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beatitude

好きなことだらけさ…

『日フィル サンデーコンサート』

2009年03月01日 | クラシック

「日本フィルハーモニー交響楽団 第183回サンデーコンサート」に行って来ました。





グリンガ:歌劇《ルスランとリュドミラ》より 「序曲」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
エルガー:威風堂々 第1番 ニ長調
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》より 「間奏曲」
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》より 「間奏曲」
チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》

アンコール グリーグ:過ぎにし春


指揮/藤岡 幸夫  ピアノ/外山 啓介





チラシは「イイ男」たちが魅せる、美しくも儚いロマンティックなひととき。
なんともこっ恥ずかしいイケメン売り・・・
(そのせいかどうか分かりませんが、カップルが多かったような気が・・・)
ピアノが外山君だからしょうがないのかもね。

それにしても外山君、ラフマニノフ弾くにはちょっと弱いかなぁ。
鍵盤に手が乗った瞬間、細
まあスリムなボディのイケメン売り青年の
手だけがグローブのようなわけないですが、指細いーー
案の定、ラフマニノフの重厚感が出ないーー
日フィルに負けてますがな。

とは言え、各方面から注目される期待の星だそうだから
これからも弾き込んで何年かしたら、また聞きたいかも。
おっさんになった時が勝負じゃ!

7月にピアノ・リサイタルをサントリーホールでやるみたいですが
プログラムがショパンです。その方が合っているかも。
(あ、ラフマニノフも弾くんだ。)


チャイコのロメオとジュリエット聴きたさで取ったチケットです。
去年の11月に観たシュツットガルト・バレエ団の
「オネーギン」の記憶もまだ脳裏に新しく、
エフゲニ・スヴェトラーノフ指揮のCDを日々聴きまくっていました。
J.クランコ振付のバレエ「オネーギン」はオペラと違って使用曲が
チャイコフスキーなんですよねぇ。

今回の日フィルは弦楽器は素晴らしかった。流れる音が美しく
引き込まれるようだったのですが、金管楽器があらら~でした。
出だしが揃わないし、不安定。木管の方は頑張ってましたが・・・
ラッパ隊が上手くないと、全体の印象がいま一つになってしまいます。
(ロシア国立交響楽団のCD聴き過ぎたかなぁ)

アンコールでやったグリーグの曲が弦楽器のみだったので
最後は美しく終わりました。