
台風去って一仕事【森へ行く道<148>】
台風10号が去った。 まだ東海地方沖に停滞し、大雨被害も出ているらしいが、当...

仙人にはなれない【森へ行く道<149>】
夏はヤマメを追って源流の谷に分け入り、冬は夜神楽の里に通い、一晩中、神楽の絵を描き続けることにより、「釣り仙人」「神楽仙人」などと呼ばれることがあるが...

【秘境の村で草木染め(3) /椎葉の渓谷で「茜染め」*ご案内】
宮崎県椎葉村の栂尾地区の渓谷沿いの集落周辺で「茜草」の根を掘り、染めるワークショップです。 沢沿いの岸辺にかまどを築き、焚き火をして染めます。 前回の「山茶染め」に続く第二回企...

国立能楽堂で「中之又神楽」【宮崎神楽紀行<´24-1>】
私が30年以上、通い続けている神秘の山地神楽です。 鹿狩りの神様「鹿倉様」が出る「鹿倉舞」が伝わっています。 この20年ほどで二度の消滅の危機(村の過疎化)がありました...

残暑の一日、若者たちと草刈りの仕上げをする【森へ行く道<150>】
台風が去り、朝晩は涼しくなったが、日中は真夏と変わらぬ残暑が南国の森を白化させている。 カワトモ君とケイタ君が来てくれて草刈りをする。 この森に通い始めて3年になるカ...

屋根の上のノラ【森へ行く道<151>】
近隣の町や村を大きな台風とともに竜巻が通りすぎて行った夜のことだった。 ごうごうと鳴...

黒猫ヤーヤは何処へ【森へ行く道<152>】
片づけをしていたら2012年に開催された「黒猫ヤーヤの一日」 と題した企画展の資料が出てきたので、ここに再録しておこう。 絵と文 -ポンポン船[黒猫ヤーヤの一日に...

「片目黒」は三代祟るげな/「猫族」との和解の物語【森へ行く道<153>】
・「Chat」 リトグラフ/水元博子 前々回の記事の中の「ふらりと家を出た猫は根子嶽に参る」という私が育った大分県日田市の山奥の...

【秘境の村で草木染め(3) /椎葉の渓谷で「茜染め」】
宮崎県椎葉村の栂尾地区の渓谷沿いの集落周辺で「茜草」の根を掘り、染めるワークショップで...

白猫「ましろ」の居場所【森へ行く道<154>】
草むらの中を、白い光が走るように移動するものがあった。 それが白猫だとわかるまでには、夏から秋、そして冬へと移り変わる季節の変化と同じぐらいの時間を要した。 葉を落とした草...