ふと思い出したのだが、バフェットのコカコーラへの投資は本当に成功だったのだろうか。
彼がコーラを買ったのはゴンズエタが社長に就任した頃だから、確か1988年頃。当時PER25倍程度だったと記憶している。それが15年余りで7倍程度となった。購入時PERで4倍程度になった。
バフェット(マンガーだったか?)は「割高株も長期的には割安になる。」と言っていたが、この水準は本当に割安なのだろうか…?
米国のインフレ率は、この期間、3%から5%程度だったと思う。そう考えると、累積インフレ率は50%から100%程度。単純にこれを割引くと、コカコーラの実質的な時価総額の増加分は3.5倍から4.5倍。15年で約4倍程度。複利で考えると年率10%程度。
後、これにインカムゲインを付け加えて考える。ROEによりけりだが、まぁ今の水準程度と考えてROE30%程度といておこう。15年で7倍程度まで本業が成長したと考えると(PBR一定を想定)、本業拡大用の資金はROEの約3割程度、残りの7割を還元したと考えて、1/PER=1/25=4%の70%は2.8%。
合計で大体12.8%程度がこの投資のリターンだったと言う事か。うーん、低くない?っておもっちゃうのは私だけでしょうか。。彼のポートフォリオの平均リターンって確かインフレ調整後でも20%近くあったと思うんだけどなぁ。。
でもま、良い投資だった事には変わりないか。
彼がコーラを買ったのはゴンズエタが社長に就任した頃だから、確か1988年頃。当時PER25倍程度だったと記憶している。それが15年余りで7倍程度となった。購入時PERで4倍程度になった。
バフェット(マンガーだったか?)は「割高株も長期的には割安になる。」と言っていたが、この水準は本当に割安なのだろうか…?
米国のインフレ率は、この期間、3%から5%程度だったと思う。そう考えると、累積インフレ率は50%から100%程度。単純にこれを割引くと、コカコーラの実質的な時価総額の増加分は3.5倍から4.5倍。15年で約4倍程度。複利で考えると年率10%程度。
後、これにインカムゲインを付け加えて考える。ROEによりけりだが、まぁ今の水準程度と考えてROE30%程度といておこう。15年で7倍程度まで本業が成長したと考えると(PBR一定を想定)、本業拡大用の資金はROEの約3割程度、残りの7割を還元したと考えて、1/PER=1/25=4%の70%は2.8%。
合計で大体12.8%程度がこの投資のリターンだったと言う事か。うーん、低くない?っておもっちゃうのは私だけでしょうか。。彼のポートフォリオの平均リターンって確かインフレ調整後でも20%近くあったと思うんだけどなぁ。。
でもま、良い投資だった事には変わりないか。