資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

色々やってること

2024-08-12 11:07:43 | 投資日記
■情報の再利用性を高める
マクロ組んでエバノに各銘柄のノートとリンクを自動生成させ、そのリンクをエクセルでリスト化して銘柄データ見てるときにワンクリックでエバノのメモが開くようにしていた。で、これはこれで効率的なんだけど、もっと攻めるとエクセル内にメモ全部突っ込んでついでに推定リターンとかも履歴として残していくといいんじゃないか、という事で情報はエクセル内に滞留、参照できるように仕組みを作り直した。情報の再利用性ってのは、言ってみれば過去の自分はその対象銘柄にどんな印象を抱きどんな数字的条件を当て込んでどんな推定をしていたのか。というのを時系列に表示できるようにした。これが結構便利。ある意味、推定ってのは自分との闘い、その時々の感情やモノの見方、市況によって推定緩めたり強めたりしてしまうので、それを抑制するために過去の自分を参照させるという狙いがある。これ結構大きい。自戒だね。厳格且つ保守的なルールで回せば推定条件がぶれる事はないんだけど、どうしても微調整が必要な部分があり、そこで甘さが出たりする。すると推定値で2-3%平気でずれる。これをけん制するために、過去の自分の推定値を常に参照させる。今の自分と過去の自分による相互監視、みたいな。

■欲しいリターンについて
結局どの程度のリターンが欲しいのか。という事なんだけど、逆にどの程度を狙ったらいいのか。とも言い換えられる。今回の暴落で印象的だったのは、推定リターンが5年定期で年率+4%程度一気に引き上がった事。あれ、たった株価2割下落で出現したんだよね。さすがに推定リターン20%越えはほぼなかった。でも、それでも15%越えウジャウジャ。なんかあれを見てると、推定リターン15%程度で買うのは本当にいいのか…?と思えてきてしまう。もちろんベースのEPSが変化すればその限りではないんだけど言うてもねぇっていう感じ。今の水準が普通なのだとしたら、割安水準ってのは推定値で20%が普通に幾つか出てくる感じなのか、と思うと、んー。本当にここで買うべきなのか?そう考えると、やめておこうとなる。最低でも購入時で17%程度の推定リターンは欲しいなと。なので、今後の購入は17%を基準とする。後は現金でいいやという感じ。たまに突発案件でいいの出てくるし。毎月株価はシャッフルされてて美味しいのも出てくるし。それ拾えばいいかなと。気持ち的には1年に一度の買い物か?というのを基準にするといいのかなと思う。これ買ったら次の1年間、何も買えなくなるけどいいの?と自問自答し、それでもいいとなったら買う、みたいな。5年推定なので5年定期預金みたいなもの。で、持つ銘柄は精々5-7銘柄程度。となると年1で入れ替える頻度で構わない。年1(もしくは5年間で出てくる最良案件TOP5)で出てくるような高推定リターンの銘柄だけで組めばいい。みたいな。なんか小学生の頃を思い出すな。この7800円でA列車4でいこうを買うかどうか…。みたいな。猿のようにやってたなぁあれ。夜中に路線組んで区画造成して、夜中は放置して朝になったら街ができてるみたいな。

■推定リターンの期間を5年から10年への変更を検討
実際は折衷案で、5年推定の条件から10年推定も一緒に導いて併記する形で検討。10年なんて長期はどうなるかなんてまじでわからない。現実味をもって推定できるのが精々5年。ただ、ちゃんと上位互換をもって全国制覇を狙う企業の成長ってのは凡そ四半世紀続く息の長いものなのでそういうのも加味して投資しないとダメだよな。という事で導入。でも、ほとんどの成長企業、すぐ失速するんだよね。事実として。TAM食い尽くしてSOMに行って、安易に下手なM&Aなんかして汚い雪だるま(売上増えるけどEPS増えない&ROE低下)作り始めるの。まぁ汚くても雪だるま。絶対値のEPSは多少は増えることもある…けどね。なので長期推定やる時は十分に成長余地があるか、M&Aがうまいのか(投資効率見て投資してるのか)、M&Aが成功しやすい素地(割安市場なのか、例えば不動産系とか、買収したら負の暖簾発生するような奴がたくさんあるのか)があるのかとか。色々懸念出して除外して、残ったやつだけ投資するようにした方がいいかなと。

■ROEベース
5年後10年後のEPS推定に使うベースは何か?なんだけど、今までは売上成長率と経常利益率を使っていた。で、経常利益率は過去水準を見る、売上成長率も過去水準を見つつ、同一機関のROE×内部留保率と照らし合わせて、数値に整合性がある場合のみ売上成長率の推定をしていた(というか、ほぼこれで売上推定はできるし、これ以外の精度の高い方法はない。ROE×内部留保率よりも売上成長が低い場合はため込んでて自己資本比率が増えるし、逆にそれ以上の成長をしてる場合は自己資本比率が削られる、もしくは増資されてる、これまじでカチッてる)。という事でそもそも今の推定もROEベースなんだけど、先述のTAMのところはまぁいいとして、問題はその後のM&A、多角化のところ。売上成長率と経常率の推定だとこの部分でうまく推定値がはめ込めない。逆にROEベースだとうまくいく、というか、シームレスに突っ込めるんだよね。このあたりでROEx%に切り替え、みたいな感じで作れるので。なのでROEベースもちゃんと入れようと思ってる今日この頃。バフェットがこれ(ROE)とBPSとPERだったかやってたっけね。たぶんこの方がシンプルで使いやすいんだろうなと思う。