クニ舛田のパシフィックコーストライフ

古希を過ぎた海好きオジさんのいきいき生活!
人生を楽しむコツが絵日記を中心に!

家族の釣り納会というのもあった!

2010-12-30 18:39:22 | Weblog
昔々、僕が若いしだったとき

農家であってもサラリーマンだった父も息子の僕も

相当の釣り好きだった。

明治生まれの僕のおじいちゃんがごっつい釣り好きだったから、一家は

おじいちゃんの影響が大だった。

そのおじいちゃんが亡くなっても、釣りはずっと続けていた。

年末、大掃除を終えて、父、僕、弟、そして親戚のおじさんらが

近くの磯へ釣りに行くのが恒例になっていた。

昔のことやから、エサは琵琶湖産のエビ、道具だって貧しいもの

一度、季節はずれの大波に、遠い町からやってきたおじさんが

さらわれそうになったことがあった。

ブルブル寒さと恐怖に震えるおじさんを尻目に

釣りを続けたことを覚えている。

「チヌ」「グレ」「ゴンタ」「たかのは」など

何かが釣れて、我々家族の笑顔を満たしてくれた。

そんな納会も何年も続いたけど

ある年から一家の釣り納会は、なんやかやの忙しさで

行われなくなってしまった。


父もおじさんも弟の一人も数年前に他界した。

この時期になればその「磯釣り」を思い出すことがある。

人生はなんという早さで過ぎていくのであろう。

コメント (4)
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