
秋色の沢辺で過ごした一日/今季最後のヤマメ釣り①【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<23-11>】
釣り宿のベランダで詩集を開く。 ほしがれいをやくにおいがする ふるさとのさびしいひるめし時だ 板屋根に 石をのせた家々 ...

超名人・渓声君の二匹、釣歴2年・カワトモ君の二匹/今季最後のヤマメ釣り②【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<23-12>】
渓谷沿いの道を辿りながら、車を停めて草花を観賞する。 露草(ツユクサ)の群落も、赤い点々で草むらを彩る現の証拠(ゲンノショウコ)も、田んぼの脇の溝蕎麦(ミゾソバ)も愛らしい。...

現代アートの「花」が開いた/現代アートの現場から④【AFAアートフェア・アジア・フクオカ2023<9>】
【AFAFアートフェア・アジア・フクオカ2023】の会場に展示と内覧会と本展を合わせて五日間、通った。 福岡の町も多くの人が集まるアートの企画展に参加するのも久しぶりだったの...

洲之内さんが見ている――表層と深層/現代アートの現場から⑤【AFAFアートフェア・アジア・フクオカ2023<10>】
【AFAFアートフェア・アジア・フクオカ2023】の会期中の三日間、広い会場を松葉杖をついて廻った。 多くの客でにぎわい、現代アートの花に彩られた高原のお花畑のような空...

「神楽を伝える村へ」東京・浅草/アートスペース繭での展示 ご案内【神楽を伝える村へ/高見乾司:MIYAZAKI神楽画帖展<34>】
【AFAFアートフェア・アジア・フクオカ2023】への参加が終わり、ほっと一息。 次は東京・...

「神楽を伝える村へ」東京・浅草/アートスペース繭へ【神楽を伝える村へ/高見乾司:MIYAZAKI神楽画帖展<35>】
「神楽画帖」とは冊子状の折り畳み式スケッチブック。 これを昔の人は「画帖」と呼び、旅...

焚き火の季節が巡ってきた【森へ行く道<122>】
朝夕がめっきり冷え込むようになってきた。 前庭に据えてあるドラム缶に枯れ枝や落葉を投げ入れて、焚き火をする。 煙が森へと流れて行く。 焚き木は、11月5日に予定...

秋色深まる山脈を越えてゆく――本日、南阿蘇→由布院→高千穂へ、出発 【空想の森から<166>】
本日(13日)、南阿蘇「ギャラリー聚遠館」へ行き、午後1時頃~3時頃までいます。 そのあと、九州横断道路・牧ノ戸峠を越えて由布院へ。 秋の阿蘇高原、...

神棲む森へ/アートスペース繭【神楽を伝える村へ/高見乾司:MIYAZAKI神楽画帖展<36>】出品作紹介①
・「神楽を伝える村へ」出展作。65㌢×45㌢ 水墨・インク・染料など 【神棲む森へ】 神楽が舞い続けられている 村の背後に 深...

大麻の繊維で織ったストールなど/アートスペース繭【神楽を伝える村へ/高見乾司:MIYAZAKI神楽画帖展<37>】・出品作紹介②
大麻(タイマ)は、昔は日常的に使われていた植物である。現在のように麻薬の原料として厳し...