枇杷のころ(3)/現代医療の最前線[本に会う旅<番外>]
昨日、「古本小説集」埴原一亟(2017:夏葉社)から、「枇杷のころ」という小品を転載したが、...
真夏の草原を吹き渡る風の色/「クララ」で鶯色と黄色を染める[空想の森の草木染め<90>]
この季節、由布院や久住、阿蘇などの高原地帯に「クララ」の花が咲きます。クララは丈の高...
苧麻を採集し、糸を採り、麻布を織るワークショップ①[自然布を織る〈21-1]]
山野に自生する苧麻〈チョマ〉を採集し、繊維を採り、糸を績み、麻布を織るワークショップです。 一昨年の春から昨年の初春へかけて、諸塚村・桂神社で開催される神楽「大祭」のために、...
風の記憶:湯布院・日出生台/高見剛写真展+映画[空想の森から<130]
ゆふいん駅アートホールで開催中の高見剛写真展「風の記憶・湯布院-日出生台1996~2021」の取材を受けました。6月7日は大分合同新聞が大きく取り上げてくれました。毎日新聞も同日紙...
風の記憶:湯布院・日出生台/高見剛写真展+映画[空想の森から<131]
3月5日のインフォメーションです。私は本日、由布院にいます。下記展覧会は新聞各社の取材の他、多くの方が訪れてくれています。私(高見乾司)は10日12日のお昼頃まで空想の森美術館で展...
美術館も生き物である/空想の森美術館の展示替え[空想の森から<132]
大がかりな引っ越しがあったので、由布院空想の森美術館の私(高見乾司)のアトリエとなって...
雨にけぶる草原を走り抜け、クララの群生地に出会った[空想の森の草木染め<91]
6月12日―由布院を出発する頃には、雨が降り出していたが、九重の山脈は雲の中だった。その分厚い雲が途切れると、霧が巻き上がり、霧は雲と同化して山麓から山腹へと立ち上り、時折、明...
[古仮面を修復する〈1〉]翁面①黒い翁
古い仮面の修復に取り組んでいる。ボロボロになったもの、後世...
古代の女性シャーマンの素顔が浮かび出た/女面①[古仮面を修復する〈2〉]
縦16,5センチ、横幅14,5センチの小ぶりの女面である。この面は、当初、茶色っぽい肌色で、のっぺりとした表情の少ない仮面であった。それゆえ、神楽の場面で使われた...
驚くべき場面が現出した/女面②山姥[古仮面を修復する〈3〉]
仮面の修復を開始して、不思議な現象に出会う機会が増えたが、この一例は、...