ったうえで相場を見ておきたいねって感じか。

高ROA企業と雑草は同じ

2024-08-17 11:05:27 | 投資日記
■日経平均とか指標をお勉強
結局切り口はEPSとPERなんだけどね。で、データがなかなかちゃんとそろわない…。特にEPS。どうするかと思ったが、全銘柄分のデータもってたのでこれから合成すれば作れるんじゃね?と思って取り組みを開始し始めたところ。日経平均とか東証とか、見方を変えれば「株式会社日本HD」なわけだからね。そりゃ見れるだろって。割高割安とかね。

■高ROA企業と雑草は同じ
ROE・ROAはエンジンそのもの。で、ROAは生命力ともいえる。高ROA企業。あんなもん、ミント並みの生命力。そりゃそうだよね。他が死滅するほどの悪環境来ても持ち前の余裕率でカバー。他が大赤字でもギリ黒字とかで耐えるし。他が死滅した後に拡大再生産決め込めばそりゃいけるわって。冬に他の雑草死んだところにミント来週みたいな春先にはミント畑だよ。自分は庭で芝生やってるんだけど、芝生に対するハマスゲ、スギナみたいなもの。抜いても抜いても湧いてくる。高ROAってのはそういうやつ。耐久性高い上に拡大能力も高い雑草。なので乗るなら高ROAだよなって感じ。ポテンシャルが凄いから。まぁテクノロジー系はルールひっくり返されがちなので怖くてできないけど。

■さようならSHIFT
値段が上がっていってしまったのでもう購入に乗る事はないでしょう。8000円以下でギリ購入するかどうかって話なので。また逢う日まで。でもあれば伸びるよねぇー。TAMもまだまだ残ってるし。なんだろうな、不動産でいえばオープンハウス、ITでいえば大塚商会・光通信みたいな匂いがプンプンする。ゾスゾス!

■界王拳噛ましてるROAがROE
ショボいROAに界王拳10倍近く噛まして戦闘力高めてる企業がたまにある。日本ホスピスとか。界王拳6倍くらいキメテル感じ。カラダ持たねぇだろって。大した上位互換性なく、ニッチだからどこで飽和するかも未知数(一応数値出せるけど余裕があるようには見えない)、しかも箱物で撤退コスト極高。自己資本比率もレッドゾーン突入。死亡フラグしか見えない。



■高エネルギー体
逆にROE糞ショボいのに高出力で売上成長してたりする企業もある。なんだこれ?質量保存の法則無視してるの?って思ってみてみると大体、自己資本比率ジリジリ下げてる系。借入起こして買収って感じか。あんまり細かく見てないけど。なのでROEがすべてではなくて他にも成長方法は色々あるよねって感じ。で、高エネルギー体、具体的には高エネルギー体のデブ、自己資本80%とかの会社がジリジリそれやってると、良いねぇって思う訳。安定感あるんだよね。売上成長なんてのはオーガニック以外は凡そ買収なのでこのあたりはカチッと数値が嵌るんだるんだよね。現金モリモリの状態で、サーレバレッジかけてアパート買うぞ!みたいな。アパート経営の棟数増殖させていくみたいな感じで。ま、そういう時に社長の質が問われるんだけどね。下手糞M&Aする人とかね。自分の身銭切ってたらこんな糞高で買わないだろっていうね。最近だとSGとか?レースで例えると、とにかく投資で大事なことは企業のポジショニング(車の質)と売買のタイミング(スタート地点で下駄履けてるか)、そして最後は社長(運転手)の質。F1で車体が良くても、先行スタートできても、運転手がポンコツじゃ勝てるものも勝てないでしょ。

■社長はハブ。
社長の主な役割は資本をどの経路に割り振るのかっていうハブ。馬鹿ハブだととんでもないことになるので投資するときにちゃんと気を付けるべき。ハブなんて言っても、通信ハブにように複雑なことはしない。主な割り振り先は6経路しかない。すなわち、本業再投資、MA、借入返済、内部留保、自社株買い、配当還元。長期的に見て株主のリターンをどうしたら最適化できるのかを考えれば出てくる。こんなものは将棋ゲームでLv1CPUに勝つよりも簡単な事。でもできない。なぜかは知らない。世間のシガラミとか、メンツとか、夢とか自己顕示欲とか。株主?知らねぇし的な態度とか。在任期間中にでかいことやりたいとか、たぶん知能以外の別のネガティブ要因が優勢なんでしょう。


随分前に作った再投資シミュレーションのサンプル画像。こんな感じ。これだと経路5個しかないけどね。入れ忘れてた。
大まかにこんな感じ。結局経営者が何してるのかが重要。またその背後のロジックを知ることも重要。
・借入金なければ返済不要
・還元する気があれば内部留保はしない。
・本業ROE高めで再投資できるならする。
・リターンで劣後するM&Aでいくのは本業成長が限界だから。
・M&Aは中身による。経営センスによる。概ね企業の評価が低PERならM&Aより還元一択。
・ただ経営者は拡大妄想に取りつかれているのでそれは選択されない。問題はM&Aの中身。

まぁとにかくどういう素地があって、どういうタイミングでどういう経路に金を流すかでリターンは全然変わってくる。
素地がいい銘柄を素晴らしいタイミングで買って社長も同じく素晴らしい采配をしてくれれば、そりゃリターンは出るし、そうでなきゃ微妙なリターンしか生まれない。