くろねこの散歩道

日々のつれづれを…違った視点で、のんびり書いていきます。

社会福祉協議会 「カネころがし」で大損

2008-09-27 16:08:56 | 福祉
こんにちは、くろねこです。
ちょいと気になるニュースを・・・
皆さんの地域でも、社会福祉法人が、こっそり「賭博」をやっていないかチェックする必要があるようです。

埼玉・東松山市社協、1億円分のリーマン社債保有
9月27日3時6分配信 読売新聞

 埼玉県東松山市の市社会福祉協議会(会長・坂本祐之輔市長)が、経営破綻(はたん)した米証券大手リーマン・ブラザーズ発行の社債1億円分を保有していることがわかった。

 担保などの裏付けがなく、すべて焦げ付く可能性がある。

 東松山市社協によると、資産運用のため2007年11月、リーマン・ブラザーズ・ホールディングス・インクの第4回円貨社債(サムライ債)1億円分を購入した。今年度予算は特別会計なども含め約15億円で、市が交付した地域福祉基金(3億6900万円)を購入費に充てた。

 07年3月の厚生労働省通知で、社会福祉法人が資産運用で、元本保証の有無にかかわらず金融商品を購入できるようになった。国内大手証券から「国債と同じ格付けで安心な上、利率も高い」と勧められ、国債とともに購入し、償還日の12月19日に約140万円の利払いを受ける見込みだった。

 東松山市社協の資産運用規定は「元本の償還及び利子の支払いが確実な債券」に限っている。吉田隆夫事務局長は「市民に申し訳ない。情報収集に努め、対応していきたい」と話しており、10月1日の臨時理事会で対応を協議する。

 坂本市長は「破綻するとは夢にも思わなかった。理事会とも協議して、今後の対応を考えたい」としている。

最終更新:9月27日3時6分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080927-00000008-yom-soci

引用終了

 正直「社会福祉法人」が、「カネころがし」を出来るとは、思ってもいませんでした。勉強不足でした。
 なるほど、社会福祉協議会は「カネころがし」出来るほどゼニ余っているんだ~~~ 

と冗談はともかく!
 福祉ボケ連中には「しょせん税金だから」の意識があると思うな。

普通さ~投資する前にリスクも調べるでしょ。
もしこれが自分のカネならば。。。絶対にしつこく調べて決めるはず。

単に「格付け」が高いから大丈夫と思っていたのでは?
格付け・ランキングなどは参考程度であり、それを鵜呑みにするのは危険です。
そもそも「どんな基準」なのか分からず、順番やランク付けだけが一人歩き。

 基準さえ操作すれば順位は動かせる。

「カネころがし」するカネは、万が一紙くずになっても問題ないカネでするべきもの。

 しかしこの程度の損失ならば、市職員の冬のボーナスを少しカットするだけで大丈夫でしょう。市役所の正規職員が800人いれば、1人平均13万円カット程度ですみます。1人平均年間700万くらいもらっていると仮定すれば、大丈夫でしょう。

 社会福祉法人や福祉のNPOは、経営実態や会計を公開すべきです。税金を投入しているからです。やましい事していなければ公開できるはずです。

 別に自分は、社会福祉法人が「カネころがし」をしても構わないと思います。
その事実を公開した上で、利用者や納税者やスタッフが納得していればokだと思います。
 
 スタッフに給料を払わない理由を「国の制度」のせいにして、「自分の懐へ」こんな連中も多いですからね。架空社員とか、いたりして・・・
 カネの流れを公開すれば、本当に苦しいのか?自立支援法や障害者をダシに使って騒いでいるだけなのか?すぐに分かるはずです。


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3 コメント

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Unknown (ひすい)
2008-09-28 11:36:16
社会福祉協議会、金に関してはちょっとおかしいですよね。断りにくい町内会を使って強制的に「会費」を集めたり(班長になると、集金までさせられる)、同じく町内会を通して強制的に集めた共同募金の大部分を自分自身に「配分」したり。しかも、わざわざ行政を窓口にして町内会に集金を強要している・・・。

こうした人の弱みにつけこんで金を集めるようなことやってるから、証券会社に嵌め込まれるんですよ、ってのは言い過ぎか(^^;
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Unknown (わくわく44)
2008-09-28 18:19:06
運用に関して言えば、リーマンが倒産したので全損したわけですが、「株」と「社債」の違いは、確かに社債は、償還前に売却しなければ、「元本の償還及び利子の支払いが確実な債券」ですから、嘘をついたわけではないのは確かです。

また、年金も同じですが、「給付するときに、物価に影響されずに生活レベルを維持する」ときは、積立期間よりも給付期間の方が、経済成長した分だけの物価が上がりますから、その差額を捻出するとき、当然「給付の原資を増やす」ことが必要ですから、一般会計からの補助金で全額賄えないというのであれば、「運用」も考えないといけない要素にはなります。

ただし、「財務内容の開示」と同時に「外部監査を入れる」とともに、「資産運用の内容を、運用先の名称と金額を含めて公開する」ことを義務付けるのは当然だと思います。
そして肝心なのは、「運用する上限額の監視」ですね。いくら元本保証の債券といえども、デフォルトすれば全損なのですから、上限額を設定することは必要です。これらをしないのであれば、それこそ「運用は禁止」ぐらいにしないといけませんし、「物価スライド分の補助金」が必要でしょう。

決め方が安易で中途半端だとこうなる、という事例だと思いますね。
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Unknown (くろねこ)
2008-09-30 23:41:37
>ひすいさん、はじめまして。

 「社会福祉協議会」自体が、「機能不全状態」なのでしょうね。赤い羽も自治会を通した戸別募金が無ければ絵に描いた餅ですし。。。

 社会福祉協議会をどうすべきか?
議論すべき時期に来ていると思います。

>わくわくさん
補足ありがとうございます。
助かります。
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