45年ぶりのブラックコーヒー/由布院「亀の井別荘・喫茶天井桟敷」にて【空想の森から<179>】
最近、耳の中で音楽が鳴り響く状態が続いている。 そのきっかけとなったのは、ヤマメを追って渓谷を遡行している時だった。三筋に分かれた谷の出会いの地点が小さな滝になっており、その...
門外不出の神面を拝観①/16年ぶりに奉納された湯之像<ゆのかた>神楽にて【神楽を伝える村へ/宮崎神楽紀行2024-10】
「尾八重神楽」は、米良山系・旧東米良の山中に伝承されてきた。 米良山系は古くは秘境・米良の荘と呼ばれ、外界と孤絶した村々を抱く深い山脈であった。南北朝時代末期、北朝...
「仮面」はうそをつかない/門外不出の神面を拝観②―16年ぶりに奉納された湯之像<ゆのかた>神楽にて―【神楽を伝える村へ/宮崎神楽紀行2024-11】
*前回の続き。 ☆ 「湯之像神楽の祖・壱岐宇多守」の神面については、当夜、写真撮影も許されて比較的良く撮れた写真が一枚だけ手元にあるが、それをここに公開することは差し...
草原を吹き渡る風の色/「クララ」で染めるワークショップ≪ご案内≫[空想の森の草木染め<108>]
夏の草原を吹き渡る風の色/「クララ」で染めるワークショップ 日程:7月15日(月曜・祭日)...
「白い花の咲くころ」伊藤冬留<エッセイ>と高見乾司<絵画>のコラボ【友愛の森空想ギャラリーにて<風と森のアート´24-7>】
[白い花の咲くころ] 伊藤冬留 往年の歌手岡本敦郎(おかもとあつお・北海道小樽市出身)の死去を1月8日(2012年)の夕刊が報じていた。戦後間もない頃、彼の歌う抒情的歌謡...
風の野を越えてゆく【空想の森から<180>】
本日、高千穂・阿蘇・日田を経由して由布院空想の森美術館へ。日田では「小鹿田焼ミュージアム渓声館ギャラリー」での展示替え。昨夜から生暖かい風が吹いて、今朝は雨。強い雨風の中を出発。 ...
「空想の森アートコレクティブ展《第一期》」の最終地点/由布院空想の森美術館&芸術新社:漂泊にて①[空想の森アートコレクティブ展<VOL:4>]
今年(2024年)の3月から始まった「空想の森アートコレクティブ展」が第一会場「友愛の森空想ギャラリー(宮崎県西都市)」、第二会場「欅邸(宮崎県日向市東郷)」、第三会場「小鹿田...
漂泊するアート「空想の森アートコレクティブ展《第一期》」の最終地点/由布院空想の森美術館&芸術新社:漂泊にて②[空想の森アートコレクティブ展<VOL:4>]
五ケ月をかけて、各地を巡ってきた「空想の森アートコレクティブ展」が、第一期の終着地点となる「藝術新社:漂泊」へと帰ってきた。この建物は、津軽(青森県)の古い林檎蔵を移築したもの...
夏が来た【森へ行く道<139>】
梅雨が明けた。 からりと晴れ渡り、遠い山の峰に真っ白な雲が浮かぶ南国の夏がきた。 照りつける日差しは熱いけれど、木陰に入れば涼しく感じる風が吹いている。 麦わら帽子をかぶ...
「読む展示」/「白い花の咲くころ」伊藤冬留<エッセイ>と高見乾司<絵画>のコラボ【友愛の森空想ギャラリーにて<風と森のアート´24-8>】*画像を入れ替えて再掲。
[白い花の咲くころ] 伊藤冬留 往年の歌手岡本敦郎(おかもとあつお・北海道小樽市出身)の死去を1月8日(2012年)の夕刊が報じていた。戦後間もない頃、彼...