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クニ舛田のパシフィックコーストライフ

古希を過ぎた海好きオジさんのいきいき生活!
人生を楽しむコツが絵日記を中心に!

巨大魚「クエ」の稚魚がいっぱい釣れた。この港の中でな!

2013-12-16 19:41:08 | Weblog

昔の話だ。

50年以上も前のこと

近所の港が全て石積みの堤防であり、護岸だった。

松の木やウバメガシが港の

周囲を覆っていた。木にも登って遊んだり

魚の観察をしたり

 

おじいちゃんに作ってもらった釣具と

谷川ですくってきた「谷エビ」で

釣りをすると、ちょくちょく

こんな「クエ」の子供が釣れることがあった。

子供といっても20cm以上、まだら模様と

大きな口にびびってしもたが

焼いても煮ても美味しかった。

とてつもなく大きくなる魚だと教えられた。

 

それから何年か経って

 

世の中、景気も良くなって、

鋼鉄製の橋ができ、コンクリートばかりの港になった。

あの木々も切り取られて、僕の背丈もある灰色の堤防で覆われて

しまった。

確かに快適で安全、波浪にも高波にも耐えれる港には

なったけど、

あの魚やカニやエビやウナギたちが棲家になっていた

石積みの港が

なんやら懐かしいのである。

 

 

 

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4 コメント

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Unknown (160)
2013-12-17 14:10:40
世界に数ある国の中で、海岸線の長さって日本は6位なんですよ。しかし外国人から言わせると日本に来てどこの川も海岸も護岸されているのが驚きらしいです。
クニさんの言う通り潮の流れが変わったりし、生来系も随分変わってしまってます。
今後の開発はクエの稚魚がいつまでも生息できるような、災害から人々を守り、なおかつ自然と融合する環境アセスメントが最重視されて欲しいですね。
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Unknown (クニ舛田)
2013-12-17 16:19:18
160さん
おっしゃるとおりですが
これが難しいところです。
結局は人間主体になっていきます。
でも、そのおかげで人類は
大進化、大発展を遂げていますよ。
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Unknown (神戸)
2019-10-09 14:06:05
初めまして神戸と言います、この港から出る渡船屋さんに通い出して15年になります、私の住む神戸市に比べると今でも自然豊かな素晴らしい所ですが昔はもっと良い所だったんですね☺️ふと目に止まりコメントさせていただきました、良い話しをありがとうございました。
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Unknown (クニ舛田)
2019-10-10 14:20:20
神戸さん、コメントありがとうございます。
確かに自然はまだまだ残っていますが
コンクリートの力で様変わりしてきました。
釣りはそんな環境でも、どんな場所であろうと
いろんな魚がいっぱい釣れますね。
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