ピットロードがオープンになりコースに入る。
普通に走り始めたが、「そうだ、全開でいいんだ!」とアクセルを一生懸命に踏みこんだ。
前を同じようなペースのアルファロメオがいたのでついて走る。
かなり接近してしまうので、なんだかカートの走行の雰囲気になってくる。
次第に借り物の車でしかも初のサーキット全開走行という状況認識が頭から吹っ飛んでいく・・
S字をリズミカルに縁石から縁石にラインを描いていくのが楽しい。
でも鈴鹿のコースってすごく高低差があるということが走ってみると分かります。
特に逆バンクからデグナーに向かうところで次のコーナーが見えなくて、「あれ!?どっちに曲がっているんだっけ?」って考えてしまってアクセルが緩んでしまう。
しかもブレーキングが早すぎて失速状態でコーナーに到達してしまう・・
安全運転になってしまって立ち上がりでいっぱいまでアウト側に膨らんでいけない・・
1コーナーもストレートがずっと下っていってるので怖くてブレーキングが安全になってしまってこれまた1~2コーナーがヘロヘロ。
若干自分なりに良かったところはS字のリズミカルさとヘアピンへのヒールアンドトーのブレーキング。
シケインもいいエンジン回転を保てた。
130Rもよく分からんし、シケインもどこから曲がってんの?って感じなのでいいタイムなんか出るはずないね(笑)
3周めくらいにアルファロメオの前に出ることができ、クリアラップでコースにもやや慣れてきた。
ド素人ながら「う~し、ちょっと頑張るべし!」といままでにない気合で途中までいい感じで走っていたのに白旗が出て、「白旗ってなんだっけ」・・なーんてサーキットを走る資格ないね。
すぐ次は黄色旗、そしてオイル旗まで出たので、ペースを落としてピットインしました。
残念、あの周を丸々走れてたら一番いいタイムだったはず。
タイヤの限界はまだまだ先にありますね。
計測タイムは3分6秒ということでした。
ラバーソウルの社長さんが言うにGTRの壁はまずは3分ということです。
後10周練習してたら・・コースに慣れれば3分は切れたな・・ふふふっ・・
(たられば)・・で好きな事を言います。
3周しかできませんでしたが、ひとつ言い切れる事。
それはレーシングカートの走行と基本はまったく一緒ということです。
視線のもっていき方とラインの考え方なんかまさしくカートの応用。
それに体力的には比較にならないくらいカートの方がシンドイですね。
けれど、兎に角、超楽しかったのは事実。
走行会にはまる気持ちがよく分かりました。
車を貸してくれたKさんに非常に感謝してますし、今になって「よくぞ車を壊さずにすんだ」って胸をなぜおろしています。
次はもう自分の車で参加するしかないね。
3分の壁を撃破したいと思います。