モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

【179 冊目】ビジョナリーカンパニー③ 衰退の五段階


kurogenkokuです。
179 冊目は・・・。



ビジョナリーカンパニー③ 衰退の五段階
ジェームズ・C・コリンズ 著  日経BP社 

ここのところ、幾度となく日経ビジネスで特集が組まれている有名本です。
日経BP社から出版されているので当たり前か(ぼそ

そんなことはさておいて一言で評するならば「ネ申本」でしょう。
サンプルが少ないので、すべて著者の言うとおりというわけには行かないのかもしれないですが、読んでいてしっくりと入り込んでくるものはあります。


ちなみに衰退の五段階とは。

第一段階:成功から生まれる傲慢
第二段階:規律なき拡大路線
第三段階:リスクと問題の否認
第四段階:一発逆転策の追求
第五段階:屈服と凡庸な企業への転落か消滅



この衰退の五段階って企業だけではなく、人間にも通じるところがあると感じたのは自分だけでしょうか?

ついつい何かうまく言っていると、それが自分の実力と勘違いし傲慢になる。
そして大判振る舞いを行う。
あれ何かおかしいぞと感じ始めても、それを自分のせいだと認めようとしない。
狂ってしまった歯車を元に戻そうと、一発逆転の大勝負に出る。
平凡以下の生活に陥るか、この世から去ってしまう・・・。

広くおススメしたい本です。


【目次】
第一章 静かに忍び寄る危機
 危機の瀬戸際にあって気づかない
第二章 衰退の五段階
 調査の過程
 調査結果ーー五段階の枠組み
 脱出への道はあるのか
第三章 第一段階 成功から生まれる傲慢
 傲慢な無視
 何となぜの混同
第四章 第ニ段階 規律なき拡大路線
 自己満足ではなく、拡張しずぎ
 成長への固執
 パッカード゙の法則の無視
 問題のある権力継承
第五章 第三段階 リスクと問題の否認
 方針の誤りを示す事実が積み重なるなかで大きな賭けに出る
 喫水線下のリスクをおかす
 否認の文化
第六章 第四段階 一発逆転策の追及
 特効薬を探す
 パニックと必死の行動
第七章 第五段階 屈服と凡庸な企業への転落か消滅
 戦いをあきらめる
 選択肢が尽きる
 否認なのか希望なのか
第八章 充分な根拠のある希望
付録


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