手持ちの財務データが5年分しかない。よって長期的な利益趨勢を分析出来ない。が、5年分はとにかくある。この範囲で利益の傾向を分析してみようと思う。
以前アップロードした通り、単期ROEだけでは今後の収益性を占うには無理がある。確かにROEが高ければ、その後の利益率も平均して、“若干”高くなる。しかし凄まじいブレも存在する。同じ基準ROEでも、ある企業はとても高い利益を出し、ある企業は低い利益を出す。とにかく分散が広範にわたってしまう。
そこで、補強要素として、数年間の利益平均から今後を見通せないかと考えた。基準を3年間の利益水準とし、また指標の分母を資本ではなく資産にしてみた(ROE⇒ROA)。これは変動比率が資産の方が通常低い為だ。また、そのブレを計測し、結果を2分位に分けて、安定型と非安定型に分けた。ブレの計測指標に関してはシャープレシオっぽく、“平均ROA/ROAの標準偏差”とし、分水嶺は200%とした。それから次の2年間の利益がどう動いたかをグラフにしてみた。
かなり良い感じに計測出来ていると思う。単年ROEに比べればはるかにマシか。ただやっぱりたかが過去5年間での出来事なので、何も考えずに長期投資に当てはめるのは危ないかもしれない。
そもそも、ここでアウトプットしたデータって5年後の数値ではなく、2年後の数値だし…精度が高くて当たり前か…でも残差をさらに2乗すれば、次の2年後にも対応したデータがまが得られなくもないのではないか…?もっと長い期間のデータを分析してみない事には何とも言えないが…。
以前アップロードした通り、単期ROEだけでは今後の収益性を占うには無理がある。確かにROEが高ければ、その後の利益率も平均して、“若干”高くなる。しかし凄まじいブレも存在する。同じ基準ROEでも、ある企業はとても高い利益を出し、ある企業は低い利益を出す。とにかく分散が広範にわたってしまう。
そこで、補強要素として、数年間の利益平均から今後を見通せないかと考えた。基準を3年間の利益水準とし、また指標の分母を資本ではなく資産にしてみた(ROE⇒ROA)。これは変動比率が資産の方が通常低い為だ。また、そのブレを計測し、結果を2分位に分けて、安定型と非安定型に分けた。ブレの計測指標に関してはシャープレシオっぽく、“平均ROA/ROAの標準偏差”とし、分水嶺は200%とした。それから次の2年間の利益がどう動いたかをグラフにしてみた。
かなり良い感じに計測出来ていると思う。単年ROEに比べればはるかにマシか。ただやっぱりたかが過去5年間での出来事なので、何も考えずに長期投資に当てはめるのは危ないかもしれない。
そもそも、ここでアウトプットしたデータって5年後の数値ではなく、2年後の数値だし…精度が高くて当たり前か…でも残差をさらに2乗すれば、次の2年後にも対応したデータがまが得られなくもないのではないか…?もっと長い期間のデータを分析してみない事には何とも言えないが…。