ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

快晴の体育の日

2010-10-11 11:27:00 | 時事・雑感
今日は3連休の最後の「体育の日」で、快晴の秋日和だ。
昔の「体育の日」は「東京オリンピック」の開会式の10月10日と決まっていたが、
近頃は変動相場制ならぬ、ハッピーマンデー制度の導入で、
10月第2月曜日が「体育の日」の祝日になる。

東京オリンピックの開会式といえば秋晴れの国立競技場で、
原爆投下時に広島で生まれ育った酒井義則君が聖火ランナーに選ばれ、
青空に栄えた聖火台で高々と点火した姿を思い出す。

開会式に選ばれた10月10日は、
気象観測記録から一番晴天になる確立が高い日に決められたようだ。
開会式の前日は台風が接近し関係者はヤキモキさせたが、
当日は絶好のオリンピック日和の秋晴れとなった。

当時田舎者の私は京都・山科で、
朝夜2食付きの家族同然の下宿生活をしており、
自転車で15分かけ学校に通っていた。

その為か下宿人は家主の居間の掘り炬燵を囲んで談笑するのが常だったが、
特にオリンピックは白黒のテレビを囲んで家族と熱中して見たものだ。
なかでも「女子バレー」の東洋の魔女といわれた日本とソ連との息詰まる熱戦は、
今も忘れる事はできない。

そんな久しぶりの秋晴れの今日、所用で山間の親類へドライブしたが、
ここ四国の紅葉前線は未だ早いようだった。
しかし気温22度前後のカラッとした空気は快適そのもので、
今年の猛暑日が22回もあり、観測史上最高に熱い夏を忘れさせた。