kurogenkokuです。
1387冊目は・・・。
■文庫本
時に海を見よ
渡辺憲司 著 双葉社
すでに何度も読んだ名著ですが、子供の卒業式を終え、あらためて読み直してみました。
著者は元・立教新座高校の校長先生です。東日本震災直後、卒業式を中止せざるを得ない状況になり、ホームページを通じて卒業生にメッセージを贈ります。そのメッセージはいまも残っていました。
【卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。(校長メッセージ)】
http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/
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大学に行くとは、「海を見る自由」を得るためなのではないか。
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これだけ読むだけでも、考えさせられることが多いのではないかと思います。子供はもちろん子供を贈りだす親にも読んでいただきたいと思います。
春休みの宿題に追われているチビクロにも、もちろん宿題が終わったら読ませてみたいです。
【目次】
三月のメッセージ
これからの日本を生きる君へ
いま贈る言葉
孤独を見つめよ
言葉を信じよ
夢を抱け
紳士たれ
優しさをもて
大学へ進む者へ
リセットの特権
自由の意味
友情について
無私と連携について
迷いながら進め
命
自然との共存
弱者への視点
明日ではなく未来を語れ
いま君にできること
いちばん大切なもの
遅刻を叱れない教師として