大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

世界景気天気図

2014年05月21日 | 経済
本日開催された県労福協第1回理事会のあいさつで、「世界景気天気図」について触れました。
最近の国内外の出来事を見るにつけ不安感が増してくるからです。

経済破たんが発生すると、その国の政治破たんが起き、政治破たんは内乱を引き起こし、そして戦争へと続きます。
それは過去の歴史が証明しています。
世界の混乱から日本だけ逃れる術はありませんが、被害を最小限に抑える努力は心がけねばなりません。

私たちは毎日天気予報をみて生活しています。
雨降りの予報が出れば外出時には傘を持ち、嵐の日には外出を避けたりもします。
「世界景気天気図」とは、(公)日本経済研究センターが毎月1回発表している世界の景気インデックスです。

過去14年間の平均伸び率などと比較して、各月ごとに各国の景気状況を天気図として表しています。
直近(5月13日)の天気図によると、世界全体では11ヶ月連続して「雨」です。
なかでもBRICs諸国の天気は荒れ具合で、ブラジルは「曇り」から「雨」へ、ロシアと中国は「雨」から「嵐」に悪化しています。

日本だけが「晴れ」ですが、消費増税前の駆け込み需要と異次元の金融緩和が原因です。
さて私たちの自衛措置とはなんでしょうか?
「雨」や「嵐」に備えて私たちが準備するものはなんでしょうか?
助け合い・支え合いの「連帯と協同」の仕組みづくり、社会づくりだと私は固く信じています。
そのひとつが先日立ち上げた「フードバンクふじのくに」であり、これから地域で推進していく様々なネットワークづくりだと考えます。
みなさんはどうお考えでしょうか?