来年の干支は卯（ウサギ）、野ウサギの話をしよう。

来年はうさぎの年、どんな年になるんだろうかね！

平和なのはもちろん、元気を取り戻すような、明るい希望が

国民みんなに伝わるような年になればなあ。



「うさぎ」・・・皆さんは

あの可愛いウサギ、イメージはちょこちょこ動き回るアレやけど

僕の「ウサギ感」は夜、ヘッドライトの灯りに飛び込んでくる

「野ウサギ」なんです。

頭小っちゃくて、耳長くて、足長くて、ごっつい神経質なあいつです。

実は昔「野ウサギ」を飼ったことがありまして、「飼いウサギ」と

一緒にゲージの中で飼育したことがあるのです。

その野ウサギ、捕まえたのは春の菜の花畑でした。

追い掛け回して、捕らえたのはソフトボール大のちびっ子野ウサギ

飼育ゲージに入れてもなかなか食事を取りません。

食事はここらへんにある草、昔から飼いウサギにやっていた

やつやけんど、子供やからお腹空いたら簡単に食べだすと

思ったのに・・・さすがに野生、ＤＮＡが違いますわ

そこで、飼いウサギを買って同居させたのであります。

が、そんな性格の差は歴然、飼いウサギは馴れ馴れしく

いきなり食事を取ろうとするけど、アイツは臆病、暗いとこで

じっと丸くまってるし、人間が恐くてしょうがないのが見え見えなんです。

そんでも腹がへったらこらえられなくなって食べ出しました。

それからは食べ出したんですけど、人間の姿を見たら

やっぱり警戒感がすごいのです。耳を立てて、集中しますね。

最後はエサを食べに手元まで寄ってきて、僕の指までかじる・・

そんな関係までなったのですが、相方、つまり「飼いウサギ」とは

仲良しの関係まではいかなんだようです。

オスとメス、結局どっちがオスでどっちがメスかもわからなかったし

オスオス同士だったかもメスメス同士だったかも今となっては

知る由もありません。

野良犬に襲われ二兎とも死んでしまいましたが

僕はあの「野ウサギ」を忘れることが出来ません。