くろねこの散歩道

日々のつれづれを…違った視点で、のんびり書いていきます。

自治体「再生型破たん法制」

2006-09-16 07:34:58 | 政治・経済
おはようございます。くろねこです。

 みなさん、北海道夕張市が破綻したのは記憶に新しいと思います。
 ウチの地元も他人事ではございません。本当にヤバイです。
 破綻寸前なんですが・・・

 しかし市長取り巻き連中たちは、この期に及んでも、まだ市から搾り取ることばかり考えています。少子化のこの時期に、大学誘致などおかしな事業は辞めて・・・
 職員の給料を、さっさと地元中小企業並みに落として、議員減らして・・・70人以上もいるマンモス議会。市営の赤字病院さっさと潰して・・・(代わりの病院はある)。死人病院とか陰口叩かれています。地元じゃ評判がすごく悪い。

夢から目を覚まして欲しい物です。


財政難自治体に対する「再生型破たん法制」大枠固まる

 総務省の「新しい地方財政再生制度研究会」(座長・宮脇淳北大教授)は15日の会合で、財政難に陥った地方自治体に対する「再生型破たん法制」の大枠を固めた。
 〈1〉財政状況が悪化して財政指標が一定値に達した場合、早期是正を促す〈2〉指標がさらに悪化し一定基準以上になれば、国の関与の下で再生手続きに入る――という2段階で構成し、第2の再生段階では、財政上の再建促進措置を講じることなどを柱とする。再建促進策としては、国が強力な関与を行うという前提で、赤字地方債の発行を認めることなどを検討対象とする考えだ。25日にまとめる中間整理に盛り込む。
 ただ、破たん法制では、再生段階で債務免除などの債務調整を行うかどうかが最大の焦点となるが、これについては、秋にまとめる予定の報告書まで結論を先送りする方針だ。

読売新聞社:2006年09月16日03時09分


破綻したら、国の直轄地です。
住民サービスが一気に削られます。
公共料金の値上げ。福祉の大幅カット。当然ですよね。


 自分が伝えたい事は、福祉の人は行政に一方的要求することばかりを考えないで、地域の財政力を把握してそれに見合った方法を考える。そんな発想になって欲しいです。

 自治体が潰れたら本当に大変な事になります。
 良いものまで、全てなくなってしまいます。
 余力のあるところはサービスできますが、余力のないところはそれどころではありません。

 最後は国が何とかしてくれるの意識は・・・理解できません。

 「地域福祉」と言いながら、何かあると「国が悪い!」は矛盾していると思いませんか?

予算が少ない中でも優先順位がありますが・・・どうして福祉は低いのか?
簡単ですよ。票に結びつかないからです。
表面上は福祉がカットになると一時的に大騒ぎになりますが・・・それでおしまい。投票行動にはそんなに反映しません。

選挙に行かないからです。あるいは全く当選見込みのない人に入れている。
福祉関係者の投票行動分析してみると面白いかもしれませんね。

 公共事業が批判されますが、土建屋が一生懸命なのは生活かかっているからです。自治体が非現実的な福祉の首長になってしまったら、仕事がなくなります。だから選挙に行くんです。
 福祉にお金つぎ込んでも、地域全体に恩恵がなければ・・・いつまでたっても相手にされないと思います。表面上は「いいことしていますね~」でおしまいです。



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